第2話


何も考えられなくなって


どうしていいかも分からなくなった




旦那は元々淡白であまり多くを語ってくれない



夜どれだけ遅く帰っても食事を準備しも


感謝の言葉はおろか


「いただきます」すら出てこない



こんな生活に私は嫌気が差してしまった。



私が何かしたらなんでそんなに冷たいの?




気がついたら私は寂しさのあまり誰かに縋りたくて


マッチングアプリを始めてしまっていた



それは8月の下旬のことだった

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名前のない恋 @maru_dot

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