第206話 我に返る……

 虹心が許してくれる範囲内で俺は、ボディタッチやスクール水着の上からの感触を楽しむ!!


「あん…!///」

「もう、兄ちゃん……エロ過ぎ~~!❤///」


「だって……凄くいいもん、虹心~~♪」


「もぅ~~。エロ兄ちゃん!❤///」


 甘い声を上げた後。少し頬を染めて困った笑顔で、虹心は注意してくるが許されている行為で有る。

 俺はそれを嬉しそうに返事をして、更に虹心と遊ぶ。


 俺は虹心のスクール水着姿を楽しみ、虹心の方も素直に抱かれるだけで無く、俺へ色々と刺激を与えてくれた!?


 ……

 …

 ・


 午後からの少しの時間。俺は虹心と甘い時間を楽しんだ。

 まさか、こんな場面でスクール水着姿の虹心を抱けてしまうとは!!


 これは確実に、甘酸っぱい夏休み思い出の一枚に成るだろう!!

 虹心で経験した事を……伊藤さんに実践出来るのか、それとも他の女性に成るかは分からないが、俺は妹で有るが貴重な経験が出来た。

 虹心も相手が俺で有るが、抱かれる経験が出来たで有ろう!?


「じゃあ、兄ちゃん!」

「私は着替えるから、一旦部屋から出てね!♪」


 俺は虹心のスクール水着姿を楽しんだ後。虹心は着替える為に、笑顔で俺を部屋から追い出すが、俺はその足で自室に戻り、さっきの感触を思い出しながら、自分の“物”を慰める行為をしてしまう!!

 普段より……強めの刺激を与えながら、虹心のことを強く想う……


「うっ……虹心!」


「!!!///」


 実妹じつまいのスクール水着姿を思い出しながら、絶頂を迎えてしまう俺!

 これで俺も、近親相姦者の仲間入りかも知れない……

 だが、出す物を出してしまうと、後悔のような物も同時に出て来る!!


(遂に、虹心を“おかず”にしてしまったか……)

(満足な量は出たが、俺は虹心とこれ以上の関係は深められないし、虹心も今どんな気持ちで着替えているのだろうか?)


(まさか……虹心も俺のことを想って―――)


 俺は心の中でそう思ってしまうが、もしそうだとしたら、俺と虹心の関係は哀れな関係に成るかも知れない!?


(……そんなこと無いよな!)

(虹心は理性がしっかりしているし、伊藤さんと同じ様に先が読める妹だ!!)


(さっきの行為は、俺に好意が有ってした行為では無く、あくまで昼食代のお釣りを虹心の体で貰っただけだ……)

(だが、そう考えると、実際の昼食代が幾らかは知らないが、あれだけの行為が出来て千円は安すぎるぞ。虹心!?)


 このご時世。男女の大人関係遊びはお金を出せば遊べるが、決して安い金額では無いらしい?

 何か相場と言うのが有るらしくて、俺のお小遣いではとても無理な金額設定だった気がする?

 俺はお金を出してまで、大人関係遊びをしたいとは思わないが!!


「少し落ち着いてきたけど、虹心の部屋に戻るべきかな?」

「だけど、虹心が自身を慰めていたら、虹心が俺の部屋に来るまで待つべきか…」


 俺は一人喋りをしながら言う。

 俺は、虹心の残像が薄れない内に急いで慰めてしまったが、虹心の方がどうしているかは分からない。

 普通に着替えているだけなら、全く問題は無いのだが……


「虹心が、俺の部屋に来るまで待とう!」

「冗談抜きで、虹心のそんな場面を目撃してしまったら、俺が我慢出来ない!//////」


 他人の部屋に入る時はノックが基本だから、目撃をすることがほぼ出来ないが、匂いで勘づかれる時が有る。


「あっ……匂いの問題が有るな!///(汗)」

「本人は匂いが分からなくても、相手に気付かれる時が有る!!///」


 俺は急いで、部屋の窓を全開にする。

 エアコンの冷気が逃げるが、やむを得ない事情だ!?

 この部屋の匂いを屋外に放出しなくては!!!


「……五分も開けておけば、換気出来るだろう」


 部屋の換気も兼ねて、俺は自室で待機をする。

 先ほど、虹心と行った行為や今後の事を考え始める……


「……」


 虹心は美少女の妹で有るが、近親相姦は絶対にダメだ!!

 だが、俺はそれを何時まで耐えることが出来るのだろうか……

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