その4
「お前達はまだ入団したばかりだからな、わからなくても無理もないさ。」
「知りたいな、あの人のこと。あのさ、全員で6人のフーズなのにどうして後一人いないんだって思っていたんだ。もしかして、あの人が最後の一人か?」
にいちゃんは頷いた
「彼はアレクサンダル。お前たちの中では一番の最年長にあたる。20歳を超えている。」
「わうっ!おっとなー!」
ドラゴス「俺、あの人尊敬しちゃいそうだよー。強そうだったし。」
「強いよ。めっちゃ。少なくとも、お前達全員を木っ端微塵に骨の一欠片すらも残らない程にはな。」
その瞬間、その場の雰囲気が凍りついた。
「彼はメンバーであるお前達を知れた。そのうち彼はまたここに顔を出すだろうよ。その時にまたよろしくすると良い。」
「うん!私、頑張るね!」
にいちゃん「スザナ、顔真っ赤だな。お前、もしかしてアイツに惚れたか」
スザナの顔はりんごみたいだ
「うん。惚れた。だってかっこよかったんだもん。」
「確かにかっこいいよな、顔は。うん。俳優も顔負けだよ。ま、女の子だねスザナは。」
「うん!早くお会いしたいなあ。」
「またな。」
トドル「あぁー、早く会いたい。俺もあの人と会って強くなりたい。」
「トドルも威勢が良いな。」
にいちゃん「おっと」
にいちゃんは機器を見る
「今度はハンガリーで事件だ。窃盗が発生した。」
スザナ「えっ?!ハンガリー?!そんな遠く」
ドラゴス「既に別国だろ!?」
「だからなんだってんだ?良いじゃないか。隣国の事件にも手をつけるんだ。俺たちの優秀さが広がる。そしたら俺たちの国も更に良さが広がる。」
スザナ「うむー。」
「行くぞ。乗り物に乗れ。ブダペスト内へ行くぞ。」
トドル「やっぱいくのか!」
「そうだぞっ」
みんなはまた乗り物にのり、ブダペストへ行く
そしてある店に着いた
にいちゃん「ここが、窃盗があった店だ。これからここを色々探るぞ。」
トドル「っし、やってやる。」
俺は色んな商品棚を探る。何も無い。というか、何を探しているんだ俺は。
そうだ、窃盗の証拠だった
探すが、何が何だか分からない
「えぇ?色々あるだろ。何が割れていたとか、変なところがあるだろう?」
「無いんだよ、それが。何も。」
「まさかまたアイツが、は、ないかな。」
「店の中は様々に商品が錯乱していたが、それ以上に何もない。窃盗の証拠という証拠はなかった。」
「おい店主、まさか窃盗あったというのは嘘じゃあないだろうな?」
そうにいちゃんは店主に問いただそうと声を出したが、、誰もいなかった
「あれ?」
首を傾げる
「何なんだよ全く。俺たちはどうしようもないな。帰るか。悪かったな。君たちを無駄な動きをさせて。」
みんなはまた乗り物にのり、ベオグラード内のみんなの施設へ帰る
するとそこには悪神様の様な雰囲気を纏った男の人がいた
アレクサンダルさんだ
今の彼の雰囲気で話しかけられる勇気のある男は誰一人もいないと言える
マジで地獄の王の様な感じの雰囲気だ
その前に太った男の人がいた
みんなは驚いた
アレク「あぁ お前達か。俺は少し前に戻ってきたところだ。」
にいちゃん「あ、あぁ。......あ!その人....。ハンガリーのあのお店の店主じゃないか!」
アレク「そうだ。今、この男をどうかしているところだ。この男は窃盗があったと嘘をついたんだ。それは何もない日常に活を入れて自分の店を有名にするための遊びだ。」
「そ、そうなのかアレク。」
「そうだ。とんだ奴だ。俺はこれからこの男をどうにかしてくる。またな。」
「あぁ、またな。」
そうしてアレクさんは男を抱えて何処かへ飛んだ
飛んだ........
アレクさん魔法使いか?
「お前達もそろそろ帰れ。今日は疲れたろう。ゆっくり休め。」
「またね。にいちゃん。」
「あぁ。またな。」
みんなは帰る
にしても、ああいう人がうちのメンバーだなんてやばいよな.....
トドルは心に思った
――――――――――――――――――――
謎の正義のための解決団体「フーズ」のメンバー紹介
トドル・イサコヴィッチ(赤ずきん)……男 12歳 15?cmくらいかな
ドラゴス・レギン(青ずきん)……男 15歳 170cm前後くらいかな
ガヴロ・リスティッチ(白ずきん)……男 9歳 かなり小さい
スザナ・ペトロヴィッチ(緑ずきん)……女 7歳 すごくちいさい
エリック・ホルヴァト(黄ずきん)……男 18歳 178cm辺り
アレクサンダル・ステヴァノヴィッチ(黒ずきん)……男 23歳 189.9cm有り確定。10代半ばから測っていない
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