「犯人」
俺たちは飯を食べ終わり
飲み物を飲んで時間を潰した
俺は
『なぁ、もし鬼貴族だったとして
頭のとこまで行って突っ込むよな?』
真人が
『そりゃ行くだろ』
一馬は
『いつもの奴らは下っ端だと思うぞ、
上からの集金で金を作るのに必死なんだろ』
龍善も
『ああ、愚連隊みたいな集まりの
頭がいるはずだ』
俺は
『逃げ回って集まったヤツらだ、万が一にも
逃したらチャンスはもうないかもしれねー』
真人が
『でも先輩の手も』
俺が
『ああ借りたくねーな
出来れば数人ずつ確実に潰していきてーな』
龍善が
『相手は得体が知れねーけど、
チャンスは1度しかねー』
俺も
『何か作戦は?武器もねーぞ』
一馬は
『ねーな、やっぱなるべく数を削るしか』
俺は
『出たとこ勝負だな、"最悪"でも捕まえる』
皆んな分かっただろう、
"最悪でも"は、ズタボロか1人になってもだ
真人が
『この作戦メンバーのチーム名作ろうぜ』
一馬が
『出たよ、本当そうゆうの好きな』
真人は
『団結力を高めるためにだ』
俺は
『1つしかねーじゃん、四鬼龍』
『四鬼龍かー』『三鬼龍+鬼神』
『龍神、風神、雷神、鬼神、あっいいな』
『おー、決まり!そうゆうセンスあるよなー』
『実際なくてもそれもいいべ四鬼龍』
そんな事を話していると
一馬が
『アイツらだ!!』
『気合い入れてけよ!!』
『上等だよ!!』
階段を降りて走って行った
パンチパーマと坊主頭が
『お前等またこの辺きたのかガキ』
『通行料と慰謝料持って来たのか?』
一馬が
『俺たち仲間がいないのけもんなんだわ』
『あー?知るか金出せよ、やっちまうぞ』
『まぁ待てよ、喧嘩じゃなくて和解だ』
『何でガキと和解しなきゃなんねーんだ』
『俺たちを仲間にすれば戦力になるぞ』
『こっちは殴られてんだよ』
『それは後で筋を通すからよ』
『テメーら仲間にするメリットは?』
『俺たちが代わりに集金してやる』
鬼貴族の表情が変わっていくのが分かった
『お前等地元は?』
『遠い、横浜の北部だ、ジャニーKに来た』
『向こうにも店あんだろ?』
『地元にいずらくてな、あんた達地元は?』
『バラバラだ、族を破門になったり、
無茶して仲間がいねーからこの辺にいる』
『俺たちと同じだな、今揉めてるヤツ等は
いるのか?俺たちに任せろよ』
俺たちは何気なく聞いたがひどく緊張した
『ああ、強えぇ2人組がいたけどよ、
結局最後は俺たちの勝ちだ』
『どうゆう事よ?リベンジか?』
『真っ向勝負だけが喧嘩じゃねーんだよ、
単車に細工をすりゃバレずに1発だ』
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