第61話 第六戦
【もはや完全に神】 佐藤直史専用スレ part901 【大サトー】
114 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
終わった~ 終わった~
オワータタタタタ! オワッター!
115 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
ポストシーズン二度目のパーフェクト達成
116 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
なおポストシーズンのパーフェクト達成は二人目であり二度目のポストシーズン達成はもちろん一人目である
117 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
おめ
118 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
もったいないと言うかやぱり高卒プロ入りしてたら今頃もう300勝達成してそうな
119 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
それはない
そもそも大卒エリート弁護士ではない大サトーは大サトーではない
120 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
なんか理論武装してないと嫉妬したコーチに壊されてそう
121 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
いやそれはさすがに
コーチも選手育てないと首がかかってるんだし
122 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
大サトーは完全に文化系の人間って感じだよな
ほんまに分からん経歴してる
123 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
何を今さら
まあ野球の世界に戻ってきてくれてよかった
この調子なら35歳ぐらいまで投げたら名球会入り資格も得られそうやし
124 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
名球会と言うか現時点で既に野球殿堂入り確実やろ
つーか条件満たさなくてもMLBでさえ特例扱いで殿堂入りさせそう
ほとんどのピッチャーの記録持ってる人間が殿堂入りしてないなんておかしいやろうし
125 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
MLBの野球殿堂入りは現役10年が原則だけどな
まあ白石も多分35歳ぐらいまでで引退しても特例が適用されると思う
126 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
野球殿堂ってそんなに特例でガバガバなの?
MLBの方はあまり詳しくないんだが
127 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
日本の方はけっこうガバガバと言うか
まあどっちも名誉しかないと言うか
日本の場合は犯罪とかの不祥事で入ってない選手いるしアメリカでも薬物で入ってない選手いるし
128 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
日本の方は薬物は薬物でも、違うお薬だけどなー
129 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
まあ大サトーが殿堂入りするかどうかと言うと、多分日本の方はする
引退後にコーチとか監督とかしてくれたらさらに確実
130 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
コーチはやるかもしれんが監督は絶対やらんだろ
体育会系の選手の気持ち全く理解出来ないと思うぞ
大学時代の体制破壊は有名だし
131 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
嫁の書籍で知名度抜群だしな
上杉以上とまでは言わんが上杉以外に大サトーの名声を上回る人間がいるとは思えん
132 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
大サトーの采配するチーム見てみたい気もするけどな
オッチみたいな監督かビリー・ビーンみたいな監督になるんじゃね?
133 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
なぜビリー・ビーンw
短気で色々台無しにしてる人間らしいし大サトーとは違うだろ
あいつが怒ったところとか見たことがないぞ
134 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
大サトーに役職用意するならフロントの方が良さそうだけどな
もちろんコーチするのもスカウトするのも見てみたい
ホッシーみたいなピッチャー発掘してきそう
135 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
星はいいピッチャーだったよね……
136 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
死んだみたいに言うなw
まあプロ野球界からは離れたけど、野球指導者やってるんだっけ?
137 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
教職だな
地元のチームの強化してる
千葉はまた栄光の時代を取り戻すかもしれんぞ
138 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
ついこの間も優勝しとろうが
話が脱線しすぎてるぞ
殿堂入りの話あたりだっけ?
139 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
もし大サトーが殿堂入りしなかったとすると、パーフェクトとノーヒットノーランの歴代最多達成者が殿堂入りしていないというおかしな事態になるからなw
あと通算防御率とか通算WHIPも一位のまま引退するだろうし
衰えが見えたらすぐ引退するタイプと思う
140 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
引退しても食ってくことが出来るんだもんな
嫁さんの家が弁護士なんだよな
141 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
いやそれは間違いじゃないけど大サトー自身も司法試験受かって弁護士やってたからな
正確には今でも弁護士なんだっけ?
142 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
法曹資格の取り消しは犯罪とかしない限りはまずないし、弁護士じゃないけど弁護士に戻れるはずだよ
143 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
球団経営に加わってほしいけどな~
嫁の実家の弁護士事務所を継ぐってわけか
最近はでも弁護士も余ってるとか言われてないか?
144 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
弁護士もピンキリ
たぶん嫁の事務所継ぐんなら地元に根付いた顧客持ってるから食いっぱぐれはないと思う
詳しくは知らんけど
145 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
球団経営に同時に携わることは出来るよな?
