第46話 意外と正しい攻略法

 ドーピングの手段は色々とあるが、かつてMLBではかなりおおっぴらにドーピングが行われていた。

 なぜなら記録ではなく、ショーであったから、と言い訳をすればいいのだろうか。

 人体に悪影響を与えるものを使ってまで、ショーで結果を残すことを、いいことだと考える訳がない。

 現在はかなり定期的に検査がされていて、目だったドーピングはされていない、ということになっている。

 だが大介は集中的に何度も受けているし、直史も検査を受けなかったわけではない。

 日本人の場合、自然であることがいいという価値観があるからか、ドーピングに対する忌避感が高いと言われる。

 なのでMLBなどに行くと、チームから優先してドーピング検査に回されたりする。

 おそらくまだ、やっているやつはいるのだろう。


 直史が今回受けた治療は、基本的には幹細胞を使ったもので、これはドーピング違反にはならないものである。

 また実はMLBなどは、陸上やオリンピックに比べると、まだしもドーピング検査の内容は厳密ではないし、回数も少ない。

 とりあえず完全に合法な治療を受けて復活した直史は、その日の第一戦のマウンドに立つ。

 アナハイムに迎えた相手はトロント。

 とてつもない幸運によって今年、直史から蹂躙を受けていないチーム。

 このポストシーズンでよりにもよって初対決なので、ピッチャー有利の初対決としては、アナハイムファンも圧倒的なピッチングが見られると思っているかもしれない。


 いつも油断していない直史であるが、トロントに対しては特に油断していない。

 なぜなら成績を見てみれば、明らかに注意すべき点があるからだ。

 トロントは今年のシーズンは開幕から、ひどい打撃不振であった。

 それをシーズン序盤から、トレードなどを画策。

 五月に入ってからはマイナーの選手を引き上げて、それで戦力を整えていった。


 MLBの組み合わせは、かなり偏ったものになるのだが、アナハイムとの対決は八月と九月に一カードずつ。

 八月の試合はわずか四失点で、アナハイムが三連勝している。

 だが九月の試合は四連戦で、二勝二敗。

 四試合で20点を取られている。


 シーズン中にチームの新陳代謝が、見事に進んだ例である。

 若手の選手が調子に乗って、ブンブンと振り回してくる。

 直史が一番楽に相手できるタイプのバッターたちだ。

 ただ中には出塁をあっさり選ぶ選手もいるので、ボール球を振らせるばかりというわけにもいかない。

 ゾーン内でばかり勝負する直史にとっては、特に問題となるものでもないが。

 純粋に注意しなければいけないのは、今日の直史はややボールの最大出力を上げないでおきたいということ。

 球速も球威もスピンも、ある程度制限した状態で、コンビネーションで打ち取る。

 とりあえず先頭打者は、セカンドゴロでアウトにした。


 先端治療で確かに治癒はした。

 元々炎症だけなのだから、放っておいても大丈夫であった可能性すら高い。

 ただ少しでも投げることに支障があれば、今の大介には勝てないと思う。

 日本時代よりもさらに勝負を避けられながら、このMLBのスケジュールの中で打っていく。

 直史としてはメンタル的なものなのかな、と思うぐらいだ。

 もっともそれを大介に言えば、オマエモナーと返ってくるかもしれないが。


 二番を内野フライ、三番も内野フライ。

 打ち取って上々の立ち上がりであるが、問題がないわけではない。

 沈む球で追い込んでから、カーブやストレートで空振りを取ろうとして、それについてきたのだ。

 空振りを取りにいって、打ち損じという結果が出た。

 及第点ではあるが、これに満足していてはいけない。


 全力を出さない中で、最大限の力で相手を抑える。

 コンビネーションが大切となってくるだろう。




 トロントのバッティングを見ていて、直史はいささか不気味なものは感じる。

 元々ゾーンに投げているからというのもあるが、初球から積極的に振ってきている。

 ただゾーンの球をフルスイングというのは、直史の攻略手段としては悪いものではない。

 どうせヒットの連打などまずないのだから、ホームラン狙いが期待値は高くなるのだ。

 織田がホームランで点を取ったのが、統計上の異常値になっていたりはするが。


 直史が決定的な失投をするまで、カットで粘る。

 あるいは全てホームラン狙いのフルスイング。

 この二つのうち、コントロールの組み合わせで打ち取れる前者より、事故の起こりやすい後者の方が、直史としても不気味だ。

 ただ初球から振ってくるので、二回からはボール球を上手く振らせていくつもりだが。


「徹底してるな」

