久々に映画を観よう

 久々も何も映画自体は年中見ていたんですが、というより見すぎててこのエッセイで紹介してない一番古い映画が何か思い出せない程度には見ているんですが、取りあえず記憶にあるところから感想を書き綴っていこうと思います。


 まずはこちら


『ブレット・トレイン』


 伊坂幸太郎さんの『マリアビートル』を原作に、『デッドプール2』などの作品を手掛けたデヴィッド・リーチ監督が映画化した話題作。

 結構エグい展開を淡々と描きつつ、全編に伏線を撒き散らし最後に怒涛の勢いで回収する伊坂幸太郎さんの作風が見事に表現されてました。これがエンターテイメントってコトぉ?

 あと、プリンス役のジョーイ・キングさん。スタイル良っっ。お前のようなJKがいるか。

 加えて言うと、ミカン役のアーロン・テイラー=ジョンソンさん、スタイル良っっっっ。普通にこの人が主役の映画が見たい。


 映画を観終わった後で、ロケに一回も日本が使われていないという情報を聞いてビビりました。


 感想・面白かったです。




『すずめの戸締り』


「夢女子が選ぶ2022年の100人」堂々の11位に輝きました、芹澤朋也くんがカワイイという映画でした。

 以上!!



 ……それはさておき、アニメの映像表現が日に日に進化していって、決してリアルに近づくわけではなく、あくまでアニメ的表現として豊かになっていく感じが「いい時代に巡り合えたな」と謎の感謝を捧げたくなります。

 お話としては適度に難解で適度に分かりやすく、最終的にはハッピーエンドなのがまた良し。カミサマというものの在り方の描き方も私好みでした。

 ロードムービーで、帰り道に今まで出会った人を逆に訪ねていくエンディング、良いですよね。


 感想・面白かったです。



『アントマン&ワスプ・クアントマニア』


 MCU内で着々と世代交代が進みつつある中、主人公が最高の父親像を見せてくれました。感動しました。スコット、あんた最高の父親だよ。

 ちゃっかりおじいちゃんが良いとこを持ってくのもご愛敬。ハンク、あんたが最強だよ。

 この映画から得るべき教訓は、家族の内緒ごとには家族だからこそ首を突っ込むなということ。誰だって言えないこと、あるものですよ。

 あと、モードックがひたすら可哀そう。でもほら、『マブカプ3』では屈指のクソキャラとして大活躍だし、さ……。


 感想・面白かったです。



『岸辺露伴ルーヴルへ行く』


 いやいや、高橋一生さんをキャスティングした人、天才すぎんか?

 しっかりとJOJOっぽさを演出しつつ、原作通りの岸部露伴とはまた違う魅力を、実写ならではの描写で魅せてくれる、最高のエンタメでした。TVシリーズから見てるんですけど、大好きです。

 映画を観終わったあと、その足で書店に立ち寄り漫画版を買いました。

 原作だと一話しか出てこない泉京花がまたいい仕事するんですよね。こういうキャラは原作には出てこれない。

 そしてルーヴル美術館、一度でいいから行ってみたい場所の一つです。


 感想・面白かったです。




『ブラック・アダム』


 き、きちゃぁああああ!!!!

 俺たちのアイドル、ドウェイン・ジョンソンがついにDCシリーズに参戦だ!!!

 もうストーリーとかどうでもいい。伏線もけっこう凝ってたけど、あんまり気にならなかった。とにかく彼の二等辺三角形がアメコミヒーローに似合い過ぎててビジュアルが最高だった。最後のカットであのキャラと相まみえたときも胸アツだった。


 やっぱり、ヒーローものっていうのは『足し算の面白さ』なんですよね。

 日本の哲学者が、日本語特有の「いき」っていう言葉について考察してるんですけど、私の中では、それって『引き算の美学』だと思ってて、昔の日本人の考えるカッコよさっていうのは、説明しすぎず、欲張りすぎず、さっと諦める潔さにあった。

 それってMCUとかDCとか、もっと言うと日本の仮面ライダーとかのエンタメとは別ベクトルの発想なんですよね。

 どっちが良いとか悪いとかってことではなく、面白さの表現が違うというか、アメリカンなエンタメっていう感じがします。


 感想・面白かったです。


 とりあえず思い出した順から紹介させて頂きました。

 これにてカクヨム真夏の創作祭、三週連続で完走です(''Д'')

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