社外取締役とかで
146 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
実績と名声はとんでもないもんだけど球団経営でそういうの役に立つのか?
147 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
大サトーは早大の有名法律サークル出身で色々な方面にコネ多し
また高校時代の関係で帝大系にも知り合いが多いと聞く
実際に双子の妹が両方とも東大に入ってる
148 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
東大には入れなかったんか?
でも司法試験一発合格やろ?
149 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
私学奨学金で学費寮費無料で早大に入った
おそらく野球部の実績的に裏金が出ていてもおかしくない
150 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
佐藤四兄妹は上二人が野球特待生で妹二人は高校在学中に芸能活動で既に収入があったからそれで自力で東大に行ってる
このあたり有名だけどまだ知らんやつ多いのか
151 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
それも完全に証明されたとは言えんけどな
野球部関連での金の流れは大サトーの闇の一つ
152 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
逆指名精度があった頃ならタイタンズが20億円ぐらい裏金出してそう
153 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
今なら福岡が50億ぐらい出すかもなw
154 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
でも貧乏なレックスに入ったあたり意味が分からん
そもそも今さらプロ入りしたというのも意味が分からんかったけど
155 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
まあ引退後の使える資格を手に入れてからプロに、という意図があったのかもしれんけどこのタイミングで入るのは確かに意味が分からんよな
156 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
レックスに関しては事前に密約はあったんだろうな
さすがにたった二年でポスティング許可を出すっていうのは意味が分からんし
157 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
不正があったってことか?
158 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
違う。不正ではない。少なくとも法律には反していないし野球協約も守っているはず
大サトーは社会人だったから学生野球憲章も関係なかったし
159 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
大卒二年目でタイタンズが育成指名してたやん
この話もうテンプレに書いた方がいいよな
2~4ぐらいまでにまとめるか、wikiで案内するか
160 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
レックスもまあ二年間を格安で使えてしかも二回も日本一にしてもらったんだから得してるのは間違いないよな
161 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
レックスはそろそろ小サトーがポスティングあるか?
162 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
小サトーは在京セ球団でFAだろ
タイタンズが確実に取りに行く
プロ入りの時もそう言ってたし
163 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
レックスはなあ
金原と佐竹が長く活躍してるよな
毎年15勝前後してるのが二人もいるのって凄すぎる
164 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
レックスのピッチャーは樋口がいるから下駄はかせてもらってるのはあると思う
その樋口こそ今年で国内FA権発生するんだが?
165 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
ポスティングでメジャー挑戦とかないんかなあ
樋口ならさすがにメジャーでも通用すると思うんだが
166 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
キャッチャーで外国人はやっぱち難しいよ
まあ坂本みたいなマイナーから這い上がった選手は別なんだろうけど
167 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
坂本がFAで移籍するなら樋口にもワンチャン
168 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
坂本はあと一年だっけ?
169 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
分からんのよなあ
メジャーとマイナー行き来してる期間もあったし契約がどうなってたのかも分からんし
ただ早ければ今年でFAになるんじゃないかなあ、とあくまで疑問形
170 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
アナハイムで黄金バッテリー再結成されたらすごいな
大サトーの登板する試合を中四日にしたらそれだけでえらいことになるぞ
171 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
アナハイムの今年の補強はどうするのか
誰が抜けるんだっけ?
172 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
今年のアナハイムはほとんど抜けないはず
ただ来年一気に契約切れる選手が多いから、今年のうちに新しく契約更新する選手は何人かいるかもしれん
それよりもメトロズが何人も抜ける
173 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
メトロズが弱くなったら来年のアナハイム120章ぐらいしそう
174 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
またニワカが
リーグも地区も違うから関係ないっつーの
175 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
まあまあ
王朝を築くかチーム解体かオーナー次第のところはあるしなあ
176 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
でも両チームともに白石と大サトーが安い間がワールドチャンピオンになれる可能性は高いだろうしな
177 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
上杉本当に戻ってくるん?
