第44話 テンションの上がったパパの壊れたブレーキ

 新生児室の赤ん坊を遠慮なくデレデレとした顔で眺める直史の姿は、はっきり言って珍しいものである。

 とは言え瑞希はさすがに妻だけあって、何度か見たことはあるのだが。

(ほとんどピンク色の記憶しかない!?)

 愕然とするが、ごく一部は18禁じゃない記憶もちゃんとある。

「それで、名前なんだが」

 急にキリッとした顔で、直史は告げた。

「明史、朝史、正史あたりがいいかなと思ってるんだ」

 そう言って漢字を書いてあるメモを、瑞希に見せてくる。

「優史が第一候補じゃなかったの?」

「いや、実際に顔を見たら、なんとなく違うかなって」

 これまた珍しく、感覚的な物言いであった。


 佐藤家の男子、特に本家直系は、史の字を名前に入れる。

 先祖代々、と言いたいところであるが、実際は明治以降の名づけ方になっている。

 それ以前は庄屋の家で、名字帯刀を許されていたから、幼少期の長男は代々同じ名前であったのだ。

 ただ今でも別に無理に変えることはなく、普通に使える名前が付けられている。

 ちなみに本家の長子直系ではない武史の長男は、この法則に従ってはいない。


 子供の名前については瑞希も、かなり保守的ではあった。

 だいたい子供の名前を見れば、その親の生育環境は分かるというものである。

 もっとも56歳の時に生まれたから、五十六などと名づけられた人もいるし、森鴎外の名づけはかなりアレな方であったろう。

 幼名だからといって、織田信長などもかなり、名前のセンスは悪すぎる。

 そのあたり秀吉は、かなり愛情深いものであったかもしれない。

 家康は代々竹千代なので、完全に保守派である。


「個人的には、これはやめてほしいかな」

 そう言って瑞希は、正史を除外する。

「弁護士の子供が正史だと、分かりやすすぎるからとか?」

「それもあるけど、私はあと少し間違っていれば、正美って付けられるはずだったから」

「……少し古風だけど、そこまでおかしくはないと思うけど」

「お母さんがドカベン見せて、もっと今風のにって抵抗したの」

「ああ~……」

 まあ確かに正美という名前の、男性もいたりはする。

 だがそれを言うなら、瑞希や真琴も、読みは男性名であるような気もするが。


 ただ妻の意見をないがしろにするほど、直史も固執してはいない。

「この二つは、生まれたのが明け方だったから?」

「そうなんだけど、この二つの内なら漢字の意味も含めて、明史の方がいいかな」

 明るい子に育ってほしい。

 ちなみにアキと略すれば、女の子の名前のようにもなる。

 直史もナオと呼ばれたら女の子のような名前なので、そのあたりの共通点もある。

 なんとなくそんな風に話し合って、佐藤家の長男の名前は決まった。

 もちろん日本の佐藤家には、しっかりと連絡を入れておいた。

 ネットでメールが遅れる時代は、本当に便利なものである。

 1980年代どころか90年代もなかなか、メールなどは使うことはなかったのだ。

 ちなみにもっと昔は、電報を使っていたそうな。




 直史がお休みをもらったその日、アナハイムはよりにもよってオークランドに負けた。

 今年は散々にアナハイムにやられていたオークランドだが、最後に一矢報いた形になったかもしれない。

 これでアナハイムはメトロズとの、勝率競争から一歩遅れたからである。

 その後の二戦は勝利したものの、メトロズも負けていないので差が縮まらない。


 そしてついに最後の三連戦、ヒューストンとの対決となる。

 この二戦目に直史が登板し、今年31度目の先発。

 最後の試合に、30勝目がかかっていることとなる。

 まさかポストシーズン前に、連投などをするわけにもいかないのだ。

 ただ……三連戦の一戦目をアナハイムは落としたため、メトロズが残り二試合を落とさないと、というまずありえない事態になっていた。

 負けてもアドバンテージには変わりはない。

 なので選手たちは微妙に、気が抜けてしまっている。

 メトロズがフィラデルフィアを相手に、二つ落とすとは思っていないからだ。


 ただし直史の30勝目なので、嫌でも気合をいれないと、という認識はある。

 チームのエースが勢いを付けてポストシーズンに入るという流れはいい。

