「潜入作戦2」
俺たち4人は珍しいメンバーで
電車に揺られ、この地に降りた
俺は
『とりあえず普通に一馬の
白ランとボンタン取りに行くべ』
真人が
『はぁ?白ランにしたの?』
龍善に
『先取りされたな、オシャレ君』
俺も
『ヤン服は何でもお前が1番じゃねーよ』
真人が
『じゃ俺は赤でいいわ』
一馬に
『赤は龍善だよ』
俺も
『ピンクもダメだよ』
龍善が
『残念だな、黄色か緑色マンだな』
真人が
『お前達って本当ずり〜よな』
俺が
『あっ!光沢ある紫いいじゃん特注で』
龍善と一馬も、『おー真人っぽい』
真人が『いや、青ってゆうのも』
3人で『ダメだよ』
真人が
『ふざけんな、なんだダメって本当お前等』
龍善が
『ジャニーK着いたぞ、また
おまけもらってくか』
俺が
『オッチャン来たぞー』と言うと
『あいよー、えーっとこれね確認してねー』
真人が
『やっぱカッケー白ラン、雷神渋いなー』
龍善も
『あっ俺の風神と対にしてくれたじゃん』
一馬が
『気に入ったよ、ありがとう』
『おまけ持ってきな』
と言ってくれて選びながら俺はさりげなく
『この下とか駅前よく溜まってる
人達オッチャン知り合いー?』
『ん?ああ確か鬼貴族の子かな?』
『そうそう、仲間になりたいんだよねー』
『今は珍しいドガジャンとか
作業着に刺繍だから覚えてるよ』
『そっかあ、なんで特攻服じゃないの?』
『よく分からないけどね、地元じゃないって
仕事で来てる仲間みたいだねー』
『ありがとう、また来るからさ』
『はいはい、ありがとねー』
階段を降りて行くと
龍善が
『陸、お前すげーな、さりげねーわ』
一馬も
『いい事聞けたな、今日は土曜日だ
日曜日以外は現場仕事ならこの辺だ』
真人が
『特攻服作れなくて、仕事仲間とだけ
つるむって事ははぐれ者の集まりかもな』
俺は
『とりあえず溜まれそうで、
ここが見える店で時間潰すぞ』
一馬が
『いつも何時に絡まれてた?』
龍善が
『15時か16時だな』
俺は
『16時過ぎまで現れなかったら、
この辺片っ端からボコって居場所聞くぞ』
近付いて来たぞクソやろー
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