マラルメ「花々」

古き紺碧の黄金の雪崩より

最初の光にあてられ、

天体の永遠の雪から

若き土地と災害の処女のために

大きな杯を以前奪い取った


鹿毛色のグラジオラスと峠の終わりに白鳥がいて

高揚したた魂どもの神聖なこの月桂冠

熾天使の純粋な足指のように緋色となり

踏まれた極光の恥じらいで赤くなる


ヒヤシンス、好まれた光のもとで天人花が

女性の肉体に似て、薔薇は

残酷なる、明るい庭の花のエロディアード

それは血潮滾り、光が散りばめられる!


そして君は百合の咽ぶ白さを為し

それがそっと触れる海の吐息の上に流れ

青ざめた地平線の青い麝香を横切り

泣き晴らす月の方へ夢想のうちに立ち上る


天体の上と香の中の歓声は

我らが女性、庭の縁の歓声と

天の夜によってこだまが終わる

眼差しの絶頂、頭光の輝きよ!


おお、海よ、それは君の正しく強い乳房のところに創造し

壊れやすい未来を聖櫃は揺さぶり

香油の入った死とともにした大きな花々は

しおる生に倦怠した詩人のためにある

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