完全生命体お悔やみのお知らせ
■ 特殊ユニタリー空間
チキバード・ヴァレンシアの事象艇が爆散する直前、内蔵AIが機体の異常旋回を察知した。制御装置がどうにか姿勢を立て直し、緊急回避行動に出た。追いかけてくるウルトラファイトに病原菌を発射。すぐさま急性舞踏病が発症した。理性を欠いた個体が手足をばたつかせて貯蔵タンクに突っ込んだ。
強化耐圧ガラスが派手に割れ、こぼれ出たビートラクティブが事象艇を直撃した。AIは絶妙のタイミングで魔紅茶炉を起動。搭乗者はパチンコ玉が弾かれたように体が三次元から飛び出した。
ヴァレンシア姫はどこまでも続く空間を落ちていく。加速度は全く感じられない。連続する闇を見飽きて、いつの間にか眠り込んでしまった。
カミュに潜在する「永遠の太陽」が燦然と輝いたとき、惑星委ヴァレンシアとバラ星雲は蒸発したのではなかった。彼とそれを取り巻く空間は実在の物質とは異なる存在に移行した。
シニフィエ次元とでも呼べばいいのか。言葉では定義できない自由で広大無辺な領域へ躍り出た。
世界の構造は哲学の伝統的な世界観によれば言語に依存している。舞台装置である事物や秩序に対して名前が付けられて構造が成立する。それに対して恣意的な言葉の差異によって事物が体系化され、共通の認識が生まれる世界がある。
カミュはそのような場所に転生した。
「姫様、お待ちしておりました」
「ここは?」
呼びかけに応じて元王妃は目覚めた。上体を起こしてあたりを見まわした。深い霧が立ち込めており、相手の輪郭がかすんでいる。
「反骨精神を支柱とする世界だ。自然言語と物理法則が一対一で結びついていない。たとえば君がこの空間をヌルと呼びたければ、そこで世界が分岐するのだ」
「じゃあ来世といえば来世に該当するんですか。夫はどこですか?」
チキは目をこすりながらノーコス王の姿を探した。
「陛下は残念ながら敵の手中です。私が至らなかったばかりに」
カミュは深々と頭をさげた。
「構いません。今後、至ればよいのです。貴方がそう仰るのなら、わたしはこの世界を我が居城とします」
姫は威厳を込めて領有を宣言した。
「教えなさい。『要らない子』は成長の肥やしになるべきでしょうか?」
障害児として生まれた姫は切々と訴えた。カミュは少し考えてからこう言った。
存在論に拘るなんて貴女はまるで判っちゃいない。。
貴方は自身の存在を懐疑するが、ご自身の障害を認識する前にまず症状が存在しなければならない。
認識論を展開するためには暗黙のうちに存在に関する一定の先行了解が必要となる。結局、どう考察しても事物の存在か容認される。幽霊を信じないものに幽霊の存在を論議しても無意味だ、と。
「つまり、存在意義を問うより関係が重要だと?」
チキバードは失望感にうちひしがれた。
「貴方は障碍者を肯定する月並みな言葉だと誤解なさっておられる。しかし特殊ユニタリー空間においては数論的に関係こそが主権をもつのです。私と無関係に存在があるという結論にすぐには同意しない!」
カミュがこう叫ぶと暗闇が晴れた。さっとスポットライトがヴァレンシア姫を照らし、観客席から拍手がわく。
「ここは?」
戸惑う姫君の手をカミュがとる。「特殊ユニタリー空間ですよ。
「ここで何を演じろというの?」
「『天地のあらゆる動物において、犬から人間の女に至るまで、母親の心は常に崇高なものである』」
「アレクサンドル・デュマですか…… 巌窟王?」
「いいえ。王妃マルゴです」
そういわれた姫は蒼白した。だが、自分に課せられた責務の重さに押し潰されることなく、顔をあげた。
「わかりました。さんざん蔑まれ疎まれ続けてきた私達を貴方がユグノー教徒になぞらえるのなら、この、サン・パルテミーの虐殺を乗り切って見せましょう」
姫君は自分に求められている意義を見出した。抑圧的な世界を全否定して障害者を健康の弾圧から開放せねばならない。
劇場は眼帯をした者や背もたれに松葉杖を立て掛けた者などで満員御礼だった。彼らはよろよろと立ち上がり賛辞(ブラヴォー)を贈った。
カミュは特殊ユニタリー空間に顧みられなかった可能性をかき集めていた。歴史に埋もれた者、闇に葬り去られた者、虐殺の犠牲者、間引かれた者。そういった無念に運命車輪が与えられ、カミュが叫ぶ抵抗運動の口車に乗せられていった。
