報告+おまけみたいな話

 書いていたお話が消えました。


 ……書いていたお話が消えました!!!


 皇さんが友一君の家で大暴れする話だったんですけど、そう言う事情で上がるのはもう少し先の方になります。


 という事で今日は即興で考えた短い皇さんと友一君のお話です。

 時系列的には文化祭です。


 ※追記

 4月24日には次の話だせるように頑張ります。



 ☆


「ねえ、友一。私と一緒に買い出し行かない?」

 明日に迫った文化祭、焼きそばのお店を出店するクラスのために、僕は買い出しを頼まれている。


 目指すは大量の焼きそば、豚肉、そしてキャベツにニンジン、鰹節……野菜があるから、って理由で買い物は直前になったけど、普通に買う量がおかしいんだよな。


 これ業務スーパーを何件か回らないと、それに男手が……という事で僕と英ちゃんと他四人のお友達で買い出しに行くことになった。


 だけど、行く直前で皇さんが一緒に行かないって耳打ちを……なんで?


「えっとね、私の仕事終わったからもう暇なんだよね。教室の飾りつけも、調理器具の準備ももう出来てるし……だから買い出し一緒に行こうかな、って」


「あ、ついて来てくれるの? それならみんなに……」


「待って待って! その……二人で行こうよ! 二人で買い出し……行こう!」


「……なんで?」


「えっと、それはその……ほら、みんなで一気に行くより、何人かずつで複数のスーパーを回った方が早いから! だからどう? 一緒に行かない?」

 そう言ってコテンと可愛く首を傾げる皇さん。


 ……手伝ってくれるのは嬉しいけど、二人で行くのは……少し恥ずかしいかな?


「ごめん、二人はちょっと……だから、みんなで行こうよ! 人手があった方が助かると思うし、だから、ね?」


「……そっか、二人はダメか……あ、ごめん、そう言えば私他のクラスの友達手伝うんだった! ごめん、その用事忘れてたから買い出し行けないや! ごめんね、友一! それじゃあ、明日!」

 少し寂しそうにうつむいた後、何かを思い出して階段を駆け上っていく皇さん。


「あ、そうなんだ、頑張ってね……?」

 よくわからないけど、とりあえず手を振っておいた。





 ……もう、友一のバカ!

 私が誘ってるんだから一緒に来なさいよ!


 他の男の子と一緒なんて嫌なの!

 友一と二人じゃなきゃ嫌なの、意味ないの!


 なんで二人はダメかな……私だって頑張ってるのに。

 大好きな友一のために頑張ってるのに。


 ……まあ、今回の事は勘弁してあげよう。

 友一の反応、ちょっと可愛かったし、それに、準備中もお話いっぱいできたし!


 そう言えば明日のシフト、全部の時間調節して友一と一緒にしたんだった!

 ふふふ、二人の初めての共同作業……えへへ、楽しみだね!


 友一とイチャイチャしながら焼きそば作って、学校中のみんなに私たちがラブラブベストカップルだって知らしめるんだ!


 それに今回ちょっとセクシーな感じのエプロン買ったし……ふふふ、これで友一を悩殺してやるんだから!


 明日は私たちの日になるから楽しみにしててね、友一♡


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