第240話 バオバブ?アニマル?

 ある日、ムズゴロウとダイラは、アートイベントで出会った。お互いの才能に惹かれ、意気投合した二人は、飲み会で再会し、様々な話題で盛り上がっていた。


ムズゴロウ: あのさ、ダイラさん。私、昔ライオンに指を食われたことがあるんだ。  


ダイラ: ええっ!それはすごい経験だね。どうやってそんなことになったんだい?


ムズゴロウ: サファリパークで、ライオンちゃんとじゃれていたら、手を口の中に突っ込んじゃってしまったんだよ。指が一本、食われちゃった。


ダイラ: それは痛かったでしょう?でも、ライオンってすごく神秘的な存在だよね。私も、宇宙の星々や光と同じくらい、ライオンや動物たちにも魅了されているんだ。


ムズゴロウ: でも、動物と接するときは、十分注意が必要だよ。私も、動物たちと触れ合うことは大好きだけど、彼らに対してリスペクトを忘れずに接したいと思っているんだ。


ダイラ: その気持ちはすごく大事だね。私も、特殊な照明で幻想的な空間を作り出すことが好きだけど、それは自然や宇宙、そして動物たちを敬愛しているからこそだよ。


ムズゴロウ: なるほどね。その想い、私にも伝わってくるよ。宇宙や自然、動物たちは、人間の想像を超える美しさや神秘さがあるんだよね。


ダイラ: そうそう、人間の力や技術は限られているけど、自然の力はとてつもなく大きい。だから、自然と共に生きることが大切だと思うんだ。


ムズゴロウ: 同感だよ。自然と調和しながら生きることは、人生の豊かさや深さを感じることができるよね。


ダイラ: 自然の中で自分自身を見つめ直し、深い思考をすることができるんだ。そして、そんな思考から生まれる作品が、人々の心を癒すことができるんだよ。


  私たちは、自然の美しさや動物たちの神秘さについて熱く語り合った。その後、ダイラさんが手がける特殊照明の展示会に行くことになり、私たちは会場へ向かった。


ダイラ: ここが展示会場だよ。どうだい、ムズゴロウさん。この幻想的な空間、美しいと思わないかい?


ムズゴロウ: うん、確かに美しいね。各所に設置された光の演出が、宇宙のような幻想的な世界をつくり出しているよ。


ダイラ: この作品は、自然の美しさや動物たちの神秘さをイメージして制作したんだ。


ムズゴロウ: ほんとかい?どこに動物たちの神秘さが表現されているんだい?


ダイラ: それは、この角のような形をしたオブジェクトにあるんだ。これは、角のある動物たちが持つ、力強さや神秘性を表現しているんだよ。


ムズゴロウ: なるほどね。そう言われると、確かに角には何かしらの意味があるように感じるね。でもバオバブプランテーションって表題には書かれているようだけど。


ダイラ: 動物たちには、私たちが知らないような神秘的な要素がたくさんあるんだ。それを表現するために、私は特殊な照明技術を駆使しているんだ。動物も自然ね仲間さ。


ムズゴロウ: すごいね。私も動物たちと接するときに、その神秘的な要素を感じるこ

とがあるよ。自然や動物たちと調和して生きることが、人生をより深く豊かにしてくれるんだよね。


ダイラ: そうそう、私たちは、自然と動物たちから学ぶことが多いんだ。それを表現するために、私たちの表現方法も常に進化し続けなければいけないんだよ。


 私たちは、美しい空間と、自然や動物たちの神秘について、熱いトークを繰り広げた。二人の異なる分野から来た、それぞれの想いや思考が、新たな発見や気付きを与えてくれた。自然や動物たちを敬愛し、共に生きることの大切さを改めて実感し、私たちは展示会を後にした。そして、ムズゴロウさんは、雀荘に消えていった。

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