　この話題ですよ。

『ストリートファイター６』！！！

　面白いです。

　文句なしに面白いです。

　開発陣がメチャクチャ気合入れて作ってるのがよく分かります。

　発売からもう３か月が経ちそうですが、全然飽きません。

　もうどこから語っていいのか分からないほど語りたいことが多すぎて、普通に書いたらこのページだけで中編コンテストに応募できそうな分量になりそうなんですが、完全に供給過多です。カプコンさんありがとうございます。

　お　　も　　し　　ろ　　い　　よ　　！　　！　　！

　はい。

　ということでですね。語りたいことの１０分の９はこれを読んでる方にはちんぷんかんぷんだと思うので、さらっとピックアップして言うと、グラフィックがキレイなのは当然ながらキャラ造形にもこだわりが見えて既存のキャラの新ビジュアルも素晴らしいし新キャラも今風で新世代感を感じるしストーリーモードが面白すぎて全然別ゲームとして出してほしいレベルだしなんだったら最初のキャラクリで２時間くらい潰れましたけど遊べば遊ぶほど楽しくなってくるし、ようやくひと段落してオンライン対戦始めたらマッチングが神速すぎて仰天して、前作の初期を知っている身としてはここに至るまでの開発陣の苦労を想うと涙が出てくるし、細かいところの遊び心が遊びのわりに本気で作り込んでて笑えるし、肝心の対戦も過去最高レベルで楽しいしランクが上がりやすい仕様になってるのもホントに助かるしコンボの難易度も下がってるのも助かるしトレーニングモードも親切設計で素晴らしい！

　対戦システム回りのことも語りたいんですがいよいよ誰一人ついてこれなくなると思うので割愛させて頂いて、今日ここでメインで語りたいのは、配信界隈の盛り上がりなんですよ。

　みなさま、CRカップという言葉はご存知でしょうか。

　正式名称『Crazy Racoon Cup』と言いまして、eスポーツ界隈を盛り上げるためにプロゲーミングチームが主催する、国内最大級と言われるeスポーツ大会なんですね。

　『APEX』や『VALORANT』などFPSゲームがメインの大会だったんですが、今年の６月に『ストリートファイター６』部門が設立され、初配信されたわけです。

　いやー、これがね。面っっっっっっっ白かったんですよ。

　普段FPSをメインに配信をしているストリーマーの皆様が４チームに分かれ、それぞれの大将にプロの格闘ゲーマーを据えて総当たり戦を行うわけなんですが、この大会、全チームが数日前からせーので練習配信を公開してまして。

　普段はかなり局地的な活動をしている格闘ゲームおじさんたちが今流行りの人気ストリーマーたちに格闘ゲームを教えていくんですけど、なんていうんですかね、部活同感っていうんですかね。みんな本当に真剣に取り組んでて、それがわかるから教える方もどんどん熱が入っていって。

　というより、一番のビッグネームである梅原大吾さんが「このキャラだったら俺より詳しいやついるから。そいつコーチとして呼んどいたから」と外部の人間を配信に招き、それを見た他のチームの大将が「あ、そういうのでいいんだ」とどんどん他のプロを参加させはじめ、最終的に１チームにすごい数のコーチがついて総力戦みたいな図になってるのも面白かったんですよ。今書いてて気づいたんですけど、最初に梅原さんが上記のやり取りをしたのはCRカップの前の『REJECT FIGHT NIGHT』っていうイベントでした。こちらも面白かったです。

　そして最終日、大会当日。この盛り上がりよ。

　最終戦、歴史に刻まれましたね。梅原さん。ウメハラさん！！　カッコよすぎる。なんやこの人。生ける伝説か。

　そしてそして、この大会の後、明らかにYouTube上で配信をしている人で『スト６』をやってる人が増えました。統計はとってないけど、多分間違ってないと思います。おすすめに知らない配信者さんの名前がどんどん上がってます。エンジョイ勢からガチ勢まで幅広いんですけど、そのおかげかどうなのか、前作と比べて攻略のスピードが半端ない。一週間前まで通じてた連携やプレイが全然通じなくなってて、プレイヤー全体のレベルがぐんぐん上がってるのを感じます。盛り上がってます。

　というわけで、楽しんでます、スト６。

　楽しいよーー！！

　新キャラのA.K.Iは出たら絶対使う。悪鬼蛇行面白すぎる。