第205話 隠し球!!

 俺は今、虹心から抱き付かれているが、凄く複雑な気分で有った。


(嬉しいと言えば嬉しいが、虹心は何時も突発的なんだよな!)

(嬉しさよりも、驚きの方が大きすぎる!!)

(これでは“びっくり”しすぎて、本能が活動出来ない!?///)


「兄ちゃん。どう~?❤」

「大好きな妹から、抱かれる気持ちは!❤♪」


 嬉しそうな笑顔で言う虹心。

 虹心は本当に俺が好きだから、抱き付いているのだろう。


「……とっても嬉しいよ。虹心!//////」

「初めは驚いたけど、虹心の体は柔らかくて気持ちいい!//////」


 俺は頬を染めて、照れながら言う。

 見慣れた虹心のパーカー姿で有るが、妹でも抱き付かれると何故か、心が温かく成ってくる。


「兄ちゃん!」

「おまけが有るよ!!」

「でも、こっちがメインかな!♪」


 虹心は笑顔で言い終えると、俺を抱き付くのを止めて少し距離を離し、その場所でいきなりパーカーを脱ぎ始める!?


「おっ、おい……虹心!//////」

「急に、服を脱ぎだしてどうした!!//////」


 俺は頬を染めて驚きの声を上げるが、虹心はパーカーを脱ぐには止めないし、パーカーがまくれた所からは……独特の青い生地が見える!?

 虹心はパーカーの下に、何かを着ているのか??


「じゃん!♪」


 笑顔と弾んだ声で言う虹心。

 虹心がパーカーをベッドに放り投げると……其処には、スクール水着とオーバーニーソックス姿の虹心が現れた!!

 パーカーだけを脱いだので、普通はハーフパンツが残る物(虹心の場合)だが、スクール水着を着た時に脱いだのだろう。


 スクール水着とオーバーニーソックス姿の虹心は、俺に強い性刺激を与える!!

 妹の部屋でこんな姿を見てしまったら、俺は冗談抜きで我慢出来ないかも知れない……///


「……//////」


 俺は突然の出来事と驚きで、言葉が出なかった……

 最近全く見て居なかった、虹心のスクール水着姿。


 虹心が着ているスクール水着は俗に言う、白パイピングタイプスクール水着で有る。

 最近、色々な女子向けスクール水着が出ているがやはり、俺の中での王道はこれで有る!?


「兄ちゃん……まだ、お釣りが残っているから、有る程度は好きにして良いよ!//////」

「でも、脱がしてはダメだよ!//////」


 虹心はその場所で、上目遣いの表情と恥ずかしそうな口調で言う!!

 俺の好きにして良いの!!!


(嬉しいけど、不味いぞ!!///)

(俺が求めている姿で有るが、冗談抜きでこの場の虹心を、犯してしまうかもしれん!!///)


 俺がけだものだったら、虹心の胸元目掛けて抱き付きに行って、そのまま有る程度は楽しんだ後は、ベッドにGoだろう!!

 だが、俺は理性が有る人間だし(!?)、絶対に近親相姦はしないと、何回も心に誓っているのに……虹心の姿が眩しすぎる!!


「虹心……嫌なら、途中で嫌と言うんだぞ!」


 俺は何故か、気取った表情で虹心に言う。

 虹心は少し頬染めて、嬉し恥ずかしい表情で言う。


「私は、嫌な時ははっきり言う子だよ。兄ちゃん!!///」


「虹心!」


 俺は虹心の言葉で、スクール水着姿の虹心を自ら抱きしめに行って、虹心と体とスクール水着の感触を楽しむ!!

 新品のスクール水着では無いから、サラサラでは無くダマも少し気に成るが、スクール水着には変わらない。


「好きだよ……虹心!」


「兄ちゃん……❤」


「んっ……///」


 実の兄妹だけど、俺は優しく言葉を言った後、久しぶりに虹心とキスを交わす。

 虹心も嫌がらず、俺からのキスを素直に受け入れる!!


 冗談抜きで、虹心をベッドに押し倒したくてたまらなかったが、俺は責任が持てない男で有る。

 俺の“ぞうさん”もはち切れないばかりの状態で有るが、これを野に放ったら後が引けなくなる!!


 俺は今、虹心ととても素晴らしい時間と行為を楽しんでいる!!

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