「表舞台では父祖樹と幽霊船の陣営がしのぎを削っています。彼らが火花を散らすたびに残された可能性が擦り減っていくのです」
カミュは銀色の懐中時計を一瞥しながら言った。
「御覧なさい。エントロピー時計がもうすぐ午前零時を指します」
短針が十一時、長針が十時を示している。
「急ぎましょう。決死艦隊に奇襲をかけます」
ヴァレンシア姫が劇場を出ると眼前に大海原が広がっていた。プロムナードデッキに吹く風が長い髪を梳かした。
「もうじき宇宙が終わります。再起動(リブート)が楽しみですね」
カミュが双眼鏡を姫に手渡した。レンズの向こうにはヴァレンシアの旗を掲げた艦隊が白波を蹴立てていた。
■ 完全生命体上陸作戦
完全生命体上陸作戦開始 六周年……。
同生命体 ラグランジュL2軌道上 『橋頭保都市 ジムナスト』 戦勝祈念日式典会場。
完全密封されたシリンダー型都市の天空をまだら模様に輝く敵生命体が威圧している。ガロン提督が演説の草稿を推敲していると太陽光発電パネルにどす黒い陰が映った。横隔膜を揺るがすような重低音が響き、バリトン歌手が朗々とアトランティス国歌を披露し始めた。
「予定より早いな……」
彼はチラと手元の翡翠を見やると、まばらな来賓席の端にコヨーテを見つけた。
「提督、探しておりました!」
彼女は大きな翼を広げて、すうっと客席の上を滑空した。
「おお。軍神。ムー大陸の神官どもがまだ何か文句を言ってきたのか? 肝心な事は教えず、ムーっと不満ばかりいいおる」
「提督、洒落ている場合ですか! ゴンドワナ陸海軍が窮地に瀕しているというのに!!」
軍神は提督の楽観的な態度を批判した。
「大陸が陥ちたわけでもあるまい。それよりアトランティス軍がガディラ重戦車隊を投入するぞ。こっちに来んか。特等席だぞ」
彼は意に介していないようで、悠長に手招きしている。ソーラーパネルの映像が完全生命体上のアトランティス陸軍基地に切り替わった。鉄条網のすぐ外では緑色の芝生が途絶えて銀色の鏡面になっている。その境界に二十歳ぐらいの女性が立ち並び、ミニスカートを向かい風にさらしている。彼女たちが厳しい表情で何か唱えるたびに色とりどりの光がぶつかり合う。
戦闘世界文学者の一人が襟元をつかみ、ビリビリとセーラー服を破り捨てた。クルーネックの体操服にくっきりとレオタードが透けている。鎖骨が浮き出た皮膚に玉の汗が浮かんでいる。呼吸を整えて、もう一度術式を放つ。
ふたたび、鏡面が沸騰し、糸くずのような物が宙に舞った。
銀色の大地すれすれにゴンドワナ空軍の大鴉が飛び交っている。大きさは二十メートル程度。ジェット戦闘爆撃機くらいのサイズだ。急降下してくちばしで何やら地面をほじくり返すと、真っ白い寄生虫のような物を捕まえた。
そのすぐ脇をカニの爪そっくりな赤いハサミがよぎっていく。
ざぁっと銀色の粉が吹きあがり、巨大なシオマネキが出現した。寄生虫を一刀両断している。だが、勝利もつかの間、ウネウネとした寄生虫が束になって二体に襲い掛かった。気の毒に彼らは鏡面の内部へ引きずり込まれてしまった。
「第二百三創世獣部隊、スレッジハンマー基地、救援を乞う!」
神獣使い達が悲鳴を上げた。
「こちらスレッジハンマー陸軍基地。重戦車隊を向かわせる!」
苦渋に満ちた声が会場内に響き渡った。また映像が切り替わり、ドーリア式石柱よりも分厚い楯を持った巨人が戦車に腰かけている。「撃(て)い!」
暑苦しいガウンを纏ったアトランティス武神官たちが術式を唱えた。ドワーフたちが斧でロープを断ち切ると、つぎつぎと投石が始まった。
紫や赤黒、そのほか毒々しい色の砲岩が鏡の地平線へ消えていく。パッ、パッと鈍い輝きが一直線に広がり、もうもうと銀粉が吹きあがる。
そして薄氷を踏み割るようにガディラ重戦車隊が轍を残していく。戦闘世界文学者はスカートを引きちぎり、軽快なブルマ姿になると、火力支援をはじめた。
そんな中継映像のもとで提督とムー大陸武官が口角泡を飛ばしていた。
「今頃になって術式の規格統一を申し入れ辞退するとは!」
軍神はかなりイライラしながら要望書をたたき返した。ムー側も眉を吊り上げて静かに怒りを表明する。現在のところ、人類圏連合軍は完全生命体を攻めあぐねている。もちろん系統樹発射型弾道弾は覿面に効いている。激突した瞬間にギュッと凝縮された文明が丸ごと爆散したのだ。崩壊滅亡に瀕して解放される天文学的なエントロピーは完全生命体に深刻なダメージをあたえ、余波で新たな文明を築かれた。表面には都市が築かれた。人類軍の基地は皮膚病のように完全生命体を覆っている。
