「ケジメ」
俺は昨日の出来事を話して
三年は俺が行くから
と言ったが、1人で行くなよ
と光ちんと龍善も来た
三年の教室を片っ端から
授業中に入って行き
生意気な顔をしているヤツらを
ぶっ飛ばして、改めて
帝南は自分達が頭だと分からせ
昨日のヤツらは廊下へ
連れ出した
俺が
『お前、自分が噛み砕いた氷を
投げて楽しいか?あ?』
『ああ、まあ』
と精一杯の先輩の威厳を作ったのだろう
光ちんが
『くだらねーヤツだ』
と思いっきり蹴りを入れ
"ドゴッ"っと肋骨を折った
もう1人を龍善が殴ろうと
したが『俺に任せろ』
と言い、『オラァ』と
思いっきり殴り、
後ろのガラスに叩き付け
ガラスが割れて
腰の高さの鉄板一枚で支えられ
2階から落ちそうになったのを
俺は腕で掴んでいた
『お前こっから落ちるか?何がまあだ、
昨日のはその位の罰だ、俺は本気でやるぞ』
『悪い』
と言った瞬間
俺は本当に手を離し、押した
落ちたと思ったが、他の三年が
あわてて足を掴み
引っ張って中へ入れた
俺が
『おい、邪魔すんな、お前等も落とすぞ』
三年が全員土下座して
『本当に申し訳ありませんでした
許して下さい、もう近付きません』
と震えながら泣いている
完璧に心を折っても
あームカつくと思っていたら
龍善が
『ハサミで髪を切り始めた』
光ちんが
『お前達って本当危ないヤツ等
だよな、絶対立ち向かって来れねーよ』
俺と龍善は
『アイツ等が悪い』
と3人でハイタッチをした
光ちんに
『聖川がいたら怒られてんぞ』
俺は
『いやいやこうゆうのは、
アイツも切れたら危ないからな』
俺が
『次は1年か、まあケジメはケジメだ』
1年の廊下に行くと机や椅子が
廊下に飛んで来ていた
俺が
『出たよ、聖川だ絶対』
と言うと
『コラァなめてんなよクソが』
『お前逃げんなよ』
『オラァ』
光ちんが
『一馬と涼もメンバー数人もいるな』
教室のドアを龍善が蹴り飛ばし
ひん曲がり、外れたドアの上を
歩きガラスも割り中に入ると
龍善が
『おう、やってんな』
聖川が
『おう、なめた話聞いたからな
この際全滅だバカやろー』
やっぱ危ねーヤツだと思い
光ちんが
『コイツなんかさっき三年を2階から
落としたからな、
うまく引き上がったけどな』
聖川が
『テメーやり過ぎんなっつっただろ』
俺は
『お前に言われたくねーよ、
で、どこまでやった?』
涼が
『あとこのクラスだけ、
全滅させて、ガラス全部割って
全部の教室の壁もトイレの壁もぶっ壊した』
俺たちが見に行くと
壁がないので、廊下の外から教室が丸見えに
なっていた、トイレも全部壁がない
俺が
『お前等もめちゃくちゃじゃねーか、
初めて聞いたぞこんなの、警察来るぞ』
一馬が
『コイツ等が悪いだろ、
ほら、コイツは残しといたぞ』
昨日のヤツだった
涼が
『オラ早く行け』
とタックルして吹っ飛んで来た
所をそのまま右ストレートを
入れて顎を砕いた
龍善が
『涼ー、今のバカ貴族の高山弟の技だろー』
と笑っている
涼が
『おー、使えるもんは吸収しねーとな』
光ちんが
『いいじゃねーか、使えるな』
俺は
『俺の合わせが良かったな』
涼は
『お前ちょっとは認めろよ』
うるせーブルブルマン
と腹を握ってプルプルさせた
俺は
『よーし、皆んなサンキューな、
部屋で例の話しよーぜ』
光ちんが
『おー、横浜制覇な、豊が来たら
部屋に呼んで、矢田も呼んでやるか』
と話しながら一階に降りて行くと
メンバーがいたので、
俺は
『豊が来たら指導室って伝えろ、
あと矢田を指導室にソッコーって言え』
全国制覇の手始めに
横浜制覇に動き始めたが
同い年で名を轟かす奴等は
俺達の他にもスゴいのがいた
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