「潜入」

電話をして薪ヶ丘の前で

待ち合わせをした


俺は『またこのメンバーだよ何時間ぶりだ』

一馬も

『まあムダでもやれる事あるのはいいな』


真人が『お前達だけで色々とよー』

龍善も『本当だよ、呼べよ』


俺は

『バカ、兄貴に頼んだし

何人も呼べる空気じゃなかったんだよ』


一馬も『お前等いても無言だぞ』

一馬が

『お前等さ忍さん達がもめてたとか

聞かねーか?特に真人地元じゃん』

真人が

『流星会の時は手を出せねーし、

その後だろ?鬼貴族とかゆうのかな』


俺たち3人は息を飲んだ

『聞かせてくれ』


真人は?マークだったろうが続けた


『1年前くらい前かな、徹さんの先輩の

給料が引ったくりにあって、その時に

大怪我もさせられて、やり返したって』


『それで終わらなかったの?』


『強すぎるからな、顔見れば挨拶するけど、

イタズラとか、色々嫌がらせがあるってよ』


一馬が『相手の溜まり場とかは?』


真人が『駅前とファミレスしか分かんねー』


龍善が

『まだ分かんねーけど、わりと近いしな、

ガキでもやる事はやる価値はあるよな』

俺も

『アイツらならやりかねねーしな』


真人が『お前達何言ってんだよ?』


俺たちは今まで絡まれた事などを

真人に説明をした


真人が『マジかよ、行くしかねーだろ!!』


一馬が

『お前達切れやすい組は下がってろよ?

それか待ってろ』


龍善が

『はあ?じゃあ陸もだろ』


一馬は

『お前達はすぐテメーらがやったんだろ!!

とか言うだろ?聞ける事も聞き出せねー』

俺も

『話しは任せろよ、俺も今回は何よりも

違ったとしても本当の事を知りたい』


龍善と真人が

『分かったよ、これ報告しなくていいの?』

俺は

『俺たちはパシリじゃねーし、命令される

筋合いもねーよ、連絡は捕まえた後』


   よし、行くぞ

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