「ちゅうても最後まで出来たらっちゅう話じゃき」

 途中で必ず、絶望して方針を転換する。

 坂本としてはこれまでの傾向から、そうなるだろうと判断しているのだ。

 重要なのは球数を上手く減らすことか。

 投げるボールが偏らないように、そこは注意しなければいけない。


 だが実はトロントの首脳陣は、それほど難しいことは考えていないし、試合の前から諦めていた。

 アナハイムの打線と、先発が直史であるという事実。

 なので先発も、三番手を出してきたのだ。

 MLBでもポストシーズンになると、かなりエース同士の対決などが見られたりする。

 だがトロントは既に一カードを対戦しているため、エースをずらして登板させても不自然ではない。

 アナハイムの主戦力となる先発ピッチャーは、スターンバックとヴィエラ。

 この二人も優れたピッチャーではあるが、絶対に勝てるというほどの無茶な成績は残していない。


 次の試合で打っていくために、この試合は捨ててでも、バッターには全力で打たせていく。

 それで内野ゴロやフライが増えても、それは構わない。

 重要なのは敗北の事実を、次の試合に引きずらないことだ。


 このあたり大介の場合と似ている。

 勝てない相手は諦めて、勝てる相手に勝つ。

 大介は歩かせてしまって、後続のバッターで勝負するというものだ。

 ただスターンバックもヴィエラも、今年は22勝もしている。

 直史と合わせると三人で74勝もしているわけで、勝ち星がつくのはかなり運の要素が強いとは言え、勝ち投手の権利を得るところまでは、しっかりと投げているということだ。


 実のところ直史は、コントロールにも微妙だが違和感があった。

 治療を受けるまで、キャッチボールもしない日があったのだ。

 本格的にボールを全く投げない日など、いつ以来であろうか。

 もちろんそれでも、普通にピッチャーの言うところのコントロールとは、隔絶した精密さを持つ。




 一回は両者共に得点なし。

 そして二回の表、トロントの攻撃。

 四番からの攻撃は、初球から打ち気が見える。

 そこに落差の大きな遅いカーブを投げることで、わずかに目線を動かそうとする。


 ストライクの宣告があったが、全くピクリとも動かなかった。

 あのカーブは捨てているということか。

 ならばこれはどうだ、と直史が投げたのは、スピードのあるパワーカーブ。

 これは振ってきて、ファールとなる。


 わざわざ速いボールに、狙いを絞っているのか。

 カーブを投げた後なら次は、普通ならフォーシームストレートを高めに投げるのかいい。

 しかし直史が投げたのは、珍しくも縦スラであった。

 バットに当たった打球は高く跳ねてショートゴロ。

 ただ足のある選手であれば、内野安打になったかもしれない。


 まだ三振が取れていない。

 トロントの方は、それに気付いているだろうか。

 直史の奪三振率は、レギュラーシーズンで先発ピッチャーの中ではリーグ三位であった。

 スピードボールは持っていないのに、ちゃんと三振は取っているのだ。

 それが次の五番も、ファールフライでアウト。

 球数が少ないのはいいのだが、三振が取れていない。


 奪三振にこだわってはいない。

 むしろ打たせて取るのが、直史のスタイルである。

 ただ追い込んだら三振は取りにいっている。

 そこで取れないのが少し気になる。


 単純にコンビネーションの幅が狭い。

 そしてコンビネーションを広げる中でも大切な、球速の上限値がいつもより低い。

 90マイルのストレートで空振りや見逃しを取るのは、かなり難しいことだ。

 ただ普段から、限界で投げていないのは同じこと。

 今日はその制限が、球速などの球威にかかっているだけだ。

 

 球速に加えて、やはり変化量もやや低めになっている。

 それでも抑えるのがコンビネーションであり、投球術である。

 六番打者もスライダーについていって、しかし空振りまではせずにファーストゴロ。

 案外こちらの方が楽なのか、と勘違いしてしまいそうになる直史である。




 連打で得点が入るかもしれない。

 直史の予想はそれなりに根拠のあるものだ。

 なのでこの試合は、先制点がほしい。

 しかしアナハイムも打者一巡では先取点を取れず。

 対して直史のピッチングは、三回まではパーフェクトであった。


 そして三回の裏、アナハイムの攻撃。

 三番シュタイナーのスリーランホームランが飛び出した。

(勝ったな)

(勝ったな)

(勝ったな)

(勝ったな)

 あちこちでフラグを立てられていたが、確かにこの三点差は厳しい。

 もっともアナハイムの打線を見れば、これぐらいは取られるだろうというものだ。

 

