第2話青年期

今思えば僕は、陰キャだった。

だが、それはそれで楽しかった。喘息と腰痛に悩まされていた。胃カメラを初めて飲んだのは高校2年生の時だった。

彼女が出来たのも、その頃で人生を謳歌していた。

部活に勉強にバイトに全てに全力を尽くした。

大学に進学したが、就職超氷河期だったので、中退して福祉施設に勤務した。

先輩の嫌がらせもなんのその。我が道を進んだ。


九州~関東~九州~名古屋と自在に立ち回り、バッグ一つと三万円だけ持って名古屋に出てきた。

1ヶ月、友達のアパートにお世話になり、バイト代を貯めて、引っ越した。家賃4万6千円の賃貸マンションに。

それから、貿易における第三者証明機関の団体職員として働いた。

めちゃくちゃ、ハードな仕事であった。出勤したら、何時に帰れるか分からない。

その日にのうちに帰れれば御の字である。

いつも、翌日の昼近くまで働いた。

そして、身体を壊した。

今までに何度も書いているから、途中は省くが統合失調症を発症させたのである。


ここからが、本エッセイのスタートになる。

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