第2話 転生初日からこれは無いんじゃないですか?

前回のあらすじ?

なんか異世界転生したばっかりなのにもう第二の人生が終わりそう\(^o^)/


「……って!!前回のあらすじ?とかわけわかんないこと言ってる暇ないんだった!!!」


ゴーレム『グォー!!』ドーン


「ヤバ!!あんなの当たったら私ミンチになっちゃうじゃん!!まぁ…一回なってるけど……」


ドーン


「っと!あぶね~!」

私が横に回避すると元いた位置にゴーレムの手があった!


「避けられるけどどうやって切り抜けばいいの?」

私がそんなことを考えているうちにもゴーレムは私の事を狙って腕を振り下ろし続けている。

私がゴーレムの攻撃を受け続けてどれくらい時間が経っただろうか…

一瞬反応が遅れたときだった


「っ!!死んだわ!」グフッ


私はゴーレムの攻撃をまともに食らったのだが……


「あれっ?…痛くないし怪我してない?……何故?」


??「大丈夫!!!!」


私が今自分に起こった事に戸惑っていると誰かが私に叫びながら駆け寄ってきた。


??「あなた大丈夫……って怪我もしていない!」


「ん??どうかしましたか?」


??「いや!なんであの攻撃をもろに喰らって怪我一つしてないわけ?」


「さぁ………………?」


??「まぁいいわ!!取り敢えずここで大人しくしていなさい!」


「分かりました?」


??「何故疑問形なの?すぐに終わらすわ!!はああああ!!!」ザンッ

名も知らない少女?があのゴーレムを一振りでバラバラにしてしまった


「………………マジやばくね………………」

私がその光景に唖然としていると少女?が話しかけてきた


??「そういえばあなたなんて名前なの?私はレナ

 スルベール・レナ!一応冒険者よ!」


「はぁ……」


「ちょっと!私は名乗ったんだけど!早く貴女も名乗りなさい!」


「私は…………(あれっ……これって正直に霜月

佳奈って名乗っていいの?駄目だよね?)え~と…」


「何よ!?名前一つ名乗れないわけ!」


「私は…………(適当に名乗るか!)私は…カナ  シルベーヌ・カナと申します!」


「シルベーヌ・カナね……」


「何か変でしょうか…(適当にしすぎたかも……)」


「別になんでもないわよ!よろしくねカナ」


「こちらこそおねがいします…スルベールさん?」


「レナでいいわ!」


「おねがいしますレナさん!」


「…で…話は変わるけど貴女はなんでこんなところにいるのかしら?」


「え~と…私は…そうだ!旅!旅をしているの!!」


「旅ね……にしてもそんな装備でよくしようと思ったわね…本当は違うんじゃない?」


「チ…チガワナイデスヨ!」


「明らかに同様してるじゃない!!」 


「う……」


「もしかして!!あなた誘拐されたんじゃないかしら?」


「…え?誘拐……?」


「違うの?だって貴女何も知らないし何も持って無いししかも貴方の服装ここらへんじゃ見ない格好だしね」

 

「そ…そうなんですよ!(なんか分からいけど誤魔化せそうだからこのまま嘘をつきますか!)実は盗賊?に誘拐されてしまって全く知らないところだったけどここまで逃げてきたのよ!」


「じゃぁ…なんで最初に誘拐されたって言わなかったのよ?」


「見ず知らずの人に心配かけたくないじゃん!」


「まぁ…取り敢えず私とくる?近くの街に行く予定があるし!」


「ありがとうございます!(なんとかなりそう)」


「それと何故貴女がゴーレムの攻撃を受けて無事だったかも気になるし貴方の事ももっと知りたいしね!」


「アハハハ…(やっぱなんとかなってないかも……)」

(というか!!転生して早々こんな始まり方は無いんじゃない?女神様!!)


女神「ヘックション!!」始末書書いてる


私これから異世界で生きていけるのかな?なんか駄目な気がしてきた〜大丈夫かな?

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拝啓お母様 私異世界転生したようなんですが…… 暁二階 @akatuki009n

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