 子供も生まれたばかりであるし、どうせなら勝利をプレゼントしようではないか。


 チームメイトはそんなノリであるのだが、直史はしっかりと切り替えてはいる。

 激怒していても多幸感に包まれていてもご褒美に期待していても、そのコントロールが乱れないのは長所だ。

 唯一乱れるのは、単純にメカニックの問題。

 そして今日は別に、メカニックは狂っていない。


 アナハイムに戻ってからの一試合、直史はベンチに入っていなかった。

 その事情は普通に、本人の口から語られることになった。

 チームメイトたちはよりにもよってその一試合で、オークランドに負けたのがバツが悪かったが。

「エースに30勝目を!」

「息子が生まれたエースに祝福を!」

 なんだか長男を出汁に、チームの結束を高められている直史である。

 だが分からないではない。

 ポストシーズン、プレイオフの戦いは、勢いが必要なのだ。

「ここからは全勝でいこう」

 直史がそう言って、チームメイトは頷く。

 残り二試合を勝てば、116勝で歴代タイの記録にはなる。

 その勢いでポストシーズンを勝ち抜くのだ。


 ただ、彼らは勘違いしていた。

 直史の言う全勝。それは高校野球の全勝に近い。

 つまり優勝するまで、一度も負けないということ。

 少なくとも直史は、自分の試合では全勝するつもりでいた。

 そしてそれは不可能ではないだろう。もし言われれば、チームメイトも頷いたはずだ。

 あとは他のところで負けないか、最低でも一勝していけばいいのだ。




 前回ものすごい早さで試合を終わらされて、そしてインタビューをすっぽかした直史の理由が、子供が生まれるから、と聞かされたヒューストン。

 感情的になった直史がああなるのかと、戦慄していた。

 元々直史は、負けてはいけない試合では、さらにその精度を増していく。

 精度が増していない試合でも、負けていないのだからおかしいのであるが。

 幸福指数の上がっている直史だが、今日は真琴も病院に連れてきて、赤ん坊の顔を見てからやってきた。

 しばらくは病院から球場通いであり、ポストシーズンを前に少し大変なのか。

 いや、そんなことはない。


 アメリカの病院は金さえあれば、高級ホテル並の待遇が普通に受けられる。

 とにかくまともな保険に入っておかなければ、普通に病院代で破産するのがアメリカだ。

 こういう時に泡銭は、使っていったらいいのだ。

 ヨメニウムとムスメニウムに加え、ムスコニウムを摂取した直史は、ちょっとどころではなく危険になっていた。


 ヒューストンの先頭打者は、初球をツーシーム空振り。

 二球目はスプリットを空振りし、そして三球目。

 インハイストレートを見送って、見逃しの三振である。

 ただ本人は、インハイのストレートだと思っていなかった。


 ベンチに戻っても、首を傾げる。

(93マイル?)

 直史の球速の、上限に近い。

(いや、確かに速くはなかったか?)

 だが手が出なかったのは、途中でボールを見失ったからだ。


 キャッチ音に従って後ろを見れば、しっかりとインハイにストライクが決まっていた。

 判定に文句を言うわけではなく、ただ確認したかったのだ。

(目が追いかけられなかった? いや、前の試合はそんなことは……)

 二番打者は普通に、カーブを空振っていた。

 三番打者は早打ちでサードゴロ。

 完全に詰まった当たりであった。




 ベンチに戻ってきた坂本であるが、直史の状態をしっかり把握していた。

 最高にハイになっている。

 球数は少ないし、抜いた球もちゃんと使っている。

 肉体的な疲労は、それほどひどくはないように思うが、ストレートなどの球威が違う。


 球威と球速は全く別のものだ。

 いや、ある程度は比例していくのだが。

 回転数やスピン軸など、そういった質が高いものは、球威の内に入るだろう。

 逆に回転数が少なければ、それは伸びのない球になる。

 だがそれにしても使いようによっては、チェンジアップのような使い方が出来る。


 直史は急いでいる。

「何をそんな、あせっちゅうがか」

「焦っているわけじゃないんだが」

 直史はある意味、とても正直である。

「早くもう一度息子の顔が見たい」

 え、こいつこんなやつだったの、という顔を坂本は露骨にした。

 

