第288話 未来魚メダカちゃん

ダイラ: おい、クワヤマダくん、これ見てくれよ。このメダカ、未来魚だわ!


クワヤマダくん: 未来魚って?冗談?


ダイラ: 冗談じゃないってば。だって、未来からタイムスリップしてきたんだって。


クワヤマダくん: タイムスリップって…?まさか、先輩はなぜ未来魚だって分かるの?まさかメダカの言葉が分かるようになったってことじゃないよね?


ダイラ: それがそうなんだ。進化して知性がついたみたいで、言葉でコミュニケーションができるようになったんだ。


クワヤマダくん: おいおい、冗談はよしてくれよ。そんなのあり得ないだろ。


ダイラ: でも見てよ、メダカが何やら教えてくれるんだ。未来の予言なんかもするんだよ。


クワヤマダくん: 予言って?何か具体的なこと言ってくれたのか?


ダイラ: うん、例えば…「明日のお昼ごはんは、シーチキンおにぎりが食べられるだろう」とか。


クワヤマダくん: それじゃただの当たり前のことじゃないか。


ダイラ: でもさ、メダカが言うことはなぜか当たるんだよ。これからの未来魚予言が楽しみなんだ。


クワヤマダくん: まさか、おにぎりの未来が明らかになるなんてな。笑 それは面白いかもしれないな。


ダイラ:ムム!メダカちゃんが何か言っているぞ!


クワヤマダくん:確かにこのメダカ口をモゴモゴしてる。


ダイラ:ナニナニ?私は2090年からタイムスリップしてきたメダカです。2024年の世界には100匹のメダカがタイムスリップしてきている。そのうち24年の人間に気付かれたメダカは3匹。これから、あなたにとって有益な情報をお伝えします。


クワヤマダくん:わ!おれも聞こえた!予言魚何言うの?楽しみ!


ダイラ:ギヤー。メダカちゃんが!


クワヤマダくん:排水溝に...。


つづく!

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