あと一年向こうでやったら今度は大サトーとの投げ合いを見たい
178 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
それなー
でも上杉は義理堅いっていうかFAも行使せずにそのままスターズに残ってたし日本の外に出るつもりもないって言ってたし
179 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
クソ雑魚スターズが上杉が入っていきなり優勝争いに絡んでくる来年の姿が見えるw
180 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
第五戦あるいは上杉が先発に回ってきて大サトーと投げ合うこともあったかもしれんけどなあ
181 名前:代打名無し@実況は野球ch板で
上杉が先発で白石が一番打者って、さすがに大サトー相手でもそれはイジメだwww
~~~
アナハイムがニューヨークを再訪した。
第一戦を完封されたものの、次の試合では僅差で勝利。
ニューヨーカーはアナハイムでの試合も注目していた。
それがヴィエラの好投で第三戦を落とし、ハイスコアゲームで勝利した第四戦の後、まさか第五戦でパーフェクトに抑え込まれた。
確かに敵ではある。
敵ではあるがここまで凄いと、単純に嫌うのも難しくなってくる。
選手団はホテルに到着した後、おおよそは体を休める。
だがある程度は体を動かし、調整したいというのも確かなのだ。
残るはあと二試合。
スプリングトレーニングから始まって、162試合のレギュラーシーズンに、一ヶ月間のポストシーズン。
長かった一年が、ようやく終わろうとしている。
直史はこの日、まだ体調が良くない。
第一戦を投げた後もであったが、やはり消耗が激しい。
NPB時代にも対戦はあったが、そもそもクライマックスシリーズでは最初から有利な立場で対戦が出来た。
(日本シリーズで戦ってたら負けてたか)
考えすぎかもしれないが、その可能性はある。
単純に大介の圧力が、さらに強くなっているというのもある。
高校時代の紅白戦などは、お互いにある程度手の内を知った上で、試しあうような勝負であった。
プロ入り後はどうにかまだ抑えていたが、明らかにまだまだ成長している。
残り二年。
勝ち逃げするにはもっと、ペテンにかけるような裏技が必要になる。
初見殺しをいくつか開発出来ないであろうか。
もっともそういうものも、だいたいは先にどこかで試しておかないと、通用はしないものであろうが。
直史は第六戦の登板は不可能だと言って、首脳陣もそれを了解した。
球数的には連投も出来そうなぐらいで、しかも移動に一日がかかっているため休養になったのだ。
正直なところ次の日であれば、どうにかなるかなと直史は思ったりもした。
だが第六戦、メトロズは上杉を先発に出してきた。
順番的にはオットーが投げるはずであった。
地元に戻っての第六戦、普通にそれでも勝算はあったはずだ。
だが直史がパーフェクトをしたのが、メトロズを完全に萎縮させていた。
そこへの荒療治として、上杉に投げさせるというわけだ。
ワールドシリーズは第三戦に投げたのみの上杉。
投げるとすれば第五戦、ビハインドでもまだ一点差というところで出すべきだったろう。
そうすれば直史も、これ以上は援護はないという状況で、よりプレッシャーからスタミナを消費した。
だが結果的には楽な点差で、最後まで逃げ切ってしまったのだ。
上杉を打てるバッターは、アナハイムにはいない。
ベテランのシュタイナーは、揺さぶりや変化球打ちは得意だが、単純なスピードボールにはそれほど強くはない。
ターナーも今期の成績が伸びたのは、パワーピッチャー相手よりも、読みによって改善したと言った方がいい。
意外性の打者である坂本も、単純な圧倒的なスピードには、とてもついていけない。
NPB時代に、樋口が上杉にひねられていたのを思い出した。
上杉が投げる。
この試合自体はおそらく負けるな、と直史は考える。
だが最終的に勝つのは、アナハイムになるだろう。
いや、もちろん上杉が相手で、しかも大介までいるので、確信はとても持てないのだが。
ここで長いイニングを投げることで、上杉を消耗させる。
今年は長くても、三イニングまでしか投げていない上杉。
ただクローザーとしては、連投も普通にしていた。
しかしこの試合、どれだけ上杉を引っ張らせるか。
上杉以外のピッチャーからなら、普通に得点は期待出来る。
そしてベンチの中で、直史は冷静に計算する。
七日目の試合、メトロズはおそらく、今日は投げなかったオットーを先発させてくるだろう。
スタントンでもいいのだろうが、スタントンはポストシーズンで三戦投げて、全て負け投手となってしまっている。
