11. 妖精 幻獣、UMA
◇精霊、妖精
名前の後の()の数字は筆者の主観による知名度です。異論は認めます。
◆妖精(10)/フェアリー/Fairy(10)
妖精は姿は様々だが小さくて耳が長く二対四枚の蝶のような羽が生えている。
フェアリー・リングというキノコが円形に生えている場所があり、そこでは妖精が遊んでいるとされ、そこを通ると妖精の国に連れて行かれてしまうという。
ピクシー/pixie(5)はガリトラップという馬の足跡が輪っかになったものを作ると言われる。
「妖精の鱗粉」などがよく錬金術、エリクサーなどの材料として出てくる。
水の妖精は「妖精の泉」によく住んでいる。他に「森の奥」「湖」「綺麗な川」などにも姿を見せることが多い。
「妖精光」という妖精が出す光があるとされる。
◆精霊(10)/スピリット/spirit(6)
火の玉の幽霊のようなイメージ。精神体一般なので、見た目は幼女だったり金髪だったり色々とされる。
精霊はレイスと違い、善のイメージの物をだいだい言う。
スプライト/sprite(5)とも言う。
エレメンタルはじめ精霊は、妖精より格上として描写されることもある。
精霊が見えなくても「精霊光」が見えることがある。
◆大妖精、小妖精
もしくは大精霊、小精霊。
精霊、妖精の進化して大きくなったものは「大妖精」のように呼ばれる。
逆に大妖精から見て、普通の妖精または手のひらサイズの妖精を「小妖精」のように呼ぶ場合もある。
◆ニンフ/nymph(3)
ギリシャ語でニュンペー。ギリシャ神話の樹、山、海、川など自然を象徴した妖精、下級女神。
◆エレメンタル/Elemental(3)
属性の精霊のことをエレメンタルと呼ぶ。
◆サラマンダー/Salamander(8)
火の精霊、エレメンタル。よく火トカゲまたはドラゴンとしてデザインされている。
ただしSalamanderはサンショウウオの意味でもある。
◆ウンディーネ/Undine(7)
水の精霊、エレメンタル。水でできた女性、女神風によくデザインされる。
フランス語でオンディーヌ。水の精霊としてはウンディーネ表記が多いが、他の要素、地名国名などとしてオンディーヌが出てくることも結構ある。
◆シルフ/sylph(7)
風の精霊、エレメンタル。風をまとった女神風によくデザインされる。
◆シルフィー、シルフィード/sylphide(5)
風の精霊。シルフの変化形。
◆ノーム/gnome(7)
土の精霊、エレメンタル。
gnomeと書くが英語ではgは発音しないのでグノームとは言わない(ギリシャ語などは除く)。
◆ジン/jinn(8)(×:gin/お酒)
アラブの精霊や魔人のこと。
アラジンと魔法のランプが有名。
◆イフリート/Ifrit(6)
炎のジン。サラマンダーの代わりに火の精霊に使われることもある。
◆スプリガン/Spriggan(2)
ドワーフのような妖精。
◆レプラコーン/leprechaun(2)
ドワーフのような妖精その二。
◆ノッカー/knocker(5)
鉱山に住む妖精、スプラウト。
◆インプ/imp(2)
妖精だったが悪魔でもある。
◆グレムリン/gremlin(7)
映画グレムリンがあまりにも有名。
逆にそのイメージで使いにくい。
◆ブラウニー/Brownie(4)
家を掃除してくれる妖精。
◆ピグミー/pygmy(6)
小人。
現実世界の民族の総称として使われているため、ポリコレ的に現代のファンタジーでは架空種族名として使用することを、わりあい忌避される。
◆エント/ent(6)
動く巨木。強い。長寿で数が少ない。男ばかりらしい。
エントは指輪物語由来で版権回避のための名前がトレント。
◆ドリアード/Dryad(5)
ドライアド。木の精霊。ニンフ。木に宿る。森などに住んでいる。
葉っぱや花をモチーフにした少女型が多い。アルラウネが多少近い。
◆エルフ/elf(複:elves)(9)
詳細はドワーフとともに、種族ページ参照。
どちらも亜人だが同時に妖精として扱われることもある。
◆オベロン/Oberon(5)
エルフの妖精王。
◆ティターニア/Titania(4)
妖精の女王。オベロンの妻。
◆ドワーフ/dwarf(複:dwarves)(8)
詳細はエルフとともに、種族ページ参照。
