「流星会VS鬼貴族」
それは圧倒的だった
強さに見とれる程
まさしく飲み込むように
兄貴は向かって来る攻撃を
避けて捌いてカウンターで
完璧に無傷だった
俺が掴みかけていた
後ろからの気配で、後ろにも攻撃をした
攻撃をしてはほぼ1発で
ここに当たれば立てない
とゆう場所に当て、薙ぎ倒して行った
誰かの後ろに相手が迫れば
走り飛んで鳩尾、脇腹、喉元、首と
気付くと俺の思い描く喧嘩だった
力也さんは豪快だった
あのパンチや蹴り、投げを
1発食らったら立てないだろう
どれも相手が吹っ飛ぶ力技だった
投げる時必ず敵に当たるようにして
2人を倒せるようにしていた
誰かの後ろに相手が迫れば
敵を投げ飛ばして攻撃するし
足を持って振り回して攻撃していた
暴れ馬の異名は伊達じゃない
忍さんもさすがだった
柔道全国トップクラスは伊達じゃない
忍さんにパンチを出せば
必ず掴んで投げられる
力也さんのように敵の場所へ
当然喧嘩屋でもあった
逃げて蹴りを出しても
蹴りを蹴りでカウンター
か掴んで関節技
後ろから掴もうとしても
簡単に関節技を決められる
何をやってもカウンター
手を出すのが嫌になるだろう
一馬が
『うおおすげえ…』
龍善も
『ああ、今までで一番だな…』
真人は
『バカ次元が違えよ…』
3人揃って
『流星会カッケー』
俺は
『何?さっきから俺を見て?』
龍善が
『いや、マジで』
俺は無視した
真人も
『頼むって』
俺は『ハーッ』とため息をつき
『俺は俺で一条兄弟の"弟だから"
とか思われねーように必死なんだよ』
龍善と真人はぐうの音も出なくなった
一馬が
『自分達で何とかしろって事だ、俺は
優次さんにボクシングの話もするよ』
俺は
『ああそれがいい、俺から兄貴に
言ってくれなんてお前達らしくねーだろ』
龍善が
『ああ、そうだな俺は"喧嘩屋の
拳"の人に色々聞きてーな』
一馬が
『お前あんなゴリゴリになんの?』
龍善が
『いや、いるだろ普通体型の人』
俺達は『はっはっは、そりゃそうだ』
俺たちは真人に
『お前は決まってるよな』
真人が
『ああ、薪ヶ丘の頭、忍さんだ』
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