ダイラバブル
第281話 ダイラ0(ゼロ)論
ダイラ: 最近、漫画やアニメ、映画やドラマで、本編以前の話を深堀りしてストーリー化する手法が流行っているよね。
クワヤマダくん: まぁ、流行っているというか、スターウォーズやゴッドファーザーが走りで、エピソード0的なものは存在していたけど、確かに最近増えてきた。
ダイラ: 『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』の名前の意味は、現状よりも悪くなる状態という意味合いで『ゴジラ-1.0』という表記になったようだけどね。
クワヤマダくん: ゴジラ初公開以前のストーリーだから、-0.1かと思っていましたよ。
ダイラ: まぁ、遡ればいいってもんじゃないけど、未来をいじくるより過去を掘った方が、辻褄合わせがクリエイティブになるんじゃないのかなぁ。
クワヤマダくん: なるほど。では、ダイラ物語も0(ゼロ)を作ってみてもいいかもしれませんね。
ダイラ: 0.280とかまで行ってみる?
クワヤマダくん: 話は変わりますが、政治の世界大変なことになっていますね。
ダイラ: バックキックだな。
クワヤマダくん: 空手やキックボクシングじゃないですよ。キックバック問題。
ダイラ: あれこそ、皆過去に戻ってやり直したいと願っているだろうね。
クワヤマダくん: 過去に戻って、過剰な金額のパーティー券の収支をキチンと記載して、裏金ゼロにしたいと懇願してますよ。
ダイラ: 今の世の中、他者に潔白を求める度合いが更に過激になっている表れだ。政治家にもようやく真っ当な視線が注がれることになった。
クワヤマダくん: ホワイトな世界の到来ですね。なぜ、裏金問題に今まで何で誰も気付かなかったのか不思議です。
ダイラ: 「まぁいいじゃん。」で通用しないことは、庶民からかけ離れた生活をしている人々には理解できなかったのでしょう。そこが大穴になった。
クワヤマダくん: 政治家のエピソード0は、政治家自身誰も語りたくないでしょうね。
ダイラ: そうだな。でも、政治家たちも過去には普通の学生だったり、清らかで豊かな経験があったりするんじゃないかな?
クワヤマダくん: なるほど、彼らも語れるエピソード0があるのか。それを知ることで、彼らの行動や決断がより庶民にも理解しやすくなるかもしれないね。
ダイラ: そうだ。彼らの過去が明るみに出ることで、政治の舞台裏に光が当たり、透明性が増すこともあるかもしれない。
クワヤマダくん: それによって、選挙や政治プロセスにおいても信頼感が生まれ、市民はより積極的に参加するかもしれないね。
ダイラ: そうなれば、政治家たちも過去のエピソード0をオープンにし、国民とのコミュニケーションを深めることができるだろう。
クワヤマダくん:新しい時代に向けた、一石となる歴史的な出来事として、将来のエピソード0として語られているかもしれませんね。
ダイラ:で、おれのエピソード0は?
クワヤマダくん:次回に語り合いましょう!
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