第260話 ダイラはどう生きるか

ダイラ:宮崎さんもオツなことしますよね。


駿:ダイラくんの誕生日に合わせて公開した訳じゃないけどね。


ダイラ:僕はまだ観ていないですけど、反響はどうですか?


駿:知らない。でも、今回は体力的にもきつかったかな。


ダイラ:82歳のアニメ監督なんて、奇跡としか言いようがない。


駿:年齢は関係ないよ。ピカソだって、後年の方が精力が増している。


ダイラ:岡本太郎も人生の後半で大仕事をしていた。


駿:人間が80まで生きることには意味があると思いたいね。


ダイラ:葛飾北斎のような画狂老人ってことですか?


駿:オレは現代版、北斎なんだと思うよ。まぁ。超えているけどね。


ダイラ:確かに。そのエネルギーの源は何ですか?


駿:分からない。でも、楽しくはない。というか、楽しいとか言っちゃいけない気がする。


ダイラ:奥が深いですね。


駿:表現が楽しいうちは入口だよ。苦しいけど辞められないってのが源だわ。


ダイラ:その気持ちよく分かります。


駿:どう生きるかなんて、人間どう生まれるかすら考えて産まれていないんだから。考える義務はないはず。


ダイラ:でも、そこを考えるからこそ人間味があるのでは?この映画でもそこを問うているのでは?


駿:知らない。大体、生きることに正解や答えなんかあるはずがない。生きているから生きているんだよ。


ダイラ:元も子もない発言ですね。あなた本当に宮崎さんですか?


駿:・・・。まあ、それはさておき。人間が生きる意味や目的を探し求めること自体は、人間の本能的な欲求なのかもしれない。


ダイラ:確かに、人間は常に意味や目的を追求しようとする生き物です。それが私たちを前進させる原動力にもなっています。


駿:でも、生きる意味や目的を見つけることは容易ではない。それが分かっているからこそ、私たちは探し続けるんだと思う。


ダイラ:そうですね。生きる意味や目的は人それぞれで、見つけるまでに時間がかかることもあるかもしれません。でも、それは人生の旅の一部であり、成長や発見があるからこそ面白いのかもしれません。


駿:そうだね。人生は冒険の連続だ。私たちは未知の領域に飛び込み、試行錯誤しながら自分の意味を見つけ出していくんだ。


ダイラ:だからこそ、私たちは挑戦し続けることが大切なんですね。自分自身を信じて、自分の道を歩む勇気を持つことが重要なのかもしれません。


駿:その通りだ。迷いや不安はつきものだけど、それを乗り越えていくことで成長するんだ。そして、その過程で意味や目的が見えてくることもあるだろう。


ダイラ:私たちは一生を通じて、常に自己探求を続けることができるんですね。終わりのない旅にワクワク感を抱きながら、自分自身を発見し続けることができるんです。


駿:そうだ。人生は一度きりだから、自分らしく生きることが大切なんだ。どんな困難や試練が待ち受けていても、ワクワク感と自己探求の精神を忘れずに進んでいこう。


ダイラ:絶対に忘れませんよ。私たちは魂の冒険者ですから。新たな世界や自分自身の可能性を追い求め、脳が冴えわたるような人生を歩んでいきましょう!


駿:真剣に、命がけで遊べ!!


ダイラ:あなたはタローマンですね。


駿:・・・。





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る