第246話 芸術家とお笑い芸人

ダイラ:おい、クワヤマダくん、最近のお笑いシーンってどう思う?


クワヤマダくん:ああ、さや香やもう中がブレイクしているようだし、若手芸人たちも活躍しているようだね。


ダイラ:そうだな。でも、若手芸人たちは、有名になるまで生活が苦しいって聞いたことがあるんだ。あれって、俺たちアーティストと似てるんじゃないか?


クワヤマダくん:確かに、芸術家とお笑い芸人は似ている面があると思います。というか、シュールレアリズムの要素も、お笑い芸人の漫才にあると言われていますから。


ダイラ:そうだな。でも、芸人って、才能がないとやっていけないというイメージがあるけど、実際にはどうなんだろ?


クワヤマダくん:芸人には、独自の個性やセンスが求められます。それがなければ、生き残ることはできないでしょう。でも、漫才を見てると基礎基本があるようにも見える。


ダイラ:そうだな。アーティストも基本的には基礎的な労働に支えられている。それに、お笑い芸人って、自分たちの持つ個性を生かして、観客を楽しませるという点では、俺たちアーティストと似ているかもしれない。


クワヤマダくん:そうですね。アーティストも、自分たちの表現を通じて、人々を感動させたり、楽しませたりすることを目指しています。


ダイラ:そういう点では、お互いに親和性があるということか。でも、有名にならないと、食えないというのは、芸人もアーティストも共通している課題だろうね。


クワヤマダくん:そうですね。でも、最近は、インターネットやSNSなどを活用することで、有名にならなくても、自分たちの表現を広く知ってもらうことができるようになってきましたね。チャットGPTでネタを書いてるとか。


ダイラ:確かに、時代の変化に合わせて、自分たちの表現を発信する方法も変わってきたんだな。でも、やっぱり、才能と努力が必要なのは変わらないよな。


クワヤマダくん:ああ、ダイラさん。最近は、一見シンプルな表現でも、深い意味が込められていたりするんですよね。


ダイラ:ほう、なんか深いこと言ってるなあ。でも、それってお笑いのネタにも通じることがあるんじゃないか?


クワヤマダくん:そうですね、サンドウィッチマンさんたちも、表面的にはシンプルなネタをしていますが、奥深いところで遊んでいたりすると思います。


ダイラ:確かに、あのふたりのネタは、爆笑が連打しすぎて、何がおもしろいのか分からなくなるけど、最後に全てがつながって、ひとつのアートを体験してる感覚になる。


クワヤマダくん:そうですね、芸術もお笑いも、観客に何かを伝えたいという思いがあってやっているんですよね。そして、その伝えたいことを、表現力や才能を使って、笑いに変えることができる。


ダイラ:うん、それに、サンドウィッチマンさんたちは、一見シュールなネタをしているけど、本質的には、社会風刺や批評的な側面があるよね。


クワヤマダくん:そうですね、彼らのネタは、笑いを通じて、社会に対して問題提起をしているという面があります。


ダイラ:そうだね、さあ、俺たちも笑いと芸術の世界で、がんばろうぜ!


クワヤマダくん:そうですね、笑いと芸術?の世界?で頑張りましょう!


ダイラ:でも、クワヤマダくん、シュールレアリズムって、あの不思議で不気味な雰囲気があるじゃないか。


クワヤマダくん:確かに、そうですね。でも、それって逆に、創造性に繋げることができるんじゃないかと思います。


ダイラ:創造性に繋げるって、どういうことだ?


クワヤマダくん:例えば、あの不気味な雰囲気を、自分たちの表現に取り入れることで、新しい芸術作品を生み出すことができるんじゃないかと。


ダイラ:なるほど、確かに、その考え方は面白いな。それに、シュールレアリズムの手法を、現代の表現に取り入れることで、新しい視点が生まれるかもしれないね。


クワヤマダくん:そうですね、今までにない、斬新な作品が生まれる可能性があると思います。


ダイラ:うん、それに、シュールレアリズムの要素を取り入れることで、表現の幅が広がるというメリットもあるよね。


クワヤマダくん:そうですね、芸術家やお笑い芸人は、常に新しい表現を追求することが求められているので、そのためには、いろいろな手法を取り入れて、自分たちのスタイルを確立することが必要なんですよね。


ダイラ:そうだね、クワヤマダくんの言う通り、新しい表現を生み出すためには、自分たちのやり方にこだわらず、新しいアイデアを取り入れることが大切だよね。


クワヤマダくん:そうですね、常に創造性を磨き、新しい表現を生み出すことが、芸術家やお笑い芸人にとって大切な使命だと思います。



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