第27話
ちよちゃんは、俺の中では、正也の別れた奥さんで、仲の良い親戚のおばさん的な、存在でしかなかったが、大阪に住んでいて、それなのに毎年、一年の内、二、三度、俺の住んでいる東京に遊びに来てくれていた。
何でこんなに来るんだろう?って、思っていたが、自分の子供である、俺に会いに来てくれたんだと。
全然、そんな素振りは無かった、有ったかもしれないが全く気が付かなかった。
そうだろう、そんな事思わないよな。
だけど、色々と構ってくれるそんな、ちよちゃんは大好きだった。
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