森緒 源です。
同じ企画に参加されているのを見て、この作品を拝読しました。
主人公の坊やのやるせない気持ちが、文面から伝わってくるラスト。
私も新潟の山間の田舎に育った子供時代があるので、とても心に共感出来るテイストの作品でした。
最近は世界的に環境に対する関心が高まっていて、SDなんたらだの何だの叫ばれていますが、田舎の自然を知っている人間としては、何か庶民レベルとしての環境問題ってのは方向性が違っている気がしています。
CO2がどうたらとか、学者の言い分に踊らされ、実際に自然の中に暮らしている人々の話は何故か誰も聞こうともしませんよね。
フローシャに学者らしい格好させて、もっともらしいことを言わせれば、環境大臣とかも耳を傾けるのかなぁ?
一度「人間観察モニタリング」とかでやってみてほしいなぁ。
…そんなことを感じた作品でした。
拝読出来たことに感謝します。
では。
作者からの返信
森緒 源さん、コメントありがとうございます!
昭和な自然の中で学びを得ていく小学生の
出会いと別れのお話です。自然が身近にたくさんあった時代に子ども時代を過ごされた方には懐かしいと思います。
物語に登場するテーボジィは博識な人物がドロップアウトした設定(たぶん学者かなにか、未設定です)なので
インタビューすれば、きっと傾聴に値することを教えてくれそうですね。
お読みくださり、ありがとうございました。
編集済
柴田 恭太朗さま、「児童文学の里」へのご参加ありがとうございます。
爽やかさと切なさと懐かしさで胸が一杯になりました。
テンポの清々しさと、名づけのセンスが絶妙です。
活き活きした言葉の背後に余白の広がりを感じました。
作者からの返信
友未 哲俊さん、
コメントならびに企画主催ありがとうございます!
なんらかの郷愁を覚えていただけたのでしたら、嬉しい限りです。
郷愁とKACテーマの出会いと別れの寂しさが表現できていればいいなと思いながら書いたものでして。
そこを読み取ってくださり、ありがとうございました!