第282話 ダイラショック(ダイラ誕生秘話)
ダイラ:あれは、ダイラショックとも言えるな。
クワヤマダくん:まさか、水木さんが紙芝居作っていたときに「ダイラ」と言う題名でSFファンタジーを描いていたとは!
ダイラ:でも、あの作品は書き損じの紙芝居が後々見つかっただけで、物語の詳しい内容は不明らしい。
クワヤマダくん:主人公のダイラはどこかしら、ダイラさんに似ているし、キノコの宇宙人は、コンタクトドームに見えてくる。時代的にも、その紙芝居はダイラさんが知る由もないし、ダイラ物語の作者も知る事は無い。
ダイラ:ちょっと怖い案件だね。
クワヤマダくん:深いところで何かが繋がっているのかもしれない。
ダイラ:ダイラ物語のエピソード0を語るなら、水木さんの紙芝居「ダイラ」だな。
クワヤマダくん:水木さんの追悼本には、その頃は、死ぬほど貧乏で、死ぬほど大量に紙芝居を描く毎日で地獄だったと回想されていた。
ダイラ:その地獄時代に想像した、未来の世界に生きていたのがダイラだった。水木さんの夢の中にダイラが生きているのかもしれない。
クワヤマダくん:赤塚不二子が亡くなったとき、タモリさんが弔辞の中で、私は赤塚漫画のキャラクターとして生きましたという下りがあった。ダイラさんももしかしたら、水木さんの妄想の一部なのでは?
ダイラ:そんな事考えたこと無かったけど、今回の出来事は、それに近いかも。
クワヤマダくん:水木さんの妄想したダイラ物語の内容が今後どこかで見つかったときに、凄いことになりそうな予感。
ダイラ:水木さんの妄想世界に生きるダイラが存在するなんてね。
クワヤマダくん:点と点が繋がってダイラ物語が完結するのかもしれないなぁ。2024年のダイラ物語の動向も目が離せないわ!
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