6秒ルール。
3秒ルールの新しい説だと思ったアナタ! 3秒ルールも間違ってますからね。落とした瞬間にアウトですから! 気をつけて下さいね!
そんな話ではなく。
「6秒ルール」という『アンガーマネジメント』要するに、怒りの制御法があります。
小難しいことは、よくわかりませんが、怒りを感じたとき、6秒数えれば、その怒りが緩和されるというもの。
よく似たことを、子供の頃に、お話の中で読んだことがありました。
確か、『若草物語』だと記憶しているのですが(『ケティ物語』かもしれません)、お母さんが、娘に言うのです。
「怒りを感じた時には10数えるの。そうすると怒りはどこかへ行くわ。行かなければもう10数えなさい。」
10秒ルールになってしまってますが、似たような原理ですよね、多分。それは、その怒りに対して冷静になれる時間なんでしょう。
私は、この話にひどく感銘を受け、怒りを感じたら、10数えることにしていました。6秒で済むんですね。そんな研究がされていることにも驚かされましたが。
それにしても、毎回毎回6秒数えながら、ふと、自分ばっかり6秒数えていることに気付いたら、その事実にキレそうにならないだろうか? キリがないだろう。この怒りの大元をなんとかしない限り。と思ってしまうのですが。
事実、この「6秒ルール」、怒りの相手が目の前にいるときは、あんまり役に立たないらしく、なんだかんだ、「離れる」「距離を置く」のが一番だそうです。
そりゃそうだよ。だから言うじゃない。「顔も見たくない!」って。あれは正しいアンガーマネジメントなんだと思いますよ。
でも、いろんな事情があって、「顔も見たくない人」と「6秒ルール」を発動MAXにしないといけないときは、とにかく、後でまとめて怒ろう。トンカツ用の肉30枚くらい叩こう、小麦粉捏ねて叩きつけてパンでも作ろう、うどんでも打とう、18Vのバッテリー3本分草刈りしてやろう……と、ポジティブシンキング(絶対違う)しながら、ニコニコと対応するのです。
はぁ……。疲れる……。
アンガーマネジメントって、そんなに計算でなんとかなるほど簡単じゃないですよねえ。
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