「横浜10王」
俺たちは指導室に向かったが
途中で光ちんが俺と
2人で一服しようと
2人で中庭に行った
光ちんが1本差し出し
『サンキュー』と一服すると
光ちんが
『お前はいつも修羅場を乗り越えんな』
俺は
『ま、何だかんだな、喧嘩ばっかで
大分レベル上がったわ』
光ちんは
『ただ、薪ヶ丘は真人、浦学は前川とか
言ってんけど、そいつ等が普通って
とこもあんだよ』
俺は
『アイツらが普通?会ったの?』
『おお、前になJJの集会でな』
『俺は現実味が湧かねーなー』
『それでいいんだ、お前の負けん気は
他のヤツらの背中を押すからな、
じゃ、行くか』
指導室に入ると
いつも通りドカッっと
座るメンバーがいたが、
2人分席は空いていた
"コンコン"
とノックが響いた
涼が『入れ』
矢田が入って来た
『あの、ここ何の部屋?
何か色々揃ってるけど』
俺が
『説明すんのがダルい』
聖川が
『幹部部屋と思え、あと会議室から
ホワイトボード持って来い、質問すんな』
龍善が
『あと飲み物、とりあえずよー、
イラついてんだわ、早く動け』
矢田は走って行った
俺は『お前こえーなー』
龍善が『お前等もな』
涼が『暴れた後はなー』
光ちんが『ふっ涼は優しいよな』
聖川は『光ちん無言は矢田、重圧だよな』
一馬が『久々じゃね?こう話すの』
龍善が『あー、夏休みだったしな』
俺は『学校始まったと思ったら暴れてよ、
壁もなくなっちゃ学校もたまんねーよな』
光ちんが『はっはっはっ、確かにな』
と笑い皆んなもつられて笑い出した
“コンコン"とまたノックが響いた
龍善が『うるせーな、入れ』
矢田が
“コロコロ"ホワイトボードを引いて
向かいのコンビニで飲み物を買って来た
一馬が『お前早すぎじゃねーか?』
矢田が『雰囲気ヤバいからさー』
涼が『それ皆んなが見える場所に置いて』
皆んな財布から100円出して渡した
俺が
『俺の経験上、幹部になりたいーとか
言うヤツって強いヤツの事詳しいんだわ』
光ちんが
『博士使えねーからよー、横浜制覇について
お前どうなんだ?人脈とかよ』
矢田は『ある程度ならだけど』
龍善が『東西南北中央、タメで強いとこと
頭、レベル、人数、書け、うちが10な』
矢田が
『まず東京、川崎が入れないように止めてる
北が北の門番って言われてる
ゲートキーパー、如月(きさらぎ)』
『西は西のカオス、
西園寺(さいおんじ)、神楽(かぐら)、ルイス』
『南の帝王、光、陸、龍善』
『東の天天軍団、
天翔(てんしょう)、天野(あまの)』
『中央は全部梁山の三鬼龍に潰されたけど、
2年のヤンキーの鏡、京極(きょうごく)』
『横浜10強のメンバー、10王、んで強さが』
聖川が
『お前ちょっと待て、詳しすぎねーか?』
『ああ、強いとか興味があって』
俺が
『だから言っただろ?
つーか真人は入ってねーのな』
矢田が
『1年前ボコられたじゃん、それで』
俺は
『不意打ちでも落ちんのかよ
まあ俺なら勝つけど』
龍善が
『そこまで分かってんのかよ、
相手が強い方が楽しいなー、
ヤバいって感じもヒリヒリしてよ』
聖川は
『現時点でどれくらいかは
知っといた方がいいな』
涼が
『つーかルイスって外人?』
矢田が
『ここ外人も多いから、だからカオス』
と話し合いはイラつきもあり
長引いた
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