 四回の表、トロント打線は二巡目。

 普段はこのあたりでヒット一本を打たれるが、今日は一気に三点が入ったばかり。

 ここはヒット一本も許したくはない。

 そう思う直史だが、まだここでは全力を出すわけにはいかない。


 だいたい直史は、球数制限と言うか、ピッチャーの保護の本質が分かってきた。

 球数制限というのは間違いではないが、本気のボールをどれだけ投げたかだ。

 抜いた球なら、キャッチボールの延長だ。

 そして直史の抜いたタイプのカーブやシンカーは、その程度の負担しかない。


 先頭の一番には、スルーを使った。

 サードゴロでまずはワンナウト。

 ここまで一つの三振もないというのは、逆に変なことである。

 まさかという思いはあるが、これを見るのは観客もベンチも、また期待してしまう。 

 81球以内のパーフェクトという、ピッチャーの成しうる最高の奇跡を。

 続くバッターはカーブを打ち損なって内野のファールフライ。

 今宵のカーブは一味違う。


 二番と三番は内野ゴロ。

 四回まで終わって、まだ奪三振がない。

 球数も35球と完全に100球以内ペース。

 そろそろどうにかしないと、ひどいことになるのは分かっているだろうか。


 そう思われていた五回の表、ツーアウトから六番バッターの打球がサードの頭を越えたところに落ち、直史のパーフェクトは途切れた。

 ホッとしたのはどれだけの人数で、ため息をついた人数はどれぐらいであったか。

 ともあれトロントは、第二戦以降に戦うための、戦意を失わずに済んだ。




 不思議なもので一つの記録が途切れると、他の数字にも影響が出てくる。

 これまでなかった三振が、普通に取れるようになった。

 近くで見ていた坂本としては、ヒットが一本出たことによって、より飛ばそうという意識がスイングを大きくしてしまっている。

 確かにフルスイングをしたら、ボールは遠くに飛んでいく。

 だがそれにばかり気がいっていて、ミートへの意識が薄くなっている。


 ボール球を振りにいって三振。

 そんな空振りが増えている。

 序盤は狙い球を絞って、それ以外はしっかりと見逃していったのに。

 それが今は打ちに行って、結局はミスショットをしているか、空振りまでしている。

 緩急差に完全に対応が出来なくなっているのだ。


 若いチームの弱点が出たとも言えるだろう。

 勢いに乗った時は強いが、今は自分の勢いに振り回されている。

 ただそれでもトロントの首脳陣は、これまでの方針を変えない。

 今日の試合はこれでいい。

 スイングが萎縮してしまうのが一番怖い。

 本心を言えばあと一本ぐらい、ヒットが出てくれれば嬉しい。

 とりあえずパーフェクトは防いだものの、マダックスのペース。

 あのポテンと落ちたヒット一本で、喜ぶことは出来ない。

 内野の間を抜く、ある程度勢いのあるヒットが出ないものか。

 トロントの首脳陣はそう思っている。


 選手たちとしては、若手がとにかく多い。

 だがかなりのベテランで、選手たちの育成のために取られた30代後半のバッターもいたりする。

 もう全盛期の力は全くないが、それでも経験からの読みなどで、どうにか打っていくことは出来る。

 若い選手たちのお手本になるような、そんな選手がほしかったわけだ。


 上手くすればトロントは、あと二年後ぐらいに黄金期が来る。

 その時に一気に補強して、上手くそれが機能すれば、ワールドシリーズも狙えるかもしれない。

 だが五年もすれば一気に主力級がFAを迎える。

 ラッキーズやトローリーズのような、常に優勝を狙っていけるチームではないのだ。


 あと一本のヒットがほしい。

 そう思っていたところにエラーでランナーが出たが、これは次にピッチャーの足元を抜けていくような打球を、直史が処理してダブルプレイ。

 間違いなく直史の成績には、自身の守備力も大きく関係している。

 あのマダックスもゴールドグラブ賞を18回も獲得しているのだ。

 これはMLB史上最多の記録であり、おそらく今後も抜かれることはないであろう記録の一つだ。


 あの一本のヒットは、波紋ではあった。

 だがその波紋は、すぐに凪いで波にまではならなかった。

 直史のピッチングが、揺らがなかったというのが大きい。

 エースはチームを勝たせる存在。

 そしてチームを崩さない存在だ。

 この初戦で、格付けを済ませてやる。

 直史はそのぐらいの気持ちでいるのだ。

 



 レギュラーシーズンで直接対決はなかったが、もちろんその記録を耳にはしていたし、ビデオで見ることも多かった。

 ただ対戦前には選手たちに対して、あまり分析はされていない。

 なぜなら最初から、この試合は捨てると決めていたから。

 情けない話だし、士気が下がるかもしれない。

 だが直史にかける労力を、他にかけた方が効率的だ。


 直史以外のピッチャーから、勝ち星を上げる。

 それがトロントの大前提だ。

 それは作戦でもなんでもないと言いたいが、現実的な選択ではある。

 元々初対決が有利なピッチャーなのに、ノーヒッター五回にパーフェクトを四回。

 こんな存在をまともに計算して、勝てるわけがないのだ。

 

