「幹部への道」

豊が

「いい加減森どうするか

決めねーとなー』


涼が

『あいつ、陸と龍善に

やられてんだろ?

こりねーなー、意味わかんねー』


俺は

『タバコに火をつけ、

俺でも下っ端には手を出さねーで

上をやって一気に上層部狙うな』


豊は

『もう光ちんにも喧嘩売るし

仲間にするかしないか、

それは決めようぜ、それによって

完璧に潰した方がいい、

光ちんどうよ?』


光ちんは

“ゔーん、とタバコに火をつけ

『陸と龍善に預けんのは

お前たち嫌なんだろ?』


龍善が

『あれ伸びしろあんのか?

ただ喧嘩売ってりゃ幹部じゃ

メンバーがつれーだろ』


俺は

『つーかアイツ

真人にビビってんじゃん、

薪ヶ丘にビビるヤツを

幹部にしてもな、

真人達に立ち向かう

とこからじゃね?』


龍善が

『あーそうしよう、

真人達には話通してよー

森に喧嘩売らせようぜ』


涼は

『あとメンバーで

幹部になりてーやつ集めて

勝ったやつ』


俺は涼に

『お前も加わって落ちろ』

『ふざけんな』

『ふざけてる』

俺は涼にちょっかいを出し

“ペチペチ"腕にデコピンした


光ちんは

『よし、じゃそれで

納得したら預けるからな』


と言い

俺と龍善は顔を合わせ

やべぇハズレ引いたと思った

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