編集済
国王の人となりが少し見えて嬉しいです。
悪の側にも部下がいて、その部下は恐怖で支配されているのではなく、自分の意志で魔王に従っている。
この悪の中にも、悪なりの道理があるところに強く惹かれてしまいます。
こう言った悪だけじゃ割り切れない感情をもたらしてくれるキャラクターに、私は肩入れしたくなってしまいます。
益々本編でシャイルたちと絡むのが、楽しみになりましたっ(・v・)
作者からの返信
国王陛下、怖いだけの人ではないようです。完全な悪や正義というものは現実だろうと異世界だろうとあり得ない、と思っているので、魔族でなくても国王を慕う子がいるのだというのも、押し出していけたらなぁと^ ^
実際、シャイルとユーリスは対極的な立場でもあるんですよね。
国王はわかりやすく優しい言動をする人物ではないのですが、自分を治療してくれたその端々に気遣いや優しさを感じたのでしょう。
彼と革命軍との関わりは第二章から出てくる予定ですので、ぜひ気長にお待ちくださいー!
うっすらどこかで名前を見たような? と思って探してきましたが、去年さかなさんがイラストを描かれていたんですね? ユーリス。
この世界って異種族婚でも混血は産まれないんですか。この部位はこっちの種族でこの部位はあっちの種族という感じではなく、中も外も完全にどちらかの種族が顕性になる感じということですね。
この救われ方は忠臣になる以外は無いと言いますか、いや忠臣とはまた少し違うんでしょうね。諫めることはきっと無くて、この日から彼にとってカミルが世界の理になったのだなと思いますので。
作者からの返信
どっぐすさん覚えててくださったんですね、すごいー! 嬉しいです^ ^
そそ、ヒストリアのリメイク構想始めた昨年夏頃に、さかなんが勢いで描いてくれたんですよね。ので、第二章で登場予定だったのですが、お題に引っ張られてつい書いてしまいました。
エレナーゼ世界は六種族の場合には混血がなく、父母どちらかに準じることになります。いにしえの竜と人間は、混血になるんですけどね。
種族が混じり合わないための、創世竜(ハル)の取り決めのようです。
ですですね、光であり理であり。カミルは優しい言葉も慰めも口にしてはいないんですが、酷い扱いしか受けてこなかったユー君には、気遣ってくれていることや、本当に食べないつもりだというのも、わかったんでしょう。
そのうち慣れて、ゼレスくらいには色々言えるようになるかもですね^ ^
うへへへ、好きですこれ。
そうですよね、彼らの一般的思考の上で異質だからと疎まれて。そして酷い扱いを受けて。
どうして違うものは蔑んで良いなんて考え方があるのでしょうね。
もしかしたら魔王さま、生贄を出した村は全て滅ぼしたのでは…なんて。
幾ら恐ろしい方でも、彼の痛みを救ったのは魔王。紛うことなき救世主ですよね…
作者からの返信
スキマさん好きですか良かったー!
差別の根底って無知だと思うんですけど、集団心理って誰かを排斥することで結束が強くなったりもして。結局、無力な者や善良な優しい者が犠牲されてしまうんですよね。
魔王様は、村を滅ぼす理由もいろいろ……ルエル村のように理不尽な勢いの場合もありますし、ユー君のケースに似た場合もあり。
世間的には恐ろしい魔王で、冷酷無慈悲と思われてますが、彼を慕う者たちにもそれぞれの確固たる理由があるのでした^ ^
ほほぅ……カミル様は人を食べていても、この時はまだ狂ってなかった、のかしら?狂うという基準も曖昧ですが、彼にとっては同胞よりもカミル様のほうがよっぽど救世主に見えたんでしょうね。そりゃぁ、自分を疎み殺そうとしたのは他でもなく同胞だったから……。
救われる、という基準は、その人によって異なるのだなぁとしみじみ思いました。カミル様魔王だけど、彼の居場所は唯一そこだけだもの。
彼、たぶんうちのディランと気が合うと思う(๑´艸`๑)
作者からの返信
カミルはこの時点で間違いなく狂気に蝕まれてはいるんですけど、元々魔法抵抗値が高いので思考は比較的正常に働いているんですよね。(時間軸的には第一章ラストの知らせと一緒)
契約も忘れて村を潰すほどブチ切れたのには、彼自身の過去が関係しております。その辺も、本編でいずれ……。
ユー君にとっては、もうここ以外の居場所は考えられないのですよね。同胞は誰一人として優しくしてはくれなかったので(ノ_<)
そそ、ディランと気が合うかもしれません。ユー君のほうが、両親に愛されてた自覚あるだけマシでしょうけど!(ディランまじ可哀想ね)
うわーーーーーーん、尊いぃぃぃぃぃぃ!!!
ユーくんの一人称だーー!!
本編では冷たい印象のカミル様側の意外な一面がわかるシーンですね☆
もうもう、ユーくん不憫可愛い!
複雑すぎる彼の背景を一人称で丁寧に書いてもらえて嬉しいですぅ!
ありがとう、はとりん(^^*
ユーくんはカミル様のそばにとどまる限りは両親のお墓を守っていけそうですよね。
理不尽な目に遭って、瀕死な状態になって。
そんな彼に手を差し伸べたのは革命軍のヴェルクさんでも同胞たちでもなく、カミル様だったのが、なんか運命を感じます……(><)
色んな意味で業が深い……。
これだけの恩があるなら、彼は鱗族でありながら、ノーザン側、カミル様のそばにいることを選んでいくんだろうなぁ。
また、巡回しに来ます……(*´ `)
作者からの返信
迷った末に、ユー一人称で書くことにしました!
細かなところとか迷いがあるので、第二章書き出し時には若干の変更があるかもしれません^ ^
カミルは最後まで優しい言葉や慰めは口にしていないんですが、傷跡も残さず治療したこととか、王衣の代わりに白衣を着ているところとかから、丁寧な治療をしてくれたことがわかって、食べないという言葉をすんなり信じられたのだろうなぁと。
ご両親のお墓も守ってくれるでしょうし、気にかけてくれるだろうと思います。
恐らく、革命軍の面々が先に出逢っていればまた、違う運命もあったのでしょうけどね。彼を迎え入れたのは結果的にはノーザン国側でした。
熱のこもったレビューもありがとうございました!
カミル様が食べてる世界線の話ですね!シェルクの彼、私ははじめましてですかね?🙄
歴史に記されている事柄から見れば彼がしたことは悪なのかもしれませんが、「俺」から見ればカミル様はまさにヒーローだったでしょうね…
見る立場によってヒーローにもヴィランにもなる。正に私だけのヒーロー、でしたね!😊
作者からの返信
ヒストリア本編第二章の前日譚で、たぶんフライングで読んでる最新話(夜桜)のラストに出てきた事件の裏話でした。
シェルクのユーリスは文章だと初登場なのですが、さかなんがよくイラスト上げてたのでビジュアルの見覚えがあるかもしれません^ ^
歴史の記録って勝者と生き延びた者が記してゆくので、真実が容易くうもれてしまうのですよね。魔族は確かに種族としては加害者で、カミルの行為も残酷極まりないのですが、そこに理由がなかったわけではない、のでした。
助けてくれた人って、特別な存在になりますよね^ ^