「あなた方は術式が人類普遍だと思っている。まったくムーにとっては有難迷惑な話です。戦争賛美を前提としたアトランティスとは相容れぬ」
頑固者を諭すようにムーの武官は論点を元に戻す。話し合いは平行線をたどり式典の開始を迎えようとしている。アトランティスが戦端を開いた記念すべき日に協議が纏まらなくてはせっかくの場を提供してくれた恩を仇で返す結果に終わる。有志連合軍を主導するサジタリアとしてはそれだけは避けたかった。
「父祖樹の系譜があちこちで綻びを見せ、一部では崩壊しかかっているはよくご存じでしょう。もう一歩というところまで来たのだからこそ小異を捨てて大同につくのが筋ってものじゃないですか」
航空戦艦総合鎮守府の熊谷真帆(くまがい・まほ)探題が仲裁に入る。
「それでは我々の術式体系を根本から覆されてしまう。効力が発揮できないどころか作動しない。ならば、戦力外通知されるのが筋でしょう」
神官は簡単な問題ではないと規格統一に難色を示した。
「何とか弾力的に運用できないものかしら」
アンジェラが困ったように腕組みをする。一刻も早く全軍の術式を束ねて敵に致命傷を与えねばならない。敵の戦況は一言で言えば病魔に苦しむ末期患者だ。峠を迎えるために何か決定打がほしい。
人造特権者を率いて定時空爆から玲奈が帰ってきた。ここから泥沼化に苦しんだ人類の逆転劇が始まる。
「そんなの簡単じゃん!」
中二病娘は、ここ一番でえげつない戦闘力を発揮する査察官の長女である。その才能を余すところなく発揮した。
「ナビエ・ストークス方程式だよ。術式もある種の波動なんじゃね? 標的に効力が伝わるんだしさ。一般式で解けなくね?」
この抜群の着想に母親は思わず頬ずりをした。カツラが外れるほどワシャワシャと頭をなでる。
「どうしてこんな単純なことに気付かなかったのかしら?」
アンジェラが驚きと落胆ぶりを同時に見せた。玲奈の閃きは人類の未来を照らす
ナビエ・ストークス方程式砲が準備され、さっそく玲奈監修のもと改造が始まった。
■ 久遠の都 大本営総力戦司令部
「霊長類頂上会議から脱退するってどういうことなのよ!」
慈姑姫はイルカの大使に強く抗議していた。
「哺乳綱鯨偶蹄目クジラ類ハクジラ亜目と致しましては誠に遺憾ながら参加を辞退させていただきたく」
彼は本国の意向一点張りで少しも譲る様子はない。
「ああそう。さっき猿たちもそういってきたわ。理由は本国の方針で公表を控えさせていただくとか。わたしから言ってあげましょうか?」
慈姑姫はハクジラ亜目の故郷であるバハ・カルフォルニアの諜報員から得た未開示資料をちらつかせて恫喝した。
「不法に入手した情報で我々を揺さぶると外交問題になりますよ。それにあなたがお考えになられた結論とは事情が異なりますので」イルカは尻尾を巻いて泳ぎ去った。
「ああ、どいつもこいつも! 地球外生命体、地球外生命体。ウンザリよ!!」
慈姑姫は腹いせに壁を蹴った。振動で棚の鉢植えが落ちた。
やりすぎた! 彼女は我に返り、破片を片付けようとした。
「あーあ。やっちゃったね。父祖樹にいいつけちゃおうかしら」
慈姑姫が面白がるように鉢植えと姉を見比べる。
「だって! ルピャヒュ大使が悪いのよ。バハ・カルフォルニアは外来文明と手を組むんでしょ? もう植民政策はおしまいよ」
「だからといって、鉢植えに八つ当たりするとか! 植物生命体の女王たるもの、万死に値する重大な背徳行為じゃん! あーあ」
「貴女ねぇ!」
慈姑姫は恨みと悲痛をないまぜにした表情でにらむ。慈姑小町はどこか楽しんでいるようなそぶりをみせる。
女同士の確執はたとえ姉妹であっても容赦ないものだ。さみしいときは同性に依存しつつも、どこかで心憎く思っている部分がある。まるでタスクトレイに常駐するアプリのように。それが女心の正体だ。
「ねぇ。父祖樹に助命嘆願してあげましょうか?」
小町が助け舟を出した。内心では肉親の地位をうらやみ、貸しを作ることで留飲を下げようとしている。それも寂しさの裏返しなのだが。
「自分で相談するわ。父祖樹!」
慈姑姫は妹の頼りにならぬとばかりに睨み返し、自ら審判を仰いだ。
