少女SAM中隊のお茶会~メートル波に紅茶の香りを乗せて~

わんわんグルメ

少女SAM中隊の人物紹介~72中隊第3小隊の仲間達~

◇エレーナ

「自分を憎む者は愛せるが、自分が憎む者を愛してやることはできんな」

【階級:中尉】

 この物語の主人公。輝くような銀髪と深紅の瞳が特徴的な小隊長。

 若い女性ながら将校に相応しい貫禄を持ち、士官学校時代は女王ツァリーツァと陰で呼ばれていた。部下には峻厳たる態度で接する彼女だが、実はとても仲間思い。


◇レイラ

「ふふ、いい顔になったわね」

【階級 少尉】

 常日頃からエレーナに寄り添う、空色の髪と丸い眉が特徴的な火器管制官。

 おっとりとした性格と『あらあら』という台詞が場の緊張感をほぐしてくれる小隊の"お姉さん"役。常日頃から優しいが、怒った際の剣呑さにも定評がある。


◇アンジェラ

「酒が飲める居場所があればそれだけで十分だ」

【階級 准尉】

 180cmを超える長身長と、ボサボサの燃えるような赤い短髪が目立つ測距管制官。

 男勝りな口調の上、大雑把な性格で酒豪と手のつけようのない問題児。妹分のキーラやニーナと仲が良く、ソフィアにもプロレス技を仕掛けて絡む事が多い。


◇キーラ

「一生姉貴についていくッス!」

【階級 准尉】

 オレンジ色の短髪にロシア人らしい緑系の瞳を持つ小柄な方位管制官。

 やんちゃでイタズラ好きな為、士官学校ではエレーナによく叱られていた。

 アンジェラを慕っており、髪を赤く染めたりと真似事をしている。


◇ニーナ

「......皆優しい仲間......とても大切......」

【階級 准尉】

 真っ直ぐな黒髪と大きな胸を持つ仰角管制官。

 奥ゆかしく物静かな雰囲気と、礪茶とのちゃ色の瞳を泳がせながら喋る挙動不審ぶりとのギャップが酷く不思議な子。

 世間知らずの箱入り娘で、感性が常人と少々ズレているが心根は優しい。


◇ソフィア

「ヴァー! あたしを子ども扱いするな!」

【階級 准尉】

 訛り交じりで舌っ足らずな喋り方が特徴的な早期警戒レーダー管制官。

 低身長で華奢ながら、健康的な褐色の肌と黒髪のポニーテールがトレードマーク。

 興奮したと思えば落ち込んだりと精神的に繊細。執拗に絡んでくるアンジェラとは、互いに良いストレス発散になっている模様。


◇エミリヤ

「隊長! 今日の下着は黒ですの!」

【階級 准尉】

 砕けたお嬢様言葉でとんでもない事を口走る戦況図書記官。

 上品な金髪を優雅に靡かせ、通行く人々を振り返らせる程の美貌を持つ。

 隊長に対して好意を抱いているが邪険に扱われる毎日を送っている。だがそれすらも本人にとっては"ご褒美"らしい。

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