第1話への応援コメント
こんにちは。良いものを読ませていただきました。4000字余りだったので時間的にはあっさり読了したはずなのですが、迫力ある描写で濃密な作品を読んだ心持ちになりました。
地獄太夫については不勉強ながら知らなかったのですが、これを読んでもっと知りたくなりました。
作者からの返信
山本倫木 さま
拙作をご高覧下さり、ありがとうございました。また★のご評価ならびに素敵なレビューまで賜りましたこと、重ねて御礼申し上げます。
ワタシは河鍋暁斎の地獄太夫の絵を見たことがきっかけで、彼女を知りました。メチャかっこいい絵なので、是非、一度ご覧ください。
一休宗純と地獄太夫の関係についても非常に興味深お話があり、それらを読んで物語を創作しました。余談ですが、一休と蓮如の関係もなかなか素敵ですよ。
一休と遊女「地獄」はワタシのお気に入りのキャラで、拙作「わたりネコのアノン」や「冒険者ギルド9625」にも、ふたりをモデルにしたキャラを登場させています。
今後とも、拙作をご高覧いただければ幸いです。
第1話への応援コメント
こんばんは。
や〜、すごかったです! 迫力です。
檀林皇后のイメージは、菩薩心……というイメージですが、御作の遊女、地獄は、もっと、人が死ぬとは何か、を教える為に、こうしたような気がします。
いのちに向かい合い、あたしは、焼いてほしいなんて思わない。野ざらしにすべし、と。決意が、すごい迫力でした! 良くこの文字数で描ききったものです……。
作者からの返信
加須 千花 さま
こちらの短編をご高覧くださり、さらに★のご評価まで賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。
>いのちに向かい合い、あたしは、焼いてほしいなんて思わない。野ざらしにすべし、と。決意が、すごい迫力でした! 良くこの文字数で描ききったものです……。
ありがとうございます。
このお話は、いつかどこかで書いてやろうと「わたりネコのアノン」を投稿する以前から、温めてきたモノでした。
一休宗純と遊女との取り合わせが、個人的にはお気に入り。
地獄太夫の最期の演目のところは(『わたりネコのアノン』でスピカがレヴィナスに贈った唄)、字数の関係で書けなかった💦
地獄太夫は死に際に、一休宗純ほか親しい人たちを呼んで、あの唄を演奏しました。そして皆の目の前で、静かにこの世を去ります。
そのシーンは、またどこかで書く予定デス。
このほか一休宗純のネタで、浄土真宗の蓮如聖人との関係も温め中。
宗派を超えたふたりの友情が、いいカンジなのです。
そこで、一休宗純×地獄太夫、一休宗純×蓮如のお話を構想中。
すでにプロローグは、『気の向くまま 思い付き【短編集】』「ボツになりそうなプロローグ」で掲載しております。
……というか、拙作の紹介ばかりしてスミマセン💦
今後とも、拙作をご笑覧いただければ幸いです。
第1話への応援コメント
「自らの遺体を埋葬せず路傍に放置せよ」と遺言した檀林皇后が、来日させた義空は禅僧。
同じく禅僧の一休宗純の弟子となった地獄大夫が、檀林皇后の如く、死後を晒すを選ぶのは理に適っている気がします。
ここを繋げるとは、と敬服いたしました。
作者からの返信
久浩香 さま
いつも応援コメを賜り、ありがとうございます。
もしかして、久浩香さんは、拙作の元ネタを御存じのことと拝察いたしました。
元ネタの一休のセリフのなかにも、地獄太夫が檀林皇后のように死後を晒すことを望んだのだという旨のセリフが登場します。
その辺りも書きたかったんですが、4000字の中に収まりませんでした💦
今後とも、拙作をご高覧頂ければ幸いです。
第1話への応援コメント
すごい…すごいです。
なんか、話に引き込まれました。
何かの感想を書く時に、「すごい」という意味が漠然とした言葉を使わないようにしてきたのですが、でもすごいって出ちゃいました。
登場人物のそれぞれの心の揺れ動きまで想像できる描き方で、本当にいい話というか、引き込まれました。
作者からの返信
村良 咲 さま
いつも応援コメを賜り、ありがとうございます。
今回、歴史モノに初挑戦してみました。
>何かの感想を書く時に、「すごい」という意味が漠然とした言葉を使わないようにしてきたのですが、でもすごいって出ちゃいました。
ありがとうございます。
今回のお話では、遊女「地獄」の凄絶な最期を描きたかったので、お言葉を賜りホッとしております。
今後とも、拙作をご高覧頂ければ幸いです。
第1話への応援コメント
どうも。投稿ご苦労さまです。
素晴らしいとしか、言いようがありません。
主人公の感情が驚くほどに伝わって来ます。主人公が子供で、素直に自分の感情を出しているというのもあるのかもしれませんね。
対して、直接的な表現ではない、姐さんと一休さんの歌が、もう一方の軸となってるのですね。まさに、構成の妙を想わせる作品でした。
作者からの返信
ひとしずくの鯨 さま
いつも応援コメを賜り、ありがとうございます。
>まさに、構成の妙を想わせる作品でした。
ありがとうございます。
今回の話は、やや複雑な構成になるため「読者を混乱させるかもしれない」と、さんざん悩みました。
が、ワタシにとって「KACのCはChallengeのC」(笑)
思い切って挑戦してみました。
今後とも、拙作をご高覧頂ければ幸いです。
編集済
第1話への応援コメント
和歌のやり取り
漂う諸行無常の世界観
深い味わいのある物語でとても良かったです
浅田次郎の「一刀斎夢録」でも「人間一生糞袋」とありましたが、正にそうですよね
その本には確か
一皮剥けば骨と肉
外見を気にする必要はない
とかも書いてあった気がします。
作者からの返信
蒼河颯人 さま
いつも応援コメを賜り、ありがとうございます。
一休と遊女「地獄」との和歌のやり取りは、二つの元ネタを組み合わせて創作してみました。ワタシの好きなシーンのひとつです。
>一皮剥けば骨と肉 外見を気にする必要はない
おそらく、仏教の法話が元ネタになっているのかなと思います。
拙作の方は「一休骸骨」という法話からの創作です。
今後とも、拙作をご高覧頂ければ幸いです。
第1話への応援コメント
このお題でこの物語とは驚きました!