畳三畳ほどもある広大な葉にダウナーレイス時代の勢力分布図が広がっている。結果はリアルタイムで反映されている。刻一刻と硝酸族や反体制派武装勢力が拡大している。完全生命体ですら病巣に蝕まれている。年表のところどころに入った注釈線は外来文明との接触を示している。年代に関係なくパイプが太くなっており、交流の発展が見込まれる。
時間軸上に横たわった父祖樹はまるでブンブンと寄生虫が群がる老木のようだ。
「この私が手をこまねいているとでも思ったのか? これも予定調和だ」
父祖樹は苦しそうに弁解した。実際、苦渋の決断だと思われる。植民政策を放棄するというのだ。
「では座して死を待つのですか?」
慈姑姫は死刑宣告を覚悟して謁見に臨んだのだが、まさか敗北宣言を聞かされるとは夢想だにしなかった。
「違う。お前には相応の形で責任を取ってもらう。植物生命体は切り倒されてもタダでは枯れん!」
彼がいうには硝酸族や外来文明の介入はむしろ僥倖ですらあるという。彼らは知らず知らずのうちに父祖樹の花粉をばらまいているのだ。そして、父祖樹の雌株は宇宙のいたるところに蔓延している。
「――?! 遼平、加嶋遼平の、ウルトラファイトの、航空戦艦の……」
彼女はその回答に思い至り、自ら恐怖した。
「みなまでいわずともその通りだ。父祖樹由来の組織片が普及している。そして気付いておろうが、完全生命体は果実だ」
「食われるか、落ちて種をまくのですね」
「いや、それだけでない」
父祖樹はもったいぶるように一呼吸おいた。
「改めて言う。禁断の木の実だ」
■ 完全生命体 ラグランジュL4軌道上 橋頭保都市 フォーティーデュード
まもなく、永劫回帰惑星プリリム・モビーレ?が到着する。完全生命体の攻略に奪衣婆達の剥離力が不可欠であるが、ハッシェたちは懸命の説得を続けたにも関わらず、母集団を完全に納得させることはできなかった。そこで苦肉の策として対等のパワーを持つ永劫回帰惑星の衝突が提案された。たしかに生前の財産を死後に持ち越せないため、肉体の死はある種の奪衣といえようが、まさか冥土を移動することによって死を近づけるとは! 理屈の上ではプリリム・モビーレを完全生命体にぶつければ、彼は冥土に足を踏み入れたも同然なので奪衣したことにはなる。
このような盲点を突いた作戦は反則技を次々と編み出す永遠の中二娘玲奈ちゃんに依存している。しかし、プリリム・モビーレは人類にとってかけがえのない財産でもあるので、せっせとレプリカを造ったのだ。このために永劫回帰惑星に赴いた航空戦艦千隻の超生産能力を昼も夜も休まず四年間にわたって酷使し続けた。攻撃部隊の編成に時間を費やしたのはこういう事情があった。
そして、この日のために温存しておいた系統樹発射弾道弾がようやく炸裂する。
「文化縮刷爆弾マゼラニカ、投下!」
十五、六世紀航海者が夢見た南半球の未踏大陸。北半球に偏った大陸塊と平衡を取るために予想された超大陸。想像力や夢想のエッセンスが濃縮されている。
真帆は複雑な思いを振り切ってシリンダーを誘導した。
「サンダーソニア! カタストロフ・ハード・ランディング」
流線型の航空戦艦がいまだ傷一つない完全生命体の裏面に爆弾を誘導した。
もともと東ゴンドワナ大陸――南極とオーストラリア大陸とインド亜大陸だった陸塊が亜光速で落着した。
完全生命体は一瞬だけソラマメのように落ちくぼみ、くびれた。
命中地点を中心に剥がれた大地がめくれあがり、たぎった蒸気が裏半球に波紋を広げている。高熱の地殻津波がみるみる表面の思考力を焼き尽くしていく。
完全生命体はもがいていた。
「己を捨て、他人を尊び、見返りも求めず、ただひたすら人類の将来を慮って父祖樹や慈姑姫に必要な計算結果を供してきた。それが……」
内部構造があまりの熱気で変質し、マグマ状の溶岩となって表面上に溶け落ちる。
「それなのに……それなのに……」
苦しみぬく完全生命体にダメ押しの一撃が接近する。
プリリム・モビーレ?。ハッシェや暁柊真姉妹の艦が牽引ビームでけん引している。やがて、両天体は互いに顔を突き合わせた。
「それなのに、どうしてこうなったぁぁぁぁぁ!!!」
惑星のさけびが、聞こえた。
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