第5話
「なぁ、
「そういえば、いないね。多分、部屋じゃないかな?ちょっとやり過ぎたって、思ったのかもね。落ち着こうと思ってるんじゃないかな?
「そうか…。」
あいつも、俺がこの家に来たときはまだ六歳だったからな。
俺が
みんな子供だった。でも、経験は
「
こいつは、やっぱりちゃんと姉なんだな。
『コウ。大丈夫?コウらしくないよ。』
モモが心配そうに
『ああ。大丈夫だ。』
「
俺よりも頭二つ分ほど小さい
「はっ!!!
思わず後ずさりした。
「今笑ってたね。
「まじか…。こいつに笑顔引き出されるとは思わなかったな。」
「だろうね。でも、
「そうかぁ?」
「そうだよ。」
「まぁ、あながち、間違いじゃないかぁ…。」
そんな
「まぁ、そうだよねぇ~♪私、感謝されたもんねぇ~♪私、おねぇちゃんだもんねぇ~♪」
と、にっこにこの笑顔で会話に入ってきた。
「まだテンションハイ
「へ?なんで?」
「さっき
「はっ!!そうだった!!忘れてた…。」
頭お花畑だな。おい。
「ちょっと行ってくる!!!!」
部屋はすぐそこだというのに、まるで戦場に向かうかのような顔をして走って行った。いちいち大げさだ。
「走ると危ないよ~。」
ドタバタという
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