素晴らしく書き上げられた作品だと思いました。
昔は実際にそのように放置されていると聞いたことがありますが、文章になるとより酷い状態なのが伝わってきます。
人間の命の儚さと美しさ、強さの伝わる物語でした。
作者からの返信
華 さま
いつも応援コメを賜り、ありがとうございます。
>このお題でこの物語とは驚きました!
一見、書きやすそうなお題ですが、構成に苦労しました。
時間的な「始まり」と「終わり」があるお題だったので、4000字にまとめられるかが問題でした。
案の定、800字ほどオーバーし、泣く泣く削ったシーンも……。
ホントは、遊女「地獄」の兄、野晒悟助というキャラも登場させる予定だったのです。全てカットでした……。
>人間の命の儚さと美しさ、強さの伝わる物語でした。
お題だけだとちょっと薄いかなと考えて、諸行無常・泡沫無常というテーマを入れてみました。
今後とも、拙作をご高覧頂ければ幸いです。
編集済
第1話への応援コメント
すごく深いお話で胸に迫りました。死んでしまえば、生前の美醜や能力の優劣にかかわらず、誰だって腐り土に還るだけですよね…。そして若旦那は花街通い辞められてよかった(?)ですね!笑
それにしてもいろんな作風のお話書かれますよね!すごい…!!
作者からの返信
平本りこ さま
いつも応援コメを賜り、ありがとうございます。
>死んでしまえば、生前の美醜や能力の優劣にかかわらず、誰だって腐り土に還るだけですよね…。
まさに、この物語のテーマです。泡沫無常、諸行無常がキーワードになっています。
>そして若旦那は花街通い辞められてよかった(?)ですね!笑
まぁ、花街の人にとっては、やめられると困るんですけどね(笑)
>それにしてもいろんな作風のお話書かれますよね!
ワタシにとって、KACのCはChallengeのC。
物語のツカミ、構成、多ジャンルで書くことの3つを課題として参加しています。
今後とも、拙作をご高覧頂ければ幸いです。
第1話への応援コメント
すごい。壮絶な死に様ですね。無常観というか、そういうのが伝わってきました。
地獄太夫については知らなかったんですが、そういう伝説?があったんですね。
7日ごとに見に行ってどんどん遺体が崩れていくのが九相図みたいだなあと思いました。
もし自分が実物を見てしまったら、作中の若旦那みたく腰を抜かして逃げ帰ると思います。
遺言を尊重してそうしてあげたのですから地獄太夫は生前から好かれていたんでしょうね……。
面白かったです。
作者からの返信
片月いち さま
拙作に応援コメを賜り、ありがとうございます。また、★のご評価まで賜りましたこと重ねて御礼申し上げます。
一休と地獄太夫の話は、ワタシがラノベに書いてやろうと構想を練っている物語のひとつです。
本作「草叢の白骨…」はKAC2022お題「出会いと別れ」で、イメージを固める意味もあり執筆してみました。
>7日ごとに見に行ってどんどん遺体が崩れていくのが九相図みたいだなあと思いました。
じつは、この「九相図」にしたがって、もう少し丁寧に描写したかったのです。
KACは4000字という制約があり、そこまで描ききれませんでした。
カクヨムコン10では非公開にしたのですが、今回のお題短編フェスで「骨」がテーマになり、急遽公開することに……。
時間もそれほど無いので、手直し程度にとどめました💦
>遺言を尊重してそうしてあげたのですから地獄太夫は生前から好かれていたんでしょうね……。
ええ。実は、たくさんの人が地獄太夫の最期に立ち会っています。幼い頃に離れ離れになった兄「野晒悟助」との再会も果たしました。
今後とも拙作をご高覧いただければ幸いです。