第129話 悪魔の展開!
「松田!//////」
「本当に、二村に興味が有って、声を掛けた訳では無いんだよ!//////」
「思いがけない場所で出会ったからこそ、声を掛けただけなんだ!!///」
俺は頬を染めながら、焦った表情で言うが……
「……(怒)」
『パアン!』
「えっ……///」
俺がその言葉を言った直後。
松田は右手で、俺の頬を平手打ちをした!!
(……俺、今叩かれたよな…)
(痛いと言う感じでは無いが……あっ、今頃“じんわり”と来始めた…!)
(殴られるのも久しぶりだな……)
余りの出来事で有ったので俺の脳みそは、松田に叩かれた事を瞬時に理解出来ない!?
『パッ!』
松田は、俺の胸元衣類を掴んでいた左手は離したが、鬼の形相をしながら、気持ち悪い口調では無く、低い口調で俺に言い始める!!
「嘘吐くなよ! 武蔵!!」
「彩織ちゃんが、泣きそうな顔で言っていたんだぞ!!」
『三國君……私へ執拗にナンパする上、私が丁寧に断ると、私の親友までナンパしてきたのだよ!(泣)』
『幾ら同級生でも、人してはやっては行けない行動だよね!//////』
『何処かで……天罰でも喰らえば良いのに!!///』
「……彩織ちゃんは嘘を吐く様な子では無いから、彩織ちゃんの言う通りなんだろ?」
「武蔵……」
(良く其処まで、嘘を吐けたな。二村!!)
(でもその前に、この状況を何とかしなくては!(汗))
(んっ……俺の側に居る陽キャラ一人が、何故か遠くを眺めている?)
「…………」
俺の側に居る、松田支配下の陽キャラ一人が、何かを見付けた表情と目線をしているが、口は開こうとはしない?
誰かが、通り過ぎて行ったのだろうか?
僅かだが、子どもっぽい女性の声も聞こえた気がする??
「松田……俺さぁ、そんなこと。一言も二村には言っていないよ!!」
俺は言い訳をする表情で言うが……松田は、表情や口調を変えずに言い始める。
「……なら、体に聞いて見ようか?」
「武蔵~~~!?」
「…おぃ!!」
『ババッ!』
「!!!!」
松田が話し終えて、何か指示の様な発言をすると、側に居る松田支配下陽のキャラ達が、俺の肩や両腕を掴んできた!!
これで完全に、俺は手や足も出せなく成ってしまった!!(汗)
冗談抜きで、松田主催のフルボッコショーの始まりか!?
松田は不敵な笑みを見せながら、陽気な口調で話し始める!!
「……今の時代。体に残る傷は色々と五月蠅いから、手加減はしないと行けないけど、有る程度は痛めつけないとね……」
「嘘つき君には、それなりの……
「おらぁ~~!」
『ドゴッ!!!』
「うぐっ…………」
松田は容赦無しに、俺の下腹部に右パンチを入れてきた!!
だが、口の割に喧嘩慣れしていないのか、“みぞおち”には入らず、思った以上に苦しさは感じなかった……
(
(俺の名前こそは武蔵で有るが、防御力に当たる装甲は、紙装甲(※)だからな…///)
(どうせなら攻撃力や防御力も、弩級戦艦『武蔵』並みに欲しかったな……)
(※)極端に防御力が、低いや無い状態……
「ちっ!」
「思った以上に、効いていないな!!」
殴られた割に、俺は苦しそうな表情を見せないので、松田は“しかめっ面”で吐き捨てる口調で言う。
松田支配下の陽キャラ達は俺を拘束している者の、表情は冷めた表情をしていた。
やりたくない感が滲み出ていた……
「きっと……制服がガードしているんだな!」
「それなら……服を脱がしてから、殴ってやるか!!」
松田が表情を
「……おい!」
「……何、やっているんだ。松田……」
「!♪」
「!!!!!?」
俺の正面には松田が居るから、直ぐに相手の顔が見えなかった!
言葉の雰囲気からして、誰かが俺を助けに来てくれた者だと思ったら……最悪の最悪の展開で有る!!
(嘘だろ……キッド(川本)、信濃登場かよ……)
この場で一番遭いたくない、真の
俺の人生は此処で、最後を迎える事に成るだろう……
童○のままで、殺されるのは嫌だ!!
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