小学校高学年

悪いが小学校低学年のお話はまたの機会にしよう。

小学校高学年。私の中では5年生からだ。



私はこの頃から性自認が変わっていることを自覚した。私は男でも女でもないことを望んでいたのだ。

同時に男でも女でも好きになれることに気がついた。

これは中学にあがってからの話だが、私のような人間を全性愛者と言うらしい。


また、この時から人に嘘をつくようになった。私の嘘話を信じ、喜怒哀楽を見せるクラスメイトを見ていて、私のような人間でも人に感情を与えられる喜びを覚えたから。

まあ、そんな喜びもすぐに消え、ただ嘘をついて生きることに慣れてしまい、嘘をつくことになんの抵抗もなくなったけど。




6年生になると私には中学受験が待っていた。

結局、性自認のズレからストレスが溜まり勉強に本気になれず落ちたが。でも今はそれで良かったと思っている。

卒業式では泣かなかった。特に大切な友達もいなかったから。



さてお次は中学のお話と行こうか。


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