 トロントが狙う現実的な価値筋は、三勝一敗。

 直史が投げたこの試合から後の三戦を、全て勝ってしまうことだ。

 二勝二敗で五戦目に持ち込めば、またも直史が投げてくるだろう。

 その時点で負けだ。リーグチャンピオンシップに進んでアナハイムと対戦するチームの助けにはなるかもしれないが、トロントが求めるのは自分たちの勝利である。


 そこまで悲観的に、しかし現実的に考えているとは、直史には分かっていない。

 だがこれぐらいの覚悟をして、ポストシーズンに進出している。

 直史は九回までを投げて、結局は完封した。

 85球を投げて、ヒットとエラーが一つずつ。

 言うまでもなくマダックスである。


 色々と反省すべき点が多い試合だった。

 何より一番には、四点しか取れなかったこと。

 シュタイナーのスリーラン以外は、わずかに一点の追加。

 トロントのピッチャー事情は当然、アナハイムの首脳陣は承知している。

 悪くはないが、もっと取っていてもおかしくはない。

 

 ただし今年のレギュラーシーズンでは、四点以上はしっかりと取っている。

 ポストシーズンではピッチャーの気合の入れ方が違うが、それでもレギュラーシーズンで、しっかりとある程度の攻略は出来ているのだ。

 またレギュラーシーズンで当たったとき、アナハイムの強いピッチャーが相手の時は、普通に負けている。

 アナハイムもまた、ポストシーズンではピッチャーに負担をかけてくる。


 トロントがもしアナハイムに勝って、次のステージに進出できるとしたら、その理由は一つしかない。

 アナハイムがワールドシリーズの決戦まで見据えているのに対し、トロントは目の前の対決に精一杯だからだ。

 ワールドチャンピオンになるために、ピッチャーを上手く運用しなければいけない。

 無理をさせるわけにはいかないのだ。

 アナハイムは直史の他に、スターンバックとヴィエラで勝ちを計算していく。

 トロントは第五戦までもつれこめば、直史が二度目の登板をしてくると考えている。

 日程的にアナハイムも、そのつもりではいる。


 だがここで直史を二試合も使えば、リーグチャンピオンシップでは起用の幅が狭まってしまう。

 メトロズ打線と対決して、まともに勝てると言えるのは直史だけ。

 出来れば直史には、中三日で三試合に投げてほしいと、アナハイム首脳陣は思っている。

 アナハイムの投手陣とメトロズの打線を考えれば、他の四試合のうちで、勝てるのはせいぜい二つまで。

 それもメトロズの強いピッチャーと当たって、九回にまでリードしていなければ、その時点で終わりである。


 先が見えているだけに、選手の無理使いが出来ない。

 もちろんトロントも先のことを考えていないわけではないが、今年は全力で、行けるところまで行こうという程度だ。

 メトロズと対戦し、ワールドチャンピオンになる。

 その明確な道筋が見えているチームは、おそらくアナハイムだけである。




 アナハイム首脳陣はこのカード、三連勝を狙っていた。

 そうすればピッチャーの調整も出来て、直史はリーグチャンピオンシップの初戦に、中七日で投げられる予定である。

 もっとも今日の球数を考えれば、回復のための時間はさほどに必要もないだろう。

 明らかに肘への負担もなく、球速も抑えていた。

 そんな状態でも勝ってしまうのだから、本当に恐ろしい存在だ。


 チームの中でワールドチャンピオンに、一番なりたい人間は誰だろうか。

 選手たちももちろん、それはなりたいであろう。

 だが現在のMLBにおいては、30チームとチーム数が拡大し、なかなか一流の選手でも、優勝の栄誉は巡ってこない。

 若いうちはただ金を追求する。別に悪いことではない。

 ただ野球が好きというのが根底にあれば、やがては優勝をしたくもなるだろう。


 FMか、GMか。

 そのあたりは優勝というのは、あくまでも仕事の結果だ。

 したくないはずはないし、自分の実績にはなる。

 だがレギュラーシーズンはともかくポストシーズンは、短期決戦のため運の要素がそれなりに出る。

 強いチームを作ること、そのチームで結果を残すこと。

 それは目的ではあるが、次のキャリアのステップにつながっているだけだ。


 おそらく一番は、オーナーである。

 MLBのオーナーという、アメリカ社会の中でも一種のステータス。

 そのオーナーになりたくないという人間が、果たしているだろうか。

 特にアナハイムやメトロズは、オーナーがほぼ個人となっている。

 自分のチームがワールドチャンピオンとなるのは、また違ったステータスであるのだ。


 第一戦は勝利した。

 だがそれは、二戦目以降の勝利とは関係がない。

 直史以外のピッチャーで、勝たなければいけない試合が始まる。

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