第36話 両手に花 その2

「うぁ~~~!//////」

「やっぱり、兄ちゃんの“ぞうさん”。ズボンの中で『ぱおーん!』していた❤///」

「本当に“ぞうさん”の鼻みたい…///」


 虹心は頬を染めながら、歓声の声を上げている!//////

 衣類越しでも、俺の生殖器に触れることが出来て虹心は嬉しいのか!?


「あっ、こら止めろ。虹心…///」


 俺は虹心に止めさせるように言うが、虹心はそれを止めず、更に俺の“ぞうさん”を“にぎにぎ”してきた!?


「兄ちゃん“ぞうさん”の鼻……///」

「こんな風なんだ、うぁっ!//////」


 虹心は興味津々で、俺の生殖器に触れている!!

 だが、虹心は一旦、俺の“ぞうさん”から手が離れる。


「……兄ちゃんも含めて、私を好きな男子たちは私を見て、ズボンの中は“みんな”こう成っていたのかな?//////」


 虹心は頬を染めて、上の空の表情と口調で言う。

 俺が男子代表で言わせて貰えば、虹心の言う通りだ。

 虹心が好きな男子たちは虹心を毎晩思って、覚え始めた行為を楽しんでいるだろう!?


(虹心にとっては初めての経験だろうが、これ以上されると、俺が本当に我慢出来なくなる!!)

(これでは純愛(!?)物語では無く、乱交物語に主旨が変わってしまう!!)


 虹心が嬉し顔で再び、俺の“ぞうさん”に触れようとしてくるが、俺は右手で“ぞうさん”をガードする。

 まだ虹心には、これ以上の性教育は早い!?


「あっ、ケチ~~!」

「もう、ちょっとくらい良いじゃん!///」

「ぞうさんが、水浴びするかも知れなかったのだし!!//////」


 虹心は頬を染めながらでも、俺に文句を言う。

 それに虹心……俺のを、最後までさせたかったのか!?

 それは悪くないが……それをして貰ったら、兄妹の一線はいとも簡単に超えて、そのまま本番行為に発展してしまうだろう……


「にっ、虹心。これは、おもちゃじゃ無いから!///」

「それに水浴びをされてしまったら、下着が大変な事に成るよ!!///」


 俺は虹心をたしめるように言うと、虹心は馬鹿にした表情と口調で言い始める!!


「……大変なこと?」

「兄ちゃん……本気マジなんだ!?」

「実の妹に触れられて、本当に感じていたんだ!?///」

「不潔~~~//////」


 さっきまで散々、俺の生殖器に刺激を与えていた虹心が、そんなことを言う!!

 虹心だってエロそうな表情をしながら、俺の生殖器をもてあそんでいただろう!!

 只の興味では絶対に無いだろう。虹心!!


「/////////」


 小鞠ちゃんはさっきからずっと無言で有るが、先ほどまでの行為を、まばたき一つもせずにガン見していた!!


「小鞠ちゃん!」

「小鞠ちゃんも、兄ちゃん“ぞうさん”触ってみたら。面白いよ!♪」


「小鞠ちゃんが兄ちゃん“ぞうさん”で遊んだら、直ぐに喜んで噴水みたいに水浴びするよ!!」

「白いお水が、兄ちゃん“ぞうさん”のところから出てくるよ♪❤」


 虹心は笑顔で言っているが、こんなにドスケベだとは知らなかった!?

 噴水の意味も、虹心は理解しているに違いない……

 虹心は美少女だし、性格も悪くもないのに(!?)、性に興味を持つ女子に成長してしまった!?


「わっ、私は良いです!」

「それに、幾ら何でも、はしたないですよ、虹心ちゃん///」


 小鞠ちゃんは虹心に、頬を染めながら真面目な口調で言う。

 やっとここで、小鞠ちゃんが口を開いた。

 こればかりは、小鞠ちゃんの言う通りだ!!


「え~~、小鞠ちゃんは真面目だね♪」

「これはね、兄妹のスキンシップだよ❤」


(そんな兄妹、現実には居ません!!)

(何処から、そんな知識を仕入れ来たのだ。虹心は!!)


 虹心は小鞠ちゃんに嬉しそうな表情で言うが、更に頬を染めて“はにかんだ”表情で言う。


「……でもさ、小鞠ちゃん…!」

「見たくない…? 兄ちゃんの立派なぞうさん?」


「!!//////」


 虹心は更に、とんでもないことを言い始めた!!

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