アンリ・ミショー「状況」
状況のさなかに、群衆がいる。
わたしの性格の中に、静寂があり、それをどう結合しよう?
次に、状況は変わる。
凝集があり、凝集を呼ぶ。
そこではまた、我々の不適合がある。私の確信は確固たるもので、それが確固たるものであることを愛している。それでも人生というのは必然で、短く、調整された道をたどる。
次に、房に(もしくは花に)状況があり、それはもう私に適さず、いつも時は過ぎる。
最後に過ぎ去った時間とまだついてくる人がいて、状況が見いだされ、そこには静寂がある。
しかしとても長い時間、私からすべての静寂が消え去り、今はためらい、揺すられ、私はそれを知らず、行ってしまわないいくつかの物があるところの、古い知識のためにそれを知っている。また状況はまだないかのように、また状況と結ばれないままに消えてしまう。
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