「ガキなりの意地」
俺たちは神崎さんに
『アイツ等をありがとうございます』
と挨拶をし
真人と龍善は凄いヤンキーを見て
目を嬉しそうにキラキラさせている
俺は正直すげー人だらけで
感覚が鈍ってきて疲れてきた
そもそも自分でやり合いたいんだ
忍さんが俺に
『流星会の仲間に桜美乱の神崎さん、
ヤンキーが弔ってもらうには最高だな』
俺も
『確かに、自分の為に全国から
ここまでしてくれたら嬉しいですね』
忍さんは
『全ては流さんって人のカリスマ性だよ』
確かにヤンキーの弔いに限らず
親友や憧れの人が
集まってくれるのは嬉しいだろう
でも徹さんは戻って来ない
兄貴が
『じゃ徹に笑われねーように、そろそろ
格好つけるか、俺と忍と力也でやるぞ』
鷹村さんが
『警察来た時人数少ない方がいいって、
納得したけど、最後はやりたかったなー』
優次さんと乱丸さんも
『そりゃ俺たちもだ、でも学校も職場にも
迷惑かけんなって言われて納得しただろ』
と寂しそうに扉の前に戻って行った
神崎さんも扉の前に立った
俺は
『兄貴ー、俺たちにも1人ずつくれよ、
助けられましたじゃ情けねーから』
乱丸さんが
『へーさすが流さんの弟、
あのチビが成長したなー、
確かに間違ってねーな、見せてもらうか』
優次さんも
『ああ、俺達の弟分だ楽しみだ』
鷹村さんは
『梁山以外で初の三鬼龍だろ、いいじゃん』
兄貴は
『負けたら笑いもんだぞ?』
俺は
『ああ、兄貴以外負けた事ねーんだ』
兄貴は
『好きにしろ、忍、力也、高山兄は
残して潰すぞ!!』
『おう!!』『はい!!』
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