第319話 世界システム混乱からの脱出
ダイラ: 「クワヤマダくん、大変だ!世界中でシステムエラーが起きてるってニュースで言ってたよ。インターネットも、銀行システムも、交通機関も全部ダウンしてるみたいだ!」
クワヤマダくん: 「本当かよ、ダイラ?そんなことが起きたら、大混乱になるに決まってるじゃないか。まず、どうやって日常生活を送ればいいんだ?」
ダイラ: 「そうだね。食べ物とかガソリンとか、物流がストップするからすぐに品不足になるだろうね。スーパーもコンビニも、買い占めが始まるかもしれない。今のうちに何か買いに行かないと。」
クワヤマダくん: 「確かに、まずは食料と水を確保しなきゃ。でも、みんな同じことを考えるから、すぐに争奪戦になるかも。冷静に行動しなきゃな。あと、ATMが使えないなら、現金も重要になるよな。」
ダイラ: 「その通りだよ。現金を持ってる人はまだいいけど、キャッシュレス派の人たちは大変だろうね。取引ができなくなるから、経済も一気に停滞するだろうし、仕事もストップするだろうな。」
クワヤマダくん: 「電力も心配だな。システムエラーで発電所が停止したら、停電が広がって、さらに混乱が増す。病院とかも危険だし、冷蔵庫が使えなくなると食料も保存できない。」
ダイラ: 「そうだね。医療機関が停止したら、病人や怪我人はどうするんだろう。緊急時の対応ができなくなるから、二次災害が起きる可能性もある。街中でパニックが広がるのは避けられないね。」
クワヤマダくん: 「セキュリティも大問題だ。警察や軍隊がシステムエラーで動けなくなったら、犯罪が増えるだろうし、秩序が崩れる。そうなったら、自分の身を守るために何か対策を考えないと。」
ダイラ: 「うん。防犯対策として、家の周りをしっかり見張るとか、近所の人と協力して自衛するしかないね。でも、そうするとまた別の問題が出てきそうだ。」
クワヤマダくん: 「情報も遮断されるから、何が起きてるのか分からないまま混乱が広がる。ラジオとかで情報を集めるしかないけど、それも限界がある。信頼できる情報源をどう確保するかが鍵だな。」
ダイラ: 「その通りだね。インターネットが使えないと、SNSでの連絡もできないし、電話も不通になったら完全に孤立してしまう。家族や友人との連絡手段を確保することも大切だ。」
クワヤマダくん: 「じゃあ、まずは現金と食料と水を確保して、家の防犯対策を強化する。そして、ラジオを準備して、家族と連絡が取れるようにする。あとは、近所の人たちと協力して、情報を共有することが大事だな。」
ダイラ: 「うん、それがいいと思う。こんな大混乱の中でも、冷静に行動することが大切だ。パニックにならずに、みんなで協力し合って乗り越えよう!」
クワヤマダくん: 「そうだな、ダイラ。お互いに助け合って、この危機を乗り切ろう。まずは、家に戻って必要な物を揃える準備をしよう。行動は早めに、でも冷静にな。」
ダイラ: 「了解!さっそく行動開始だ。頑張ろう、クワヤマダくん!」
クワヤマダくん: 「頑張ろう、ダイラ!」
その時、ダイラの家の窓に一羽の鳩が舞い降りた。鳩の足には小さな筒が結ばれている。
ダイラ: 「え?伝書鳩?こんな時に誰からだろう…」筒を開けると、中には手紙が入っていた。
ダイラ: 「クワヤマダくん、見て!シノブちゃんからの手紙だよ!」
クワヤマダくん: 「シノブちゃん?長野の山奥に住んでるシノブちゃんか?」
ダイラ: 「そうだよ。手紙にはこう書いてある。『ダイラ、クワヤマダくん、私は山奥に住んでいるから、この大混乱の影響は全く受けていないよ。村の人たちもみんな元気に過ごしている。必要なものがあれば、伝書鳩を使って連絡してね。助けが必要ならいつでも言って。シノブより』」
クワヤマダくん: 「それはすごい助けになるな!シノブちゃんの村は自給自足ができるから、物資もある程度は確保できるはずだ。食料や水が足りなくなったら、彼女に頼ることができるかも。」
ダイラ: 「本当にありがたいね。シノブちゃんがいてくれて助かるよ。早速、彼女に感謝の手紙を書こう。それから、必要なものが出たらすぐに伝えるようにしよう。」
クワヤマダくん: 「うん。シノブちゃんのおかげで少し安心できた。彼女の村が頼りになるのは心強いな。」
ダイラ: 「じゃあ、まずは家に戻って準備を整えよう。それから、シノブちゃんに返事を書いて、必要な物資のリストを作ろう。」
クワヤマダくん: 「了解!それにしても、自然の中で暮らすっていうのは、こういう時に本当に強いね。」
ダイラ: 「そうだね。これからはもっと自然との共存を考えるべきかもしれないね。シノブちゃんを見習って、シンプルな生活の大切さを学ぼう。」
クワヤマダくん: 「うん。それに、自然の中での生活は、こういう非常時にとても強いってことがよく分かったよ。よし、まずはやるべきことをしっかりやろう!」
ダイラ:「でもシノブちゃんは、ここまで物資を運ぶのはきっと徒歩だろ。何日待てばいいんだ!」
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