「しばしの休養」

俺は

『俺そろそろ優次さん達の

病院行くぞ』


聖川が

『あっ、優次さんも乱丸さんも

鷹村さんも世話になってるってとこ⁉︎』


俺が『そうそう、ただかな?』

と笑うと


聖川が『ちげーだろバカ』

と笑って

2人で立ち上がった


俺は

『昨日のバカ貴族の車で行こうぜ』


聖川も

『ああ、暑いしな』


ここから20分位か、

そのまま徹さんの家に行って

挨拶を済ませようかな


俺は

『お前優里と仲良くしてんの?

デートとかしちゃってんの?』


聖川が

『まあ仲良いよってか、もう

仲悪かったらやべえだろ?』


俺は

『あーそう、いいっすねー、ムカつく!

デート中絡んでやろうかな』


聖川が

『だから素直になれよ!』


俺は

『あーうっせー、もう着くぞ

多分あそこの接骨院』


車を裏に停めて、接骨院の扉を開けた


明るい声で

『こんにちはー』と受付の人がいる

普通の病院だった


俺は

『優次さん達に診せに来いっていわれて』


『ちょっと待ってね』と裏へ行った


聖川が『今日先輩いるのかな?』

俺は『多分な、想像より綺麗な病院だな』

聖川は『失礼な事言うな』


と話していると


鷹村さんが『おー、いい時間に来たな』


乱丸さんが

『とりあえずレントゲン撮るから入って』


鷹村さんが

『連れも、もう昼休みで病院閉めるし、

誰も患者さんいねーから待ってな』


聖川があわてて

『昨日はお疲れ様でした、

帝南の聖川玄です』と挨拶をした


『おう、陸の相棒な』

『あっ、はい!』


会話を聞いていた俺は爆笑した


アッハッハッハ

俺は

『お前何だよそれ、クールな聖川さんが

あわててんじゃねーかよ』


聖川は

『バカお前、うるせー!』


鷹村さんが

『仲良いなお前ら、青春だなー』


優次さんが

『レントゲンだっつーの、

中に技師さんいるから入って』


と言われ、レントゲンを撮り終わり

診察を受けると

優次さん達が世話になったとゆう

ゴツい先生が待っていた


『お前が流の弟か、骨5本ヒビ入ってる

左肩、左腕、肋骨、右肩、鎖骨、

重症だから。ギブス巻くからな』


俺は

『ギブス巻かない方法は?』


『ない!!流も同じ事言ったなーバカタレ、

体大事にしろ、酒持って来いって伝えろ』


俺は『ありがとうございました』


と言い待合室に座った

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