私はこういうものでして、、、

@bootleg

初めてのものが苦手です。

 今日は入学式の翌日、通常の登校日の一日目です。苦手です。

 入学式は、お父さんやお母さんが学校に来ていたりして、先生も、周りの生徒も普段とは違う形になって、どことなく緊張感のような、とにかくいつもとは違う感じがするのでまだ大丈夫なのです。

 しかし、その翌日になると、突然通常の「日常」がスタートです。電光石火の勢いでグループが構成されてゆきます。同じ学校だった人、同じ部活、スポーツを経験してきた人、昼休みまで待つことなく、投降したタイミングでそんなやり取りがスタートしているのです。

 私の立ち回りとしましては、まず重要なのが登校するタイミングです。早く行き過ぎると、少人数の教室で、恐ろしく共通点の内クラスメイトと話さなくてはいけないのです。グループが成立する以前の天まで届く壁が設置されてしまいます。

 反対に遅くても、これもダメです。私が教室の扉を開けたときにはすでにほとんどが何かしらのグループに分類されており、私の居場所はありません。このタイミングで飛び込むことが許されるのは、三角形のてっぺんにいるような、歴戦の勇者、あるいは生まれ持っての天賦の才能の持ち主だけなのであります。とにかく、このタイミングはだめです。

 早すぎても、遅すぎてもダメ、かといって中途半端な時間に行ってもパッとしない。

 私の登校初日は、このように大波乱なわけです。もちろん、私のなかだけの話ですが。

 初めての登校、苦手です。

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