第1話への応援コメント
「自らの遺体を埋葬せず路傍に放置せよ」と遺言した檀林皇后が、来日させた義空は禅僧。
同じく禅僧の一休宗純の弟子となった地獄大夫が、檀林皇后の如く、死後を晒すを選ぶのは理に適っている気がします。
ここを繋げるとは、と敬服いたしました。
作者からの返信
久浩香 さま
いつも応援コメを賜り、ありがとうございます。
もしかして、久浩香さんは、拙作の元ネタを御存じのことと拝察いたしました。
元ネタの一休のセリフのなかにも、地獄太夫が檀林皇后のように死後を晒すことを望んだのだという旨のセリフが登場します。
その辺りも書きたかったんですが、4000字の中に収まりませんでした💦
今後とも、拙作をご高覧頂ければ幸いです。
第1話への応援コメント
すごい…すごいです。
なんか、話に引き込まれました。
何かの感想を書く時に、「すごい」という意味が漠然とした言葉を使わないようにしてきたのですが、でもすごいって出ちゃいました。
登場人物のそれぞれの心の揺れ動きまで想像できる描き方で、本当にいい話というか、引き込まれました。
作者からの返信
村良 咲 さま
いつも応援コメを賜り、ありがとうございます。
今回、歴史モノに初挑戦してみました。
>何かの感想を書く時に、「すごい」という意味が漠然とした言葉を使わないようにしてきたのですが、でもすごいって出ちゃいました。
ありがとうございます。
今回のお話では、遊女「地獄」の凄絶な最期を描きたかったので、お言葉を賜りホッとしております。
今後とも、拙作をご高覧頂ければ幸いです。
第1話への応援コメント
どうも。投稿ご苦労さまです。
素晴らしいとしか、言いようがありません。
主人公の感情が驚くほどに伝わって来ます。主人公が子供で、素直に自分の感情を出しているというのもあるのかもしれませんね。
対して、直接的な表現ではない、姐さんと一休さんの歌が、もう一方の軸となってるのですね。まさに、構成の妙を想わせる作品でした。
作者からの返信
ひとしずくの鯨 さま
いつも応援コメを賜り、ありがとうございます。
>まさに、構成の妙を想わせる作品でした。
ありがとうございます。
今回の話は、やや複雑な構成になるため「読者を混乱させるかもしれない」と、さんざん悩みました。
が、ワタシにとって「KACのCはChallengeのC」(笑)
思い切って挑戦してみました。
今後とも、拙作をご高覧頂ければ幸いです。
編集済
第1話への応援コメント
和歌のやり取り
漂う諸行無常の世界観
深い味わいのある物語でとても良かったです
浅田次郎の「一刀斎夢録」でも「人間一生糞袋」とありましたが、正にそうですよね
その本には確か
一皮剥けば骨と肉
外見を気にする必要はない
とかも書いてあった気がします。
作者からの返信
蒼河颯人 さま
いつも応援コメを賜り、ありがとうございます。
一休と遊女「地獄」との和歌のやり取りは、二つの元ネタを組み合わせて創作してみました。ワタシの好きなシーンのひとつです。
>一皮剥けば骨と肉 外見を気にする必要はない
おそらく、仏教の法話が元ネタになっているのかなと思います。
拙作の方は「一休骸骨」という法話からの創作です。
今後とも、拙作をご高覧頂ければ幸いです。
第1話への応援コメント
何とも哀しく、そして切ない生命の物語。出会いと別れのエッセンスがぎゅうっと盛り込まれていますね。わらさんは、こういう方面の作品もお上手で凄いです。もう、あらゆる分野を制覇できますね。
作者からの返信
森山美央 さま
いつも応援コメを賜り、ありがとうございます。
今回は、4000字に収めるのに苦労しました。泣く泣くカットしたシーンもありました。
>もう、あらゆる分野を制覇できますね。
……うーん。ラブコメがハードル高いですね。あとはSFモノ。
とくに前者は、ワタシの文体だとラブコメっぽくならないんですよね(笑)要研究です。
SFは、手元に資料がないので設定が厳しいです。
今回の歴史モノは、手元にある資料をやり繰りしてなんとか書けましたが、やはりというか設定を詰める作業が大変でした。
ただ、こうしていろいろ挑戦していく中で、課題がはっきり見えてきたのはいいカンジです。
今後とも、拙作をご高覧頂ければ幸いです。
第1話への応援コメント
このお題でこの物語とは驚きました!
