第85話 Dr.コトー診療所コラボの可能性

「ダイラさんは、特殊照明作家として、様々な才能をもった方々とコラボレーションをしているよね。」


「照明一本でフットワークも軽く、全国行脚しているみたいだよ。」


「ダイラさんが、な動きを混ぜながら、を当てることが、一つのコンセプトになっているようだけど、コラボの相手に合わせて変幻自在に照明を当て、ミラクルワールドが演出される。」


「普通、年齢を重ねる程、体力の衰えも考慮して、作家は動かない方向に行きがちだよね。でも、ダイラさんは、若手のようなステップで、体力勝負に打って出たところが凄いよ。」


「パソコンの前で、パチクリしている、口ばかりで横着物のこの作者も見習わないといけないね。」


「私は、ダイラさんにもっともっと幅広く、特殊照明アートの世界を広げてほしいと思っている。照明と言えば、ダイラさん!と世界で言われるくらい!」


「夏と言えばサザン!みたいに?言うは易しだけど、ダイラさん一人だからね。あれもこれもじゃ、さすがに大変だよ。株式会社ダイラにして、契約社員やアルバイトを雇わないと、難しいよ。もちろん、全員、服装はインディージョーズのインディ(ハリソンフォード)でいくといいよね。」


「夏と言えば~私は、お化け屋敷で是非やってほしい!」


「エクソシスト風のお化け屋敷なら、今すぐやってくれるんじゃないかなぁ。ダイラさんがエクソシストのファンと聞いたことあるよ。」


「本当?噂のじゃないの?特殊な照明の動きが加われば、恐怖も倍増するはず!」


「イエローグリーンの光源は、エクソシストに合っているかもね。」


「私は、あと、今年12月から始まる、Dr.コトー診療所続編にも出演してほしいと思っている。」


「さすがにそれは難しいと思うけど、君の言いたいことは何となく分かる。」


「普通、町医者ってボロ稼ぎして、豪邸建てたり、高級車を複数所有したりして、イイ感じじゃない。でも、コトー先生は、アタマが真っ白になった今でも、診療所は昔のまま、移動手段は、メルカリで購入したと思われるママチャリでしょ。」


「だから何なの?」


「その先生が、医療器具が大して充実していない、診療所でオペしちゃうんだよ。船の上とかでも、釣り針を使っちゃうんだから。ダイソーで購入したか否かは不明だけど、医療道具の70%は100円ショップで購入しているケチケチぶりだと推測している。」


「船上の緊急オペ開始の瞬間に、ダイラさんの特殊照明を呼んでほしいの。コトー先生が、あっあの、照明が暗くて、手元が見えないんだ、誰か照明をお願いします。とボソボソ言い出したら、ダイラさんの登場。」


「揺れる船上で、更に特殊な揺れを入れながら照明を当てる。」


「もう、見ている人たちの緊張と不安はマックスになると思うの!!」


「それは最高のコラボだね。ダイラさんが船酔いしている間に、柴咲コウが代わりに照明を持つみたいなドラマがあったり?照明が動き過ぎて、コトー先生の手元が狂いダイラさんと患者を繋げて縫っちゃったり?」


「そうそう!そして暗い海には、海ほたるが天の川の如くコウコウと輝くシチュエーション!」


「はー、疲れた。君の妄想に・・。」








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