 坂本は直史のことを、絶対零度の氷の心臓、などと思っていたりして、それはそれほど間違っていない。

 だが氷は溶ける。

 考えてみればこれまでも、かなり家族を優先しているところはあった。

 今日の練習にしても、珍しく時間ぎりぎりに来ていたし。

 普段から余裕をもって行動している直史としては、珍しいことである。

 柔軟やストレッチなど、ちゃんとやっているのか坂本は少し心配になった。

 すると今度は試合寸前まで、それをやっていたのだが。


 直史の大学時代に近い。

 練習は普通に授業のない時間に行う。

 ゼミの飲み会などにもほどほどに参加し、野球の練習は合間の時間を使うのだ。

 樋口が似たようなパターンであったため、成立したものである。

 本当にそんな練習で大丈夫か、と周囲は思っていたものだが、隙間時間を使っていたのだ。


 まだ完全に勝率の順位は確定していない。

 なので負けるというのは絶対にアウトだ。

 ただ直史は急いではいるが、逸ってはいない。

 それは直史なりの価値観で、他のことをピッチング不調の言い訳にはしたくない、という美学がある。

 これは大介にも言ったことで、そのあたりが直史のメンタルの、強靭と言うか融通が効くあたりなのだ。


 誰かのせいで負けたとは言わない。

 誰かのおかげで勝ったと言うべきだ。

 たとえ子供の可愛さにメロメロになっていても、それを言い訳にはしない。

 大学時代も24時間耐久セックスなどはしたが、それでも意地で成績は落とさなかった。

 頭のいいやつが馬鹿をすると、こうなるといういい例である。

 単に頭がいいだけではなく、天才であったりするとよりひどい。


 序盤からは動かない試合。

 ヒューストンとしてもそうそう、アナハイムに先制点を許すわけにはいかない。

 圧倒されたままポストシーズンに進んでは、チームの士気に関わる。

 だがバッターボックスに送られた選手は、首を傾げて戻ってくる者ばかりだ。




 飛ばしているな、と球数がかなり少ない直史のピッチングを見ながら、坂本は首を捻っている。

 この前の試合で、直史の限界を計測しきれていなかったことを、坂本は認めている。

 今日の試合はかなりパワーを使っているが、普段はずっともっと省エネピッチングをしていたではないか。

 普段ならファールを打たせたり、内野ゴロを打たせるボールが、かなり空振りや見逃しになっている。

 何をやっているのかは分かるが、本当にこんなことが出来たとは信じがたい。

 

 追い込んだら、必殺のウイニングショットが待っている。

 明らかに今日は、高めのストレートの軌道が違う。

 ツーシームなどの変化量も、スピン量で変わってくる。

 普段なら打たせるボールで、空振りが取れているのだ。


 それはかえって三振は増えても、球数は多くなってしまうのでは。

 坂本は最初はそう思ったが、今日はカットボールの打ちそこないが多い。

 まさかとは思うが、キレのあるツーシームなどとは別に、普段からそれほど効果的でないカットボールを、意識して使っているのか。

 サインを出しているのは自分だが、直史がそのサインを承諾し、そしてサインどおりではあるが、想像以上のボールを投げているのは確かである。


 おそらくほとんどの人間が同意してくれないだろうが、坂本は思う。

 佐藤直史は気分屋であると。

 普段のテンションは常に安定していて、落ちることはない。

 だがクールなふりしてテンションを上げて、そしてスペックが爆上がりする。

 変身を二回残している、といったところか。

 さすがにこれ以上というのは、考えたくもないが。


 それにしても今日は投手戦になっている。

 アナハイムも珍しく、序盤から点を取れていない。

 ここでさすがに気が早いが、首脳陣は最悪を考慮する。

 それはもし延長になった場合、直史にどれだけ投げさせるかだ。


 そういえばアレはまだ直史はしていないな、と遠い目をするブライアン。

 アレというのは、延長パーフェクトである。

 球数的に考えて、直史ならばやってしまってもおかしくはない。

 だがポストシーズン前に、そんなことをやらせるのもまずい。

 出来るならしっかり九回までに、一点を取ってパーフェクトをしてほしい。

 いや、まだ三回が終わった時点でそう考えるのは、さすがに早すぎると思うのだが。

 直史は三回まではパーフェクトという試合が相当に多い。

 今日はどんな調子なのかと、相手が観察してくるからだ。

 そしてだいたいいつも、調子は悪くないと判断し、普通に完封されていく。


 たとえ延長にまでは至らなかったとしても、ヒット一本が出れば交代させたいくらいだ。

 ただ今日はさらに球数を減らしているので、あまりそういった理由には出来ない。

 とりあえずは見ているしかない。

 そう思っていたブライアンの視線の先で、坂本の打ったボールがスタンドに放り込まれる。

 坂本にしてもキリのいい、今季20号ホームラン。

 一つ心配が減って、胸を撫で下ろすブライアンであった。




 今日は三振が多いぞ、とヒューストンの選手たちは思わない。

 今日も三振が多いぞ、とは思っている。

 この間の六回以降の悪夢が、今日はほぼ最初から続いている。

 打たせて取るタイプのピッチャーと言ったのは誰だ?

 打たせて取ることも出来るピッチャーであるだけで、三振が取れないわけではない。

 しかもメインはゾーンで勝負してくるので、振らなければどんどんストライクが積み重なる。


 四隅のうち、特にインハイとアウトローが、わずかに出し入れをしてくる。

 特にアウトローは遠いと思ったら、ストライクを宣告されることが多い。

 左バッターに不服な顔が多いが、これはプレートの端を使って、左右の角度をつけているからだ。

 感覚としてはホームベースの奥の角。

 そこを通過させれば、アウトローもキャッチャーミットで上手くキャッチスレば、ボールに見えてもストライクになる。


 右バッターに対しては、フロントドアのスライダーと、逃げていくスライダーが普通に効果的だった。

 当たりそうなコースから内角に決まり、ゾーンから外に逃げていく。

 特に後者は追い込まれてからでは、振っていってしまいがちだ。


 バッター二巡目も、いまだパーフェクト継続中。

 そろそろエラーが出るかなという雰囲気が、今日はあまりない。

 直史が三振を狙っていっているからだ。


 球速ではなく、コンビネーションと変化球のキレ。

 ぞれを前提とした、時折投げるストレート。

 今宵のストレートは一味違う。

「子供が生まれてはしゃいでるからって、何もここまで……」

 ヒューストンベンチではそんな声が囁かれたが、はしゃいでいる表情ではない。


 ごくわずかにあったボール判定にも、反応せずに次の球を投げるモーションに入る。

 先日と同じく、今日もとにかく試合が早い。

 このままでは何もすることなく、あっという間に試合が終わってしまうのではないか。

 だからといって打てそうなボールなら、振っていかなければカウントが悪くなるばかりだ。

 その早いテンポから、遅いカーブが投げられる。

 今日のヒューストンはこのカーブで、散々に空振りを取られていた。




 ポストシーズンで頑張らなければいけないはずのヒューストンだが、完全に心が折れていた。

 九回の表、最後の攻撃。

 先頭打者はピッチャーゴロに倒れて、代打も見逃し三振に終わる。

 今日はとにかく、見逃し三振が多い。

 イニングが進むごとに、数ミリの単位でストライクゾーンが広がっている気がする。


 追い込まれてはいけない。

 そう思って打っていくと、内野ゴロを打たされる。

 それが結局、この試合は最後まで進んだ。

 追い込まれてからカットしていくというバッティングが、とにかく今日はカーブとストレートで空振りを取られる。

 他の球種も使ってくるが、この二つで空振り三振というのが多い。

 もう野球をやるのが嫌になっていった選手もいる中で、試合は終了。

 開始から二時間も経過していない、1-0でのアナハイムの勝利であった。


 九回27人78球16奪三振のパーフェクトピッチング。

 下手をすればまた、頭のおかしな記録が更新されるところであった。

 ヒューストンは最後の一撃を、非道なオーバーキルとして食らってしまった。

 もちろんパーフェクトなどは、されてしまう方が悪い。

 それでもひどい蹂躙に、プロとしてのプライドはズタズタになっていた。


 試合後のインタビューで、直史は自分の運の良さには言及しなかった。

 試合後のインタビューなのに、子供が生まれてきたことに言及してきた記者もいる。

 普段なら冷静に受け答えする直史だが、今日はややメンタルの面では充実していた。

「最初の子は病気で、生まれてすぐに大騒ぎとなったから、今度は安心して見ていられるよ」

 その病気が直史を、野球の世界に引き戻し、プロ入りをさせる原因となったのだが。


 今日の直史はおかしかった。

 いつもおかしいが、おかしさの方向性が違った。

 30勝がかかっているとか、そういうこともあったはずなのだが。

 しかし実際には、そんなことはどうでも良かった。

 まだ物心もつかぬ息子も、やがて若き日の父の姿を見るかもしれない。

「やはり父親としては子供から、尊敬される人間になりたいとは思うものだよ。娘にはパパのような男の人が好きと思われたいと願うだろうし、息子からはパパのようになりたいと思われる。父親なら誰だってそうなんじゃないか?」

 そう思うと力が入って、ついうっかり81球以内でのパーフェクトなどを達成してしまうのだ。

 弟は別の方向に、うっかりな兄である。

 ちなみにうっかりパーフェクトをしてしまうような人間は、世の中でおそらく一人しかいない。


 ともあれこれで、直史のレギュラーシーズンの登板は終わった。

 31登板31先発30勝0敗。

 おそらくと言うか、間違いなく二度と出ないであろう、圧倒的な投手成績。

 誰がどう見ても、今年無失点の上杉が相手でも、この功績を賞さないわけにはいかないだろう。

 上杉の場合はシーズンの途中で、リーグが変わったという不都合もあるのだから。


 あとはポストシーズンで、どう投げていくかである。

 息子が生まれてルンルンとスタジアムから去る直史。

 少しでもまた早く会うために、お仕事はさっさと終わらせよう。

 そんな気分の直史と対戦したヒューストンは、本当に気の毒であった。

 大方の人間の予想通り、この歴史的な敗北で心の折れたヒューストンは、ポストシーズンでもすぐに敗退することとなる。

 だがそれは間違いなく、直史が原因ではあっても、直史に責任のあることではなかった。



×××



 ※ ポストシーズン解説をNL編44話の末部で書いております。

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