第2話
高校の昼休み、階段を下から上へ登り、自分の教室へと向かってる途中の踊り場で、体育祭の応援団での練習を、何人かで1列に並んでやってて、普通は何もなくスルーして教室に向かうとこなんやけど、その時は、先頭で笛を吹きながら 手を振って一生懸命、熱心にめっちゃ力を込めて応援の練習してる子にキュンと、ときめいてしまった。キュンキュンときめきながら階段をかけ上がって教室に向かった。その日は、その子のことをずっと想ってた。
放課後になり自転車に乗って帰宅してたら、昼休みに踊り場で応援の練習をしてた、例の自分のときめいてしまった子も帰宅してるとこで、門を出たあたりでバッタリ出会ってしまい、またまたキュンとしてたら、その子と目が合って、自分のことを見て、ほんまにめっちゃ最高に優しい笑顔で笑ってくれたから、ときめいて自転車のハンドルを持つ手に力が入らなくなってフラフラあっちこっち走ってて、そしたら、その子の横に可愛い彼女も一緒に歩いてて、彼女のほうが困ったような顔をしていたから、バイバイ~って、その子に手を振って、自分は自転車をこいで坂道をスピード出してスーッと下って帰宅した。
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