素晴らしく書き上げられた作品だと思いました。
昔は実際にそのように放置されていると聞いたことがありますが、文章になるとより酷い状態なのが伝わってきます。
人間の命の儚さと美しさ、強さの伝わる物語でした。
作者からの返信
華 さま
いつも応援コメを賜り、ありがとうございます。
>このお題でこの物語とは驚きました!
一見、書きやすそうなお題ですが、構成に苦労しました。
時間的な「始まり」と「終わり」があるお題だったので、4000字にまとめられるかが問題でした。
案の定、800字ほどオーバーし、泣く泣く削ったシーンも……。
ホントは、遊女「地獄」の兄、野晒悟助というキャラも登場させる予定だったのです。全てカットでした……。
>人間の命の儚さと美しさ、強さの伝わる物語でした。
お題だけだとちょっと薄いかなと考えて、諸行無常・泡沫無常というテーマを入れてみました。
今後とも、拙作をご高覧頂ければ幸いです。
編集済
第1話への応援コメント
すごく深いお話で胸に迫りました。死んでしまえば、生前の美醜や能力の優劣にかかわらず、誰だって腐り土に還るだけですよね…。そして若旦那は花街通い辞められてよかった(?)ですね!笑
それにしてもいろんな作風のお話書かれますよね!すごい…!!
作者からの返信
平本りこ さま
いつも応援コメを賜り、ありがとうございます。
>死んでしまえば、生前の美醜や能力の優劣にかかわらず、誰だって腐り土に還るだけですよね…。
まさに、この物語のテーマです。泡沫無常、諸行無常がキーワードになっています。
>そして若旦那は花街通い辞められてよかった(?)ですね!笑
まぁ、花街の人にとっては、やめられると困るんですけどね(笑)
>それにしてもいろんな作風のお話書かれますよね!
ワタシにとって、KACのCはChallengeのC。
物語のツカミ、構成、多ジャンルで書くことの3つを課題として参加しています。
今後とも、拙作をご高覧頂ければ幸いです。
第1話への応援コメント
こんばんは。
や〜、すごかったです! 迫力です。
檀林皇后のイメージは、菩薩心……というイメージですが、御作の遊女、地獄は、もっと、人が死ぬとは何か、を教える為に、こうしたような気がします。
いのちに向かい合い、あたしは、焼いてほしいなんて思わない。野ざらしにすべし、と。決意が、すごい迫力でした! 良くこの文字数で描ききったものです……。
作者からの返信
加須 千花 さま
こちらの短編をご高覧くださり、さらに★のご評価まで賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。
>いのちに向かい合い、あたしは、焼いてほしいなんて思わない。野ざらしにすべし、と。決意が、すごい迫力でした! 良くこの文字数で描ききったものです……。
ありがとうございます。
このお話は、いつかどこかで書いてやろうと「わたりネコのアノン」を投稿する以前から、温めてきたモノでした。
一休宗純と遊女との取り合わせが、個人的にはお気に入り。
地獄太夫の最期の演目のところは(『わたりネコのアノン』でスピカがレヴィナスに贈った唄)、字数の関係で書けなかった💦
地獄太夫は死に際に、一休宗純ほか親しい人たちを呼んで、あの唄を演奏しました。そして皆の目の前で、静かにこの世を去ります。
そのシーンは、またどこかで書く予定デス。
このほか一休宗純のネタで、浄土真宗の蓮如聖人との関係も温め中。
宗派を超えたふたりの友情が、いいカンジなのです。
そこで、一休宗純×地獄太夫、一休宗純×蓮如のお話を構想中。
すでにプロローグは、『気の向くまま 思い付き【短編集】』「ボツになりそうなプロローグ」で掲載しております。
……というか、拙作の紹介ばかりしてスミマセン💦
今後とも、拙作をご笑覧いただければ幸いです。