どちらも亜人だが同時に妖精として扱われることもある。
◆ケットシー/Cait Sith(6)(×:ketsy)
猫の妖精。種族ページ参照。
◆クーシー/Cu Sith(5)
犬の妖精。種族ページ参照。
◆バンシー/banshee(4)
女性型の悪霊アンデッドまたは妖精。
◆レイス/Wraith(6)
生霊(いきりょう)。幽霊みたいな存在。アンデッドの一種。
◆ウィル・オ・ウィスプ(3)
正確にはWill o' the wispとtheが入る。火の玉。鬼火。幽霊系、または精霊。
◆ヘルハウンド/hell Hound(6)
黒い犬の幽霊、妖精。
◆キューピッド/Cupid(10)
裸の金髪の子供。背中に天使の羽がある。手に弓矢、ラッパを持っている。
服を着ているなら白いワンピースが多い。
髪は他に茶色、ピンクなど。
心にハートの矢を刺して恋をかなえるとされる。
なおスペルの通り「キーピット」ではなく末尾は濁音。
天使とよく一緒くたにされる。
◇幻獣、神獣、聖獣、霊獣
◆カーバンクル/Carbuncle(7)
額に「赤い」ルビー系の宝石が付いている大きめのリスのような幻獣。
体毛はたぶん白か茶色が多い。
◆ユニコーン/unicorn(9)
イッカクの角が付いた白い馬。処女しか認めない。角は霊薬の材料になるといわれる。
◆バイコーン/bicorn(4)
角が二つあるユニコーン。たぶん黒い。ユニコーンが純潔、バイコーンが不純をつかさどるらしい。
◆天馬、ペガサス/Pegasus(9)
鳥の翼が生えた白い馬。空を飛べる。
なお星座名は「ペガ
◆スレイプニル/Sleipnir(5)
八本足の軍馬の神獣。とても速い。
◆フェンリル/Fenrir(6)
巨大な狼。灰色、白、水色系統の色をしてることが多い。
◆
中国の霊獣。馬に似て金色の
方角は中央。黄龍。千里を1日で駆ける。空を飛ぶ。
◆不死鳥、フェニックス/Phoenix(9)
火をまとった鳥。死んで灰になってもまた復活する。
中国の鳳凰(ほうおう)と同一視されることもあるが、厳密には異なるらしい。
◆リヴァイアサン/Leviathan(6)
海中に住む竜の一種。最強の生物。
海のリヴァイアサン、陸のベヒモス、空のジズでセットとして三頭一対とされる。
世界の終末にはこの3種は食料にされるらしい。
元々はジズなしで二頭一対とされた。
◆ベヒモス/Behemoth(6)
ベヒーモス。陸にすむカバやゾウのような巨大な獣。最高の生物。
元々はバハムート(8)と同一だったが、現代のゲームの多くでは、バハムートは竜として書かれ、別もの扱いされることもある。
◆ジズ/Ziz(5)(×:Jizz)
巨大な鳥。シルエットは白鳥風が多い気がする。
◆アスピドケロン/Aspidochelone(4)
海に住む巨大な蛇亀。島のような大きさ。
◆ガルダ/Garuda(5)
ガルーダ。インド神話の神鳥。風の精霊の上級として出てきたりする。
◆ナーガ/Naga(3)
インド神話の神竜。上半身人、下半身蛇らしい。よくモンスターやナーガ族という種族として出てきたりする。
◆ヴリトラ/Vritra(3)
インド神話の蛇の怪物、神っぽい何か。よく竜の姿で描かれる。
◆ウロボロス/Ouroboros(5)
自らの尻尾を咥えて円になっている蛇または竜。
◇未確認生物、UMA[ユーマ]
地球世界での未確認生物。
たまに異世界のモンスター相当として登場する。
◆イエティ/Yeti(8)
雪男。多くの場合は白毛。
◆ビッグフット/Bigfoot(7)
雪男。多くの場合は黒毛。
◆ネッシー/Nessie(8)
イギリス、ネス湖に住むとされる首長海竜。
◆チュパカブラ/Chupacabra(6)
なんか緑色の謎の生物。人型。
◆スカイフィッシュ/Skyfish(5)
空飛ぶ魚。
◆ツチノコ(7)
太くて短い蛇みたいなやつ。日本。
◆雪男[ゆきおとこ]/Snow man?(9)
雪深い山に住む毛むくじゃらの大男。
毛の色は黒かこげ茶系。
◆人面魚[じんめんぎょ]/human face fish(9)
人の顔がついた魚。
◆人面犬[じんめんけん]/human face dog(9)
人の顔をしている犬。
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