拝啓お母様 私異世界転生したようなんですが……
暁二階
第1話 私…異世界転生したようです
私はまだまだ学生の浮ついた感じが拔けきらないピッチピッチの社会人1年目です。
しかし私は学生時代友達と遊ぶ為に大学生活の全てをつぎ込んでいたため将来の事など何も考えずのらりくらり生活していた私が厳しい就職戦争に勝てる訳もなくそんな私がやっとの思い出入れた会社はサービス残業当たり前基本給の殆どは会社の寮の家賃と税金で半分以上が持っていかれ手元には数万円しかこのらない会社…いわゆるブラック企業にしか就職出来ない有様になっていた。
「………………あっ……」
そんな私だったのだがある日10連勤の疲れからか駅のホームから転落して電車に引かれてしまった……
はぁ……何故もっと真面目に生きなかったのだろか…
「……あれっ……生きてる?…いや…さっき死んだよね私…じゃぁ………」
??「気が付きましたか?」
「まぁ…一応?」
??「じゃあ話しますね!今から話すことは貴女にとってはちょっと受け入れ難い話だと思いますが…大丈夫ですか?まぁ…貴女が嫌だと言っても拒否権はありませんが」ふふっ
「え〜それって私に聴く必要あります?てか…そもそも誰なんですか?名乗らないとかマナーがなってないじゃないですか…」プクー
??「まぁまぁそんなに怒らないでくださいよ。ちゃんとしますから。
コホン…私は女神です!」
「ヘェ~でしょうね」
女神「あれっ?そんなに驚いていない!!」
「まぁ…見れば分かりますよ。名前は無いんですか?」
女神「まぁ…女神は女神ですからねww」
「ノリが軽い!!………で、私はどうなったんですか?なんか相当ショック受けるって言ってましたけど……」
女神「そうでしたね!貴女…死んでますよ!」
「そうですか……死んだんですね…へぇ……えーーーーー!!嘘だ!!」
女神「嘘じゃ無いです。何なら証拠ありますし見ますか?グチャグチャになっててもう誰かわからないですが…………」
「ならいいです……」
女神「信じてくれましたか?」
「信じたくないんですが信じましょう…でも死んだらこんなところに来るんですね~!で…私は地獄ですか天国ですか?」
女神「えっ……貴女はどっちでも無いですよ。」
「えっ……」
女神「てか貴女は特殊ですよ。普通ここには来ませんし……」
「じゃぁなんで……」
女神「だって貴女…最期があまりにも不憫過ぎて私の上司が貴女には第2の人生を与えろって言いましたからね~」
「上司がいるのかよ……てか第二の人生って何?」
女神「あれっ?行ってなかったっけ?」
「はい」
女神「ヤバーい!後で始末書かかされる!!!」
「大丈夫なんでしょうか?」
女神「まぁ…気を取り直して………貴女は…これから異世界に転生して第二の人生を生きる事ができますよ!」
「はぁ……」
女神「あんまり嬉しくなさそうですね~」
「いやだってさ今と同じだったら意味ないじゃん!」
女神「なんだそんなことですか!安心してくださいよ!貴女は…特殊な能力が授けられますよ!まぁ…もらわないとわからないですが……まぁ…チートですよ。」
「なら……いいかな!」
女神「それと…なんか欲しいものありますか?」
「無いです…」
女神「うーん?何かしらあげないと行けないんですが……そうだ!あなたが生きやすいように容姿を可愛くしてあげましょ!!」
「それでいいです!」
女神「じゃぁ…楽しい第二の人生を!!」
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………………………
………………
………
……
「うーん??あれっ……ここは……そうかここは異世界か!」
「そうだ!能力ってどんなのかな~~」
私はステータスを見てみた
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16歳
スキル
・無効化(全ての魔法的な物を無効化する)
・無限の魔力
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「………どうなんでしょうか」
ドーン
「なんでしょうか………あぁ……終わった〜!!」
私の目の前には大きな岩のような物
まるでゴーレムのようなというより本物のゴーレムが目の前には立っていた
「第二の人生始まったばかりなのに終わった〜!!さよなら異世界グッバイ第二の人生」
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