観たい映画がなくならない

 ということで映画回です。

 もう何を観て何をこのエッセイで紹介したのか記憶があやふやですが、とりあえず思いつくまま書いていこうと思います。


 まずはこちら。


『竜とそばかすの姫』


 DVDにて視聴。

 ネットリテラシーの重要性がよくわかる映画でした。

 真っ直ぐな成長物語でありつつ、現代的な社会問題がけっこうエグめに取り上げられてて、心臓が冷える場面もちらほら。

 それはともかく、脇役の男の子と女の子の青春ラブコメが破壊力ヤバすぎ。二人ともカワイイかよ。なんだこれ。

 そしてライバルの歌姫が鉄火場の主人公を応援するシーン、胸アツ。

 細田監督の魅力ががっつり詰め込まれた作品でした。


 面白かったです。



 二つ目はこちら。


『MEG ザ・モンスターズ2』


 前作を観た後で原作(?)の小説版を読んだんですが、その冒頭の白亜紀時代のシーンがなぜか映画二作目の冒頭で再現されてて、小説を読んだ人にだけ分かるネタだけど別にファンサービスとかではないのであろう、なんだかよく分からない演出でした。その時に出てきた小恐竜が現代にも出てくるとは流石に想像できなかったですけど。

 そして、多分今作を観た人なら百人中百人が同じ感想を持つと思うのだけど…………主人公、強すぎんか??

 なにが強いってメンタルが強すぎる。肉体も強いしバトルセンスも強いし精神力が強すぎる。日本人にはできないヒーロー像でした。


 面白かったです。



 三つ目はこちら。


『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』


「そうそう。こういうのでいいんだよ」

 この映画を表す言葉として誰かがツイッターで呟いていたんですが、まさにその通り。そうそうそう。こういうのが見たかったんだよー。

 もうね。それしか感想が出てこない。

 歴代マリオシリーズのネタをふんだんにばらまきつつ、決して先を予測させない展開。耳馴染みの良すぎるBGM。当然大迫力のアクション。

 いいねー。分かってるねー。

 満足度が高すぎました。グッジョブ!!


 面白かったです。



 四つ目はこちら。


『君たちはどう生きるか』


 えー。すみません。タイトルに忌避感が強すぎてギリギリまで観るか観まいか悩みました。

 くそぅ。こんな説教臭そうな映画誰が観るかっと思いつつ、それでも気になって観に行ってしまう。流石だぜ、宮崎駿監督。


 はい。観てきました。


 例えて言うと、ものすごく不穏な雰囲気の中、行く先も分からず乗せられた乗り物に揺られ、綺麗な風景に見入っているウチにいつの間にか摩訶不思議な世界へと連れていかれ、相変わらず何処へ向かっているのかさっぱり分からないまま、不思議だけれど綺麗な景色を楽しんでいると、徐々にそのスピードが上がっていき、道がでこぼこし始め、ガタガタと揺らされて疲弊したところでぽろっと放り出されたと思いきや、米津玄師が美声で出迎えてくれました。

 謎の満足感が胸に込み上げてきました。


 はっきり言います。話の意味はさっぱり分かりませんでした。監督のメッセージは私に全く届きませんでした。

 でも面白かったです。

 いや、これは本当。

 本当に不思議な作品でした。賛否両論あるのも頷けます。

 多分、私の映画に対するスタンスの問題だとは思うのですが、強がりでもなんでもなく楽しめました。凄い作品だと思います。



 五つ目はこちら。


『トランスフォーマー/ビースト覚醒』


 こちらは真逆。なんんんんんにも難しいことを考えず、頭空っぽにして楽しめる映画でした。

 この映画の公開前、『トランスフォーマー・ビーストウォーズ』の声優さんたちが集まって予告編にアテレコするっていう謎のご褒美動画を作ってくれて、テンションが爆上がりしました。懐かしさで仕事したくなくなりました。子供でいたーい。


 というわけで久しぶりに『ビーストウォーズ』も観てみたんですけど、昔見たときって、この映像がすごく綺麗で未来感があって感動してたんですよね。そこからの技術の進歩、寒気すら感じますね。あと十年後にはいったいどんな映像作品が生まれることやら、ワクワクします。人類って最高だぜ。


 面白かったです。



 本日最後のご紹介はこちら


『ホーンテッドマンション』


 その日、私久しぶりに仕事で過大なストレスを摂取しまして。

 あ、これダメだ。このまま家に帰ったら寝るまでイライラしてしまう。早急に脳をリセットしなくては。ということで――。


「決めた。私今日映画観て帰るわ」

「え、この後ですか?」

「決めたわ」

「な、なに観るんですか……?」

「映画館行ってから決めるわ」

「お、お気をつけて……??」


 ということで観てきたのが『ホーンテッドマンション』でした。

 吹替版キャストに小林幸子がいるって、マ……?


 すごいなーと思ったのが、ディズニーランドのアトラクションの雰囲気をうまいこと映画として表現しているところ。これは楽しい。ホラーだけどグロは全然ないし、ストーリーもシンプルでわかりやすいし、家族で見るにはうってつけのホラーでした。


 詐欺師が活躍してると嬉しくなってしまうのは、確実に自分が書いた小説のせい(笑)


 面白かったです。


 はい。ということで今回はここまで。

 最近Xで、私と同じようにゲームのコントローラーで格ゲーをやる人が投稿してたんですけど、軍手の指先を切り取って親指につけるとコマンド操作しやすいですよ、って教えてくれて、蒙が啓かれました。マジで滑らかに動かせる。

 どうも、lagerでした。



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