中ジョッキのエッセイ

公開初日に

　早速観てきました。

『G（ゴジラ）－１．０（マイナスワン）』

　面白かった～。

　でももうちょっと直感的に読めるタイトルにしてほしい。

　いやあ、いいエンタメでしたねえ。敗北と挫折、ほんの束の間取り戻した平穏に、再び襲い来るトラウマ。過去に立ち向かい、未来を守るために決死の覚悟で立ち向かう青年。それを支える仲間たち。

　予告編からはちょっと想像しにくいストーリー展開かもしれません。私だけかもですけど。

　それにしても、ゴジラ７０周年だそうで。

　まさか最初の製作に携わった人たちも、ここまで作り続けられるとは思ってなかったのではないでしょうか。

　何遍作られてどんなにアレンジ加えられても、ゴジラの声はゴジラだってはっきり分かるもんなぁ。

　ちなみにキャスティングに際して、監督が「昭和にいてもおかしくない人」ってことで色んな役者さんを選んだそうなんですけど、私は安藤サクラさんが一番はまり役だと思う。

　そして、ヒロイン役の浜辺美波さんと言えば、こちらの作品も当然観ています。

『シン・仮面ライダー』

　ところがぎっちょん！！

　ちょいちょいシュールなのなんなんでしょうね。

　こちらはとにかく随所にオリジナルへのオマージュ要素があって、「あ、これはあのシーン」、「ここはあのシーン」と追いかけるのに夢中になるあまり、ストーリーが頭に入ってこないという人、結構いたのではないでしょうか。

　愛が重かった。

　それでも、ただオタクを喜ばせるだけではない、きちんと登場人物の内面を描くオリジナルなストーリーと役者さんたちの演技はお見事でした。

　柄本佑さんもいい俳優さんだよなーと思ってwikiを見て、初めて安藤サクラさんとご結婚されてたことを知りました。図らずも関係者で繋げてしまった……。

　面白かったです。

　お次に紹介するのはこちら。

『シェイプ・オブ・ウォーター』

　DVDにて視聴。

　どうしてこれを観ようと思ったのかは覚えてないです。

　休みの前日、家で何か映画を観ようと思ってレンタルショップに立ち寄り、３０分くらい悩み抜いて選んだ一作だったんですけど、なんなら悩み過ぎたせいで家についたとき自分が何を選んでたのか忘れてましたからね。

　とりあえず前情報として水棲の異形とのラブロマンスみたいな話は知ってて、勝手に『血界戦線』のツェッド君みたいなキャラを想像してたんですけど、思った以上にクリーチャーでした。これは流石に忌避感覚える人も多そう。

　ただ、ストーリーはシンプルで分かりやすく、なおかつ色々と伏線が仕込んであったり登場人物の造詣が凝っていたりと、見応え充分でした。あとヒロインの眼がエロい。言葉が話せない設定だからこそ、仕草や表情には拘って演技してるんだと思うんですけど、すごい良かったです。

　悪役の人もひたすら酷い目にあっててちょっと可哀そう。特に新車を完全なる不注意で損壊させられた時は。にも関わらず最後まで観た人のヘイトを集めまくってました。これはこれでお見事。

　面白かったです。

　本日最後の紹介はこちら。

『キングダム　炎の絆』

　今日見てきた映画の予告編で『ゴールデンカムイ』の実写もやってましたね、山崎賢人さん。漫画の実写、引っ張りだこじゃない？

　この映画ももう三作目なので、さすがに大沢たかおさんのビジュアルには見慣れたつもりだったんですけど、二の腕のムッチムチ感が改めて気になる。なんでもこの役作りのために結構しっかりビルドアップしてきたのだとか。流石ですよね。

　ただ、小栗旬が小栗旬すぎてもう小栗旬。なんかそこだけコスプレ感が強すぎて福田雄一監督の作品みたいと思ってしまいました。橋本環奈はなにやっても橋本環奈だし小栗旬はなにやっても小栗旬。多分、下手に濃い目のキャラクターをやっちゃうと、役者とのギャップが大きすぎて役者のパワーの方が目立っちゃうのかな、とも思います。二人とも普通の人間の役をやってるときは普通にその役に馴染んでいる気がする。どうなんでしょう。

　肝心のストーリーはもう原作で知ってるのでアレですけど、やっぱり戦場のあの空気感は実写映画ならではの迫力かな、と思います。やっぱりそこは漫画ともアニメとも違う表現力ですよね。

　続きも気になります！

　面白かったです。

　はい。

　ということで今回はここまで。今月公開の『マーベルズ』に向けて『ミス・マーベル』を履修中です。あとは『スパイファミリー』も気になるし、今回DVD借りるときに悩んだあれやこれやも改めて観てみたい。

　いや、ホント、観たい映画がなくならない。

　カクコン用の新作は相変わらず進んでないです(''Д'')

　そ、そろそろやばい……！