投球内容はそんな、際立って悪いものとも言えない。
だがポストシーズンの流れが、今のスタントンにはなさそうなのは確かである。
第六戦、重要なのは失点を出来るだけ防ぐこと。
先発のスターンバックには、出来れば七回まで二失点ぐらいで投げてほしい。
おそらく上杉は、何かの事故があっても、一点ぐらいまでで抑えてくるだろう。
だが今日の試合に投げれば投げるほど、明日への影響も残るはずだ。
直史は今日の朝には、かなり体調は戻ってきていた。
そして明日になれば、またさらに戻ってきているだろう。
復調した直史が、どれだけ投げられるか。
あるいはリリーフではなく、先発で投げられるかもしれない。
メトロズから一点を取る。
そしてメトロズに一点も取らせない。
前者は普通のメトロズの先発からなら、それほど難しくはないはずだ。
そして後者は、直史がどれだけ限界まで、投げられるかによる。
夏の甲子園の決勝、そして日本シリーズの第七戦。
直史はこれまでに、限界のところで倒れている。
だがおそらく肉体的体力的限界ではなく、脳の活動の限界なのだ。
ぎりぎりまで脳が計算して、その限界でダウンしてしまう。
直史の倒れるというのは、そういうものなのだと思う。
普通にピッチャーで、投げ切って倒れるなど、直史は他に見たことがない。
語弊があるかもしれないが、スポーツもまた脳を使って行うものだ。
そもそも人間の肉体の活動は、全て脳がコントロールしている。
反射などは脊髄反射などがあるが、バットを振るという行為が、果たして脊髄反射にまでなるのか。
大介ぐらいにバットを振っていれば、それもあるのかもしれないが。
とにかく今日の試合でメトロズに負けるにしても、出来るだけ逆転の余地を残しておけば、上杉を引きずらざるをえない。
そのあたりはメトロズのベンチも判断が難しくなることだろう。
いっそのことファーストに上杉を残しておいて、厳しい場面になればまた、交代して投げてもらうということもあるか。
ただ今のMLBはピッチャーが交代すると、一イニングか打者三人に投げなければいけないという、ルール改悪がずいぶんと前にされている。
試合時間短縮のためとか言われているが、そのあたりの継投なども、野球の面白さの一つであるはずなのに。
もっとも野球のルールについては、意外なほどに複雑なものだ。
そのルールの煩雑さもまた、野球人気が落ちた原因なのかもしれない。
サッカーやバスケットボールも細かいルールはあるが、ローカルでそういったルールをなくしているところもある。
NBAなどはルール改正はしょっちゅうであった。
スタジアムの席が埋まっていき、いよいよ試合が始まろうとしている。
先発上杉の衝撃は、アナハイムのみならずメトロズファンにとっても大きなものであったろう。
この第六戦は捨て試合。
だが負け方が重要になる捨て試合だ。
スターンバックには必死で、出来るだけリリーフも使わず、そして点も取られないピッチングをしてもらわなければいけない。
もちろん強力メトロズ打線に、無失点というのは考えにくい。
実際に第二戦も、七回を投げて二失点している。
だが七回二失点はハイクオリティスタート。
そこまでやってくれるなら、確実に上杉もそこまでは引きずることが出来るはずだ。
ただ、一回のアナハイムの攻撃に備えて、投球練習をしているのが、もう100マイルは軽く超えている。
今季の上杉の最速は、一度だけ106マイルがあったが、105マイルが安定して投げられる最高。
それでも時速ならば170km/hなので、現在のMLBでは圧倒的なのだが。
NPB時代の上杉であれば、アナハイムはさらに手が出なかっただろう。
全盛期を過ぎて、MLBで無双する上杉。
日本に戻ってから、またどれぐらいまで回復するものだろうか。
アナハイム側のベンチでは、この試合を明確に捨てると考えているのは、直史以外には坂本ぐらいだろう。
その坂本に対して直史が、上杉の体力を削るため、出来るだけ相手にも得点させないようにと言ってある。
それは誰だって、点は取られたくないのがそもそもの話だ。
しかし特にこの試合は、上杉を消耗させることが、最終的な勝利につながる。
先頭打者がバッターボックスに入る。
そこに投げ込まれた上杉のストレートは、当たり前のように100マイルを超えていた。
102マイルから始まって、軽く投げているようで102マイルを連発。
そしてコントロールも、直史ほどではないにせよ、アウトローとインハイに安定して投げていた。
三球三振。
バットにボールが当たることさえなかった。
ペース配分を考えながら、上杉は投げているだろう。
だが全く、点が入る気がしない直史であった。
×××
※ BBS部分の誤字はわざとです。
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