第2話
中3の時に沖縄から大阪の中学に転校して来た。中2の時は沖縄の港のすぐ近くの6Fに住んでて、見晴らしもめっちゃ良くて、大きな船や橋や遠くの公園まで見渡せて、とても開放感あった。部屋で自分1人になったら、三面鏡を開いて はだかになって エッチな格好をしてた。可愛い下着も大好きだったから、中2の頃から、ちょこちょこ集めだして、自分で着けて、それを見たりしてた。
中3になっても、可愛い下着をめっちゃ集めてた。自分の勉強部屋のたんすの引出しの中に、いっぱい入れといた。中学で女の子の友達もできて、その子も可愛い下着とかを自分にプレゼントしてくれる。学校で、自分のかばんの中に、そっと入れておいてくれたりしてる。
自分の勉強部屋で、夜 その日の宿題も終わって ふとんに入って はだかになって 下着を着けたりしてたら 部屋に存在してるように感じる霊のようなものも 嬉しそうに眺めてくれてるように いつも感じるから 霊というのは もしかしたら ほんまに 昔の女流作家さんか何か そういうお方なのかもしれないなあと毎日思っている。
自分の勉強部屋で 絵を描いたりしてると、部屋にいてはる霊さんも嬉しそうやから 芸術系の方のよう。それだからなのかどうかはわからないけれど、高校に行っても美術好きで、美術部で絵を描いている。
中3で転校して来て暮らし始めた頃には騒がしかった 自分の勉強部屋の霊さんも 高校生になって高校で絵を描いたりしてるうちに、だんだんと霊さんの存在もあまり感じなくなってきて、そのうち 高校の何年生くらいなのかは はっきりとはわからないけど、自分の勉強部屋の中では 霊も存在してないようにさえ思えてきた。ただ家全体では ずっと守ってくれてはるようなのは感じている。家を色々巡回してはるような感じだ。日によって各部屋を順番に...でも自分の勉強部屋では 存在してないかのように思える。高校にもちゃんと合格して絵も描いてるし この子は これで良いと思ってくれてはるのかな~って。それとも高校に通いながら近くの伊勢寺で毎日実は会ってるのかな?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます