第37話 アンラッキーデイ

 前回の対戦で既に、わずかヒット一本に抑えられ、マダックスを食らっていたのがラッキーズである。

 ただアナハイムも一点しか取れず、なかなかの緊張した試合ではあった。

 直史が先発したときの打線の平均得点は、他のピッチャーの時に比べるとやや低い。

 しかしそれはもう、直史にとっては慣れたことである。


 一回の表は、一つの三振も取ることなく、全て内野ゴロに打ち取ることが出来た。

 コントロールがしっかりとしているので、思い通りのボールで死んだ打球を打たせることが出来た。

 もっともそれはそれで、思い通りになりきらないボールが、内野の間を抜けていく可能性がある。

 ゴロを打たせるのは、バックへの信頼――あとは統計だ。


 直史は完全に復調するまでのロードマップを作成している。

 今日の目標は完投だ。

 完封ではない。一点や二点は取られてもいい。

 それでも完投するためには、極端に球数を制限しないといけない。

 もちろんダブルプレイなども出るだろうが、それは期待値的には低い。

 計算に入れるべきではない数字。

 

 前回は八回を七安打、その前は七回を四安打。

 ただ球数は前回の方が少なくなっている。

 それだけ粘られることなく、早打ちを誘い、追い込んだらすぐにしとめているということだ。

 追い込んでから決め球を投げて、それをファールにされるのが一番疲労が大きい。

 今の自分ならそれよりは、インハイのストレートを投げる。

 大きく後退したセンターが、どうにかキャッチしてくれた。

(やっぱりフライ打たせるのは心臓に悪いな)

 鋼の心臓を持っている、などとは言われている。

 勝負球でど真ん中にストレートを、ハーフスピードで投げたからだ。

 だが実際にはそこに投げるしかないかな、と思ったからこそ投げたのだ。

 今の疲労している状態とは、根本的に違うのだ。


 断裂した筋繊維、破裂した毛細血管。

 二試合を不充分な状態で投げて、チームのリリーフに負担をかけた。

 エースはやはり、チームを勝たせないといけない。

 分業制が当たり前で、甲子園にもエースクラスが二枚いないと行けないと、分かってはいるのだ、理屈では。

 だが一人で投げぬく。そして最終的な勝利を手にする。

 直史の価値観は、魂の奥底では、きわめて保守的なのだ。

 同時に傲慢でもある。



 

 三回の表、先頭七番バッター相手に、レフト前に運ばれる。

 先頭打者を出すのはいけない。次のバッターは確実に。

 なんと送りバント。さすがに期待値どうこうは言わず、一点を取りにくるか。

 ゴロを処理した直史は、一瞬だけ二塁で刺せるか、という意識が浮かぶが、それより坂本の指示の方が早い。

 一塁でまずはワンナウト。

 続くバッターは打ってきたが、これも内野ゴロになる。セカンドがやや逆シングルでキャッチするが、これも一塁でアウト。

 ツーアウトながらランナーは三塁まで進んだ。そして上位打線に戻ってくる。


 普段の直史なら、ここで普通に内野ゴロでアウトと考える。

 しかしまだ先制点がないこの場面では、出来れば三振がほしい。

 カーブからはいって、ツーシームを外して、スルーを投げて、そしてストレート。

 センター正面のフライで、スリーアウトチェンジ。


 パワーピッチャーは球威で三振を取る。

 バックスピンがかかったボールは、ホップ成分が多くなり、フライになる可能性が高くなる。

 外野に運ばれれば、それだけ長打の可能性が高くなる。

 フライだとゴロと違って、キャッチすればいいだけなので、アウトの手順が多いゴロ打ちが有利。

 金属バットを使って守備も未成熟な高校野球なら、通用する理屈である。


 フライボール革命以降、バッターはいかにフライをバレルで打つかが重要な仕事となった。

 上位打線はもちろん下位打線も、一発は持っているMLBだ。

 そこでフライを打たせて、それでアウトにする。

 基本的にはゴロ用のボールで追い込んでから、そこから上手く伸びる球でフライを詰まらせるのだ。

 あまり上手くいかず、外野にまでフライが飛んでいっているが。


 本格派である上杉や武史も、ごくまれにストレートを打たれてしまうことがある。

 そういう時ボールは、たいがい内野フライだ。根元で打って転がることはあっても、それ以外はフライ性になる。

 たとえば大介の場合も、ヒットの中の長打の割合が多くなる。

 直史はそれとは完全に逆だ。

 高校時代はレベルの違いで無双出来たし、大学時代もおおよそはそうだ。

 しかしプロ入り以降の成績は、相性による。

 特にMLBにおいては、外野に飛ばされることすら少ない。

 事前に研究し準備もしていたが、高めのホップ成分の高い球は、基本的に決め球としてしか使えない。

 

 


 三回の裏もアナハイムも同様に無得点であり、そして四回の表。

 二番からの打順なので、クリーンナップに回る。

 先頭から丁寧に投げていくが、三振は取れない。

 伸びの少ないスルーを使って、内野ゴロを二つ。

 そして今日二打席目、四番の井口と対決する。


 井口は大介を除けば、セ・リーグでも屈指の強打者であった。

 だが打率やケースバッティングを考えれば、西郷に比べて強打者と言うよりは好打者であったと思う。

 この井口と本多が抜けて、今年のタイタンズはよくも、Aクラス入りを争っていられるものだ。

 そう思いながらも、ツーシームをアウトローへ投げ込む。


 難しい球を、井口のバットが一閃した。

 打球は伸びていく。外野の頭を越える。

(まずいか?)

 わずかに距離が足らず、フェンス直撃のスタンディングダブル。

 かろうじて失点にはつながらなかったが、完全に捉えられた一打であった。

(縫い目へのかかりが全然ダメだな)

 普段のツーシームなら、ボールがあそこまで上がることはなかっただろう。

 まだ完全には程遠い。

(だけどここは、後続を断つ)

 内野ゴロでスリーアウト。

 まだまだ無失点記録は続いていく。


 そしてこうやって、ピンチがあった後には、チャンスがあったりもする。

 アナハイムはクリーンナップからの打線で、三連打。

 二点を先制して、ピッチャーの援護に成功した。

 いつもならこれで終わりである。


 五回の表、マウンドに立つ。

 ここまでは球数も控えめで、失点もしていない。

 その理由としては、普段は使わない配球をしているからだ。

 やや危険な、フライを打たせるコンビネーション。

 それでフライアウトを取っているのだが、想像以上に外野に飛ばされている。


 内野ゴロを打たせるのは、普段どおり上手くいっているのだ。

 だがフライを打たれることを覚悟して、それで強いフライを打たれるのは、ホップ成分か球速、どちらかが足りない。

(球速は92マイルだから、これは確かに抑え目ではある)

 あとはホップ成分、つまりボールの回転軸とスピンレートの問題だ。

 緩急だ。カーブをもっと使うべきだ。

 それとチェンジアップ。


 サークルチェンジなどの変化があるチェンジアップと違い、もっと純粋に遅い低めのボールを投げる。

 これで前につんのめったバッターから、内野フライや内野ゴロが取れる。

 カーブの遅さをしっかりと意識して投げる。

 スピードと変化量のあるカーブを組み合わせると、変化球だけで三振が取れたりする。

 ただこれは本日の課題ではない。

 いかに球数を制限し、全力ではないボールで、効率よくアウトを取っていくか。


 五回の表は三者凡退で終わった。

 次のイニングはどうするか。

 そういったことを考えながら、直史はベンチで味方の攻撃を見守る。

 アナハイムの連打で先制はしたが、今日の試合は基本的に投手戦の形になっている。

 ラッキーズのピッチャーも若手だが、おそらくあと一年か二年も経験を積めば、エースになるのだろう。


 自分の伸び代などを考えたとき、直史はわずかに想像する。

 高卒、あるいは大卒でプロ入りしていたら、どういうキャリアを経ていたのだろうと。

 もちろんそんなに野球をやっているのは、直史の人格形成からして全く違うものになっているだろう。

 完全に体が出来ないうちに投げていれば、故障の可能性も高かった。

 もしも、などという想像をファンに与えることまで含めて、やはりこの27歳のオールドルーキーが一番良かったのだろう。

 クラブチームで自分の好きなように投げたのも、勤続疲労がなくてよかったとは思う。

 大学時代は散々に、野球以外のことをしたものだ。


 直史は野球が好きだし、特に試合で勝つことが好きだ。

 だが人生を野球に捧げようなどとは、これっぽっちも思ったことはない。

 意外だろうがそのあたりは、大介にも感じる。

 あいつは人生の中心に野球を置いているが、自分が野球を楽しむことが大切なのであって、野球のために自己犠牲を捧げるタイプではない。


 アメリカに来てから感じたのは、野球を楽しむ者が多いということだ。

 パフォーマンスで魅せたり、ストイックに打ち込む者もいるが、日本の野球のように、悲壮感を漂わせて野球をする人間はいない。

 野球を野球道のような感じで、極めてしまおうという者はいないのだ。

 そのあたりが、以前にはあっさりとドーピングに手を染めていた理由かもしれない。

 ベースボールは神聖なものであるという建前。

 それは本当に建前であって、日本のような野球は素晴らしいなどと勘違いしている人間は少ないのではないかと思う。

 まあ高校生に坊主頭を強制しているような、そういうメンタルでは雑な野球になるのだろうな、と直史としては思うが。




 六回の表はまた上位打線に回るが、内野の間を抜けるヒットはあったものの、後続が続かない。

 統計的な確率どおりに、試合は進んでいる。

 この裏もアナハイムもまた抑えられてしまったが、ここからどうリリーフを攻略していくか。

 もっとも二点もあれば、もう充分だとも言える。


 七回の表、105球ぐらいまでで試合を終わらせるなら、クリーンナップから始まるここを抑えるのは重要になる。

 先頭の井口は打ってきたが、セカンドライナーでワンナウト。

 打ち上げるフライを打たせることがなかったため、及第点のピッチングだ。

 続く五番は内野ゴロに倒れて、そして六番はファールを打たせて追い込む。

 少し危険かもしれないが、ここれアウトハイのストレートを使う。

 ボールはバットに当たったが、ほぼ真上へのフライ。

 ファールグラウンドで坂本がキャッチして、スリーアウトチェンジだ。


 七回の裏、アナハイムはラッキーズのリリーフから、下位打線のホームランが出て一点追加。

 これで3-0となり、満塁ホームラン以外での逆転が消える。

 ヒットはこの一発だけであったが、逆に言えばこの一発で充分。

 あとは下手にランナーを溜める展開さえなければ、統計的に勝つことが出来る。


 八回の表にエラーのランナーが出たが、これはツーアウトから。

 後続のランナーをしっかりと抑えて、スリーアウトチェンジとなる。

「面白いピッチングしちゅうな」

 坂本がそう声をかけてくるが、別に面白いピッチングをしているつもりはない。

 ただおもしろい記録にはなっているのかな、とは思わないでもない。


 八回を終えたところで、ヒットもエラーもあるが、フォアボールはない無失点。

 そして奪三振はわずかに三つ。

 直史の記録の限りなら、おそらくこれほど三振が少なかった試合はない。

 ラッキーズは先発のピッチャーだけで、八つも三振を奪っていたのだが。


 ふと直史は思った。

 直史のピッチングは追い込んでからは、三振も奪えるボールを投げていく。

 それを見越してミートしてきていたため、三振にはならなかったものの、長打としてはあと一歩たらなかったのではないか。

 平凡な外野フライになるぐらいなら、三振でもフルスイングの方が良かっただろうに。

 結局は八回まで、完封されてしまっている。


 球数的にマダックスがまだ狙える。

 だが肉体の疲労を考えれば、球数よりも全力で投げることを抑えた方がいい。

 そう考えながら、九回のマウンドに登る。

 二番からの攻撃は、逆転への打順としては期待出来る。


 しかしここで直史は、ボール球を上手く使ってきた。

 高めのボール球でファールを打たせて、そして内角を攻めた後、外に逃げるスライダーを使う。

 ボール球を振らせることによって、まずはワンナウト。

 これで四つ目の三振となる。


 このまま完封すれば、最少奪三振の完封になるのでは、と思った記者たちもいたかもしれないが、熟練の記者は完封の最少奪三振が三であることを知っている。

 直史としてもあまりそのあたりには興味はなく、三番打者はやや落ちるボールでファールを打たせる。

 それから最後に投げた球は、高めに外れたストレート。

 球速ではなく指のかかりを意識して投げたストレートは、打たれたが後退したセンターがキャッチしてアウト。

 四番の井口を残り一球でしとめれば、またマダックス達成。

 だが投げたのはアウトローの、厳しい判定のストライク。

 打たせてくるかと思っていた井口は、この難しいボールに手を出さなかった。

 そして二球目はカットボールが内角に入ってきて、バットでこれを迎える。

 ライト方向の大きなファールだが、これでカウントはツーストライクとなる。


 三球目でしとめにくるのか、それとも誘い球が来るのか。

 普段の直史のパターンからすれば、三球目でしとめに来る。

 だが今日の直史は、やや球数を多めに使ってきていた。

 それでも余裕で完投をするぐらいなのだが。


 気配が分からない。

 一流のピッチャーであっても三流のピッチャーであっても、決めようという時には気配が伝わってくる。

 直史にはそれがない。

 とてつもなく静かだ。

(来い!)

 バッターの方から戦意を向けるが、直史は無反応。

 ゆっくりとした投球動作から、リリースされたのは速球だ。


 ストレートではない。

 伸びながら沈んでいく球に、井口は必死でバットを合わせる。

 当たった打球はそのまま、一度グラウンドで弾んで、直史のグラブに納まった。

 ピッチャーゴロ。

 もちろん送球のミスなどもなく、ファーストに送ってスリーアウト。

 九回31人101球三安打一失策四奪三振。

 微妙に地味に見えるが、技巧を凝らしたピッチングに、球界関係者はうならされたものである。




 今日のピッチングを、どう評価したらいいのか。

 もちろん結果だけを見るなら、見事なまでの打たせて取るピッチングである。

 だが普段の直史は、追い込んでしまえば次には、三振を取れるボールを投げていた。

 高めの伸びのあるストレートや、大きく変化するスライダー。

 また分かっていても打てないアウトローなど。


 だが今日はフライで外野に運ばれることが多く、ヒットもいつものような内野の間を抜けていくものではなく、クリーンヒットが多かった。

 外野の頭を越えるような長打は、今までに一度でもあっただろうか。

 ストライクを空振りで取るつもりのボールを、当てられていたのではないか。

 もちろん上手くフライを打たせてアウトにした、とも言える。

 普段の試合よりも、ずっとフライアウトが多い。

 それに結局、打たれたヒットは三本までだったのだ。


 試合後のインタビューでFMのブライアンは、四回以降は安心して見ていられた、と言った。

 三回までは直史の球速も出ていなかったし、内野ゴロでも打球はそれなりに速かったと思えたからだ。

 しかしヒットを打たれた後も、全く動揺を見せなかったのがエースだ。

 それに打線が応えて、一気に二点を奪えたのが大きい。


 直史のスタイルからして、ランナーが溜まってからの得点というのは考えにくい。

 日本時代から点を取られるのは、一発のパターンが多かった。

 この間のようにエラーが重なることも、それは直史に限らず少ないことだ。

 直史自身も今日のインタビューでは、満足していると答えた。

「元々三進を多く奪っていくスタイルではないから、少ない球数で、三振も10個以内というのが一番望ましい」

 この異色のピッチャーは、三振にこだわらないという点では、とても珍しい存在だ。

 ただ実際のところ、直史の奪三振率は、リーグでもトップレベルである。


 ツーストライクまで追い込んでしまえば、エラーの可能性があるフライやゴロを打たせるよりも、三振を奪っていく方が確実だ。

 ただ今日はその三振を奪うボールで、空振りや見逃しがなかなか取れなかった。

 ピッチャーの責任は奪三振と四球、そしてホームランの三つとも言われるが、直史は外野の頭を越えられる打球も、かなりピッチャの責任だと思う。

 その意味では今日のあわやホームランという打球は、想定外のものであったのだ。

『自責点0がいまだに続いていますが?』

「日本時代も普通に点は取られていたので、試合にさえ勝てればそれほど気にしません」

 合いも変わらず変わらず飄々としたことである。

 ただ井口の打球に、ひやりとしたことは本当だが。


 直史は言った。

「ようやく調子が戻ってきたので、次の試合では自分のピッチングが見せられると思う」

 本調子ではないピッチングで、ほぼ完全に抑えられた、ラッキーズの立場はない。

『またパーフェクトを狙っていくと?』

「パーフェクトは基本的に、副次的なものだから。狙うのは100球以内で完投することだ」

 それがどれだけ大変なのか、明らかに他のピッチャーとは基準が違うのだが。


 アナハイムはここから、トロントにデトロイトと、遠征が続いていく。

 その中で直史が投げるのは、デトロイトとの対戦だ。

 八月の試合は後一つで、現在は23勝。

 デトロイト戦で24勝に到達したら、九月は先発が六回回ってくる計算になる。


 一回ぐらいはローテを飛ばして、休ませるべきなのか。

 しかし本人が自分で調整して、球数は決して増えてはいない。

 打線がどうにか援護すれば、30勝に到達する可能性がある。

 1960年代以降、一度もなかった30勝だ。

 記録ではない。過去には60勝などという時代もあったからだ。

 だが同時代のピッチャーの中では、傑出していることは間違いない。


 チームとしてもメトロズとの勝率争いで、ぎりぎりまで勝ち星を取っていく可能性がある。

 ならばやはりこのままローテ通りに、30勝を狙ってもらうべきか。

 しかし31登板31先発で30勝無敗。

 日本時代にも似たことはやったが、数が30になってくるとその迫力が違う。

 21世紀のピッチャーの中では、間違いなく一番異次元の存在。

 たった一年の活躍で、直史はその評価を不動のものとしつつある。


 ただメトロズにも、上杉がいる。

 上杉がいて、そして大介がいるなら、直史と当たって勝てる可能性もそれなりに高い。

 だが直史が一番恐れるのは、上杉が先発で投げてきて、両者無得点のまま18回やそれ以上にまで試合が伸びていくことだ。

 MLBには基本的に、引き分けは存在しないのだ。


 そんなことをすれば上杉もしばらく投げられないかもしれないが、直史は間違いなく調子を取り戻すのに時間がかかる。

 メトロズがそんな戦略を取ってくるなら、おそらくアナハイムは負ける。

 もっともそんな極端なことを、メトロズの首脳陣が考えられるとは思わないのだが。

 ポストシーズンが